中途採用の成功ポイント|採用手法やおすすめエージェント12選を紹介
企業が自社の事業を持続し成長させるためには、優秀な人材の確保を欠かすことができません。しかし現代社会では、少子高齢化や働き改革もあり、労働人口の減少に歯止めがかかる気配すらない状態です。
このような状況下においては、かつてのように毎年のように新卒社員を採用して育て、退職するまで雇用するといった経営モデルは現実的ではなくなりました。
そして近年注目されているのが、すでに仕事の経験が豊富で、即戦力人材を獲得できる「中途採用」です。
中途採用とは、社会経験豊かで知識やスキルのある転職希望者を採用する方法で、企業にとって大きなメリットのある採用手法の1つとして注目されています。
そこで今回は、中途採用の成功ポイントや採用手法、おすすめエージェント12選について解説します。これから中途採用を導入しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
中途採用とは
中途採用とは、すでに就業経験のある人材を採用する手法です。
企業が中途人材を採用をする背景には、欠員がでた場合に少人数を採用するケースから、事業拡大による大規模な採用といったケースもあります。また対象となる人材も、即戦力となる実務経験者から、第二新卒と呼ばれる若手求職者まで幅が広いのも特徴です。
採用時期に関しても、通常の新年度からの採用ではなく、採用ニーズが発生するタイミングで通念を通して募集するのが一般的です。
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中途採用における4つの成功ポイント
以下では、中途採用を成功させるために必要な4つのポイントを解説します。中途採用の成功ポイントは、次の4つです。
- 選考は迅速に行う
- 内定辞退者を減らす
- クロージング面談を実施する
- 入社の時期や条件等を柔軟に対応する
それぞれ解説します。
1. 選考は迅速に行う
現代社会では人手不足が深刻となっており、どの業界でも採用活動が盛んに進められています。自社の選考スピードが遅いことが原因で、優秀な人材を他社に取られてしまうケースも少なくありません。
そのため採用活動は、できるだけ迅速に行うことが重要です。書類選考から面接の日程決め、面談から採用までの期間をできるだけ短縮し、企業が採用活動を積極的に進めることが大切です。
また求職者に対して、面接のフィードバックを行なったり、次の面接に関する情報を伝えたりるのもおすすめです。
2. 内定辞退者を減らす
せっかく採用コストをかけて応募してくれた人材に内定を出しても、内定を辞退されるケースがあります。このような内定辞退を減らす工夫も、採用活動を成功には必要です。
もし内定辞退者が増えることで、採用コストが無駄になるだけでなく、採用担当者の心理的ストレスに繋がるリスクもあります。
内定を辞退される原因のとしては、候補者が会社の良さを理解できていなかったり、選考の過程における対応に不満を感じていたりする可能性が挙げられます。そのため、採用情報や企業情報、選考の行い方などは定期的に見直し改善することが大切です。
また近年は、インターネット上の口コミやSNSなどで、マイナスなイメージを持たれる投稿があるだけで内定を辞退される原因となるため、予め対処しておくことも必要となります。
3. クロージング面談を実施する
クロージング面談とは、内定を通知した後に再度面談を行い、入社意思を固めてもらう方法です。クロージング面談を行うことで、内定辞退を防げる可能性が高くなります。
クロージング面談では、内定者が前職を退職した理由を聞くなどして、自社で同じ問題がないかを確認しましょう。なぜなら、対処できなければ、同じ理由で退職されるリスクがあるからです。
また、具体的に入社後の業務内容や給与、福利厚生、入社までのイベント等も伝えておきましょう。そして、ジョブディスクリプション(職務記述書)を渡す機会を作ることがおすすめです。
ジョブディスクリプションに関する具体的な書き方は以下で解説しているので是非ご覧ください。
4. 入社の時期や条件等を柔軟に対応する
中途採用は、新卒採用とは違い、決まった時期に一括採用しません。そのため、候補者一人ひとりの採用時期も異なるのが一般的です。
そのため求職者が前職の在職中に選考を受けるケースも多いため、自社が入社してほしい時期を伝えながらも、候補者の希望入社時期に極力合わせられるように配慮しましょう。ここで無理強いをしてしまうと、入社前に悪い印象を与えてしまうため、できるだけ入社時期以外の対応も柔軟に行うのがおすすめです。
また内定の連絡をしてから入社までに期間が開く場合は、自社のイベントやウェビナーに招待して、関係が途切れないようにすることも大切です。
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中途採用におすすめの採用方法
上記では、中途採用を成功させるためのポイントを解説してきました。ただ「企業がどのような人材をどれくらいの期間・費用で求めているか」によって取るべき採用方法が異なります。
そこで以下では、それぞれの採用方法にかかる工数や費用の特徴を解説します。
中途採用の採用手法と特徴を比較
以下の表は冒頭で紹介した中途採用の方法を工数・費用別に評価したものです。
それぞれのメリットとデメリットを再度確認して、どの方法が一番自社に適しているのか確認しましょう。
工数(◎かからない・△かかる) | 費用(◎安い・△高い) | |
人材紹介サービス | ◎ | △ |
求人サイト | △ | △ |
スカウトサービス | ◯ | △ |
SNS採用 | △ | ◎ |
転職フェア (転職イベント) | ◯ | ◯ |
リファラル採用 | ◯ | ◎ |
ヘッドハンティング | △ | ◯ |
オウンドメディア | △ | ◯ |
正社員ではなくフリーランス人材を活用する方法
低コストで優秀な人材を採用したい場合は「フリーランス人材」を活用するのがおすすめです。フリーランスとは特定の企業や組織に所属せず個人として活動する人材、個人事業主のことです。
