株式会社エムケイプロジェクトは、クリニックの支援事業やドクターズコスメ事業に取り組んでおり、2022年から新規で飲食事業を開始しました。そしてこの飲食事業の立ち上げが、会社として初めての業務委託人材の採用に繋がったとのこと。
今回は、広報部兼クリニックサポート部部長の田畑さんと、クリニックサポート部の田口さんに、Workship導入の経緯や、初めての業務委託契約の効果などについてお話を伺いました。
この記事の要点
- ノウハウがないからこそ、即戦力になる人材がマッチした
- 最も重要な選考基準はスキルではなく人柄
- Workshipなら1ヶ月以内での契約が可能
業務委託の尽力が新規事業の立ち上げを支えた
ーーまず、貴社の事業内容についてお伺いさせてください。
田畑:現在は大きく分けて3つの事業を行っています。1つは、クリニックの支援事業です。美容皮膚科や植毛を専門とする美容外科など、複数のクリニックに対して、開業支援やコンサルティングを行なっています。
2つ目は、ドクターズコスメ事業です。自社で『agora』というドクターズコスメの開発から製造、ECサイトの販売までを一貫して行なっています。
agora:https://f-drcosme.com/
そして今年(2022年)から新しい事業として立ち上げたのが飲食事業です。兵庫県宝塚市に『宝塚パンドン(PandN)』というベーカリーをオープンし、店内で作ったパンの