朝日新聞社のメディア運営事業のひとつとして、自社メディア『moovoo』を2016年に立ち上げ、運営。「半歩未来のライフスタイル」を感じさせる様々なグッズを紹介するコンテンツを発信しています。2017年に事業化し、現在は多数の企業とタイアップ。事業拡大に向けて、Workshipを通してフリーランスを活用を進めています。今回は『moovoo』の編集長としてチームを率いる大内さんにお話を伺いました。
少数精鋭でオウンドメディア運営事業を展開。さらなるグロースのために、SEO対策とコンテンツ制作の体制強化を
ーー 事業内容についてお聞きしてもよろしいでしょうか
メディア運営事業を展開しており、現在は「半歩未来のライフスタイル」をテーマに『moovoo』を運営しています。20代〜30代の男性を対象に、PCやスマホ周りのガジェットやグッズ、家電などを紹介するコンテンツを制作。公開先は『moovoo』のWebサイトとfacebookです。
サイトではグッズの紹介や解説、レビュー記事、facebookでは少しエッジの効いた物について紹介しています。たとえば皮膚に貼り付けるモニターや、変形する自転車といった物です。「こういうのあったら面白いよね」とか「社会が良くなるよね」という視点でセレクトして読者に伝えています。
主な収益源は、タイアップ時にいただく広告料です。メーカーだけでなく、時には金融業界の企業とタイアップし、動画コンテンツでクライアントの商品の認知拡大をサポートしています。
ーー どのようなメンバー構成で運営されていますか？
メンバーは全員で5名です。正社員の編集者と営業担当者がそれぞれ2人ずつ。あとは、SEO対策を本格的にはじめた昨夏から、フリーランスの編集者1名に『moovoo』のSEOをお願いしています。
取材から編集、SEOまでひと通り理解した編集者を採用するためにフリーランスの人材を探しはじめた
ーー どのような課題がありましたか？
SEO対策の本格化と、コンテンツの制作体制が課題でした。昨夏から様々な人材サービスを使ってライターを集め、先に触れたフリーランスの方と私とが、編集者としてそれぞれ動いてきました。
また、同時期にこれまでとは質の異なるコンテンツ制作をはじめました。たとえば自分たちで検証・レビューをする様子を撮影したり、専門家から使い方や知識、開発経緯を取材した記事などです。
メディアが成長し、ライターが増えるに伴ってだんだん記事本数、コンテンツの種類も増えてきたので、コンテンツ制作体制の強化へ動きはじめました。そのためSEOだけでなく取材やライティングを理解している編集者がさらに必要だったんです。
ーー 実際にフリーランスに発注したことはありますか？
いくつかのサービスを利用して、何名か仕事を依頼したことがあります。ただ、フリーランスのユーザーはたくさんいても、正直なところマッチする方と出会いづらいものも多くて......。それなりに良い方は集まったとしても、残念ながら単価感が合わずにお断りすることもありました。また、サービスによっては掲載している企業が相当多く、非常に人材獲得の競争率も高いと感じていましたね。
「質」「数」「単価」。Workshipはその要件を満たしてくれた
ーー Workshipをご活用される前に期待していたことは何ですか？
3つ挙げるとすれば「質」「数」「単価」です。ちょっと贅沢な考えかなとも思うのですが、ある程度単価を絞った中で良い方に数多く出会えることを期待していましたね。なかでもやはり「良い編集者の方に出会いたい」というのが前提としてあって。
Workshipにはハイスキルのフリーランスがたくさん登録していると聞いていたので、「取材・ライティング・編集ができ、SEOに精通した人材が見つかるのでは」と思い、利用し始めました。
ーー 実際にご活用されてみていかがでしたか？
たくさんのフリーランスや複業の方と出会えたことにとても満足しています。出会いの機会が予想以上にたくさんあり、驚きました。多くの編集者やライターとやりとりし、面談。最終的には3人発注しました。これは当初の想定を上回る数字で、質も申し分なく、それでいて単価も抑えられています。
一般的にそのような人材に発注しようと思うと、「質」・「数」・「単価」のどれかをとれば、他は諦めなければいけないことも多い。そう思っていただけに、Workshipで全ての要件を満たす人材を採用できたのはとても嬉しいですね。
これからも優秀な編集者・ライターに出会いたい
ーー 今後のWorkshipに期待していることは何かありますか？
このままフリーランスの登録者数がさらに増え、より多くのハイスキルなフリーランスと出会えること。私としては、特に編集者とライターがこれからさらに集まってくれるといいなと思います。
実際、フリーランスの登録者数が順調に増えているとお聞きしました。今後もWorkshipを通して発注していければと考えていますね。これから『moovoo』もさらに成長していくつもりですので、引き続きWorkshipの活用を進めて、一緒に働ける方と出会えることを期待しています。