このようなフリーランス人材に自社の必要な業務を外注することで、さまざまなメリットを享受できます。
下記の資料では、主な業務委託の手法である準委任契約における特徴やメリットなどを解説していますので、ぜひご参照ください。
▼以下では、準委任契約の特徴やメリットデメリット、活用するためのポイントまでを詳しく解説しています。ぜひ貴社の業務委託契約にお役立てください。
フリーランスを活用するメリット
フリーランスを活用するメリットには、主に次の3つがあります。
- さまざまなコストを削減できる
- 即戦力を採用できる
- フリーランス高いの技術やノウハウを蓄積できる
それぞれ解説します。
1. さまざまなコストを削減できる
まず最も大きいメリットとして、さまざまなコストを削減できることが挙げられます。例えば、本来企業が負担すべき社会保険料や福利厚生費などを支払う必要がありません。それ以外にも、定型的にかかる採用コストの削減にも繋がります。
またフリーランスは、経験豊富な人材が多いために教育費もほとんどかかりませんし、外注する際は交通費やオフィスなどの設備や備品にかかる費用も原則不要です。そのため、正社員と比べると、さまざまなコストを大きく削減できる可能性があります。
2. 即戦力を採用できる
即戦力での活躍が期待できるのもフリーランスの大きなメリットです。フリーランスには、高い専門性を武器として働いている人が多いため、自社の社員に業務のノウハウを提供してくれるケースもあります。
さらに、一般的な社員と比べて、採用から稼働までのスピードが早いのも魅力です。お互いの合意があれば、契約して即日稼働してもらうこともできます。
3. フリーランスの高い技術やノウハウを蓄積できる
フリーランスの高い技術やノウハウを蓄積できるのも、フリーランスを活用するメリットです。
そもそもフリーランスは「高い専門性を持ったスペシャリスト」が多いため、以下のような職種で大いに活躍しています。
- デザイナー
- エンジニア
- マーケター
- データサイエンティスト
- プロジェクトマネージャー
- コーポレート職(人事など)
たとえば、デジタル化の進展に伴ってデータサイエンティストの需要が高まっていることは明らかです。しかし、ゼロから人材やノウハウを獲得することは容易ではありません。
そこで社員ではなく、フリーランスのデータサイエンティストと契約することで、多額の費用をかけずとも社内に高いスキルやノウハウを蓄積させることができるのです。
企業が必要な人材を獲得したいときは、フリーランス人材が最も活躍してくれます。特に近年は働き方改革の影響もあり、土日などでも柔軟に対応してくれる副業人材も増えています。
このようなフリーランス人材や副業人材は、これからも需要が高まっていくでしょう。
▼以下では、Workshipを実際に導入した企業の事例と共にサービスの特徴やお役立ち機能も紹介しています。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
フリーランス専門エージェントおすすめ12選
以下では、おすすめのフリーランス専門の人材紹介サービス(エージェント)を紹介します。
1. Workship
Workshipは、Webライター/エンジニア/デザイナー/PMまで幅広い職種で、42,100人以上のフリーランス人材が在籍するフリーランス専門エージェントです。募集だけでなく企業側からスカウトできるため積極的な採用をしたい企業におすすめです。
また、フリーランスの実績や経験がわかりにくい採用課題をWorkship独自のアルゴリズムでスコアリングし、即戦力となるフリーランスを採用できます。
特徴・メリット |
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▼以下では、Workshipのサービス資料を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
2. Midworks
▲出典:Midworks
Midworksはフリーランス専門のエージェントです。エンジニア案件を多く取り扱っており、業界最安値のマージン率10〜15%で運営されています。
Midworksでは、フリーランスの勉強費用を月1万円まで負担してくれるサービスがあり、登録するフリーランスにとっては登録する魅力があるため、スキルアップを求めるフリーランスエンジニアが集まると考えられるかもしれません。
特徴・メリット |
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3. ポテパンフリーランス
▲出典:ポテパンフリーランス
ポテパンフリーランスはプログラミングスクール「ポテパンキャンプ」を運営する株式会社ポテパンが運営するフリーランス専門エージェントです。プログラミングスクールを傘下にもつエージェントだからこそ、フリーランスへの対応が厚く採用企業側の心配事が少ない点がメリットです。
メインはエンジニアやプログラマーといったIT人材ですが、PMやイラストレーターといった案件も幅広くあります。
特徴・メリット |
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4. レバテック
▲出典:レバテック
レバテックは、フリーランス専門エージェントの大手企業として、取引企業5,000以上、登録エンジニアやクリエイター数は20万人以上の規模となっています。
レバテックが紹介するフリーランス人材は「準委任契約」で働くスタッフで、成果物の納品を目的としない、業務を遂行するためのIT人材を求める方におすすめです。
特徴・メリット |
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5.テックビズフリーランス
▲出典:テックビズ
テックビズフリーランスは、取引先企業1,400社以上、4,000名を超えるエンジニアが登録している大手フリーランスエージェントサイトです。常時採用可能なエンジニアも300名以上おり、最短即日契約も可能です。
テックビズフリーランスでは、テックビズからの紹介意外に、企業からのスカウティングもできるため、能動的な採用活動を進めることもできます。
特徴・メリット |
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6.PE-BANK(ピーイー・バンク)
PE-BANK(ピーイー・バンク)は、マージンや手数料の公開など、透明性の高い契約が評判のフリーランスエージェントです。
東京・大阪以外のエリアの案件が多いため、地方都市の企業にもおすすめできます。
特徴・メリット |
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7.ギークスジョブ(geechs job)
大手企業案件が多いギークスジョブ(geechs job)は、年間契約数1万件以上とITエンジニアの利用実績も豊富。
早く自分の希望条件に合う案件・求人の紹介を受けたいフリーランスのITエンジニアやWEBデザイナーにおすすめのエージェントサービスです。
特徴・メリット |
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8.テクフリ
▲出典:テクフリ
フリーランスエンジニア向けの案件・求人サイトのテクフリ(テックキャリアフリーランス)は、案件・求人情報が常時1万件以上のおすすめフリーランスエージェント。
主な対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉で、東京周辺でフリーランスのITエンジニアを探す際におすすめのフリーランスエージェントです。
特徴・メリット |
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9.HiPro Tech
▲出典:HiPro Tech
HiPro Tech(ハイプロテック・旧i-common techサービス)は、エンジニアやITコンサルタントに特化したフリーランスエージェント。
運営会社は東証プライム上場企業のパーソルキャリア株式会社で、転職サイトのdodaやハイクラス転職エージェントのdoda Xを運営しています。
特徴・メリット |
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10.ランサーズエージェント
▲出典:ランサーズエージェント
クラウドソーシングサービスで有名なランサーズ株式会社のグループ会社が運営するランサーズエージェント。
ランサーズの運営だけに他のフリーランスエージェントと比較して登録者数が多いのが特徴です。
特徴・メリット |
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11.ITプロパートナーズ
▲出典:ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、フリーランスのITエンジニアやWEBデザイナーを探す際におすすめのサービスです。
特徴・メリット |
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12.クラウドテック
▲出典:クラウドテック
クラウドテックは、ウドソーシングサービスで有名な株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスエージェント。
リモートワークや週3日・4日稼働の案件を探す際にもおすすめのサービスで、業界最大級のリモートワーク案件が特徴のフリーランスエージェントです。
特徴・メリット |
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フリーランス専門エージェントのメリット
それでは、専門エージェントの利用にはどういったメリットがあるのでしょうか。以下で確認しましょう。
専門エージェントを利用するメリットには、おもに次の4つがあります。
- 即戦力となるフリーランス人材を採用できる
- より専門性の高い人材を採用できる
- 人材のプロのサポートを受けられる
- 採用工数を削減できる
それぞれ解説します。
即戦力となるフリーランス人材を採用できる
フリーランスで活躍する人材は、即戦力となるスキルをもつ方が多いため、自社にとって必要なリソースを獲得可能です。
とくに、フリーランス専門のエージェントでは、対象となる企業に必要なリソースを選んでマッチングしてくれるため、ミスマッチのリスクを軽減できます。
より専門性の高い人材を採用できる
総合型エージェントよりも、その業界や職種に特化した人材の採用が期待できます。エージェントは人材分野のプロですので、安心して依頼できるでしょう。
人材のプロのサポートを受けられる
たとえばエンジニアに特化したエージェントの場合、長年積み重ねたノウハウがあります。エンジニアを採用する際のポイントや評価基準などについて、人材のプロの手厚いサポートを受けられます。
採用工数を削減できる
これはエージェント全般にいえることですが、イチから自社で採用するよりも手間を省けます。さらに専門エージェントの場合には、信頼度の高さから最後の選考以外すべて任せることも期待できるでしょう。その分、社内のリソースをコア業務に集中でき、業績アップに繋げることも可能です。
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フリーランス専門エージェントのデメリット
では反対に、デメリットを見てましょう。デメリットは次の2つです。
- 候補者が少ない
- ジェネラリストの採用が難しい
それぞれ解説します。
候補者が少ない
総合型と比べると、やはり特定の職種や業界に絞っていますので、候補者は少なくなります。多くの候補の中からじっくり選びたいという場合には、あまり向いていないかもしれません。
ジェネラリストの採用が難しい
専門性が高いということの裏返しとして、マルチな仕事をこなせる人は少ない可能性があります。特定の仕事だけでなく自社事業の管理も任せたいという場合などは、専門エージェントだけでなく、別の評価軸を持つ必要があるでしょう。
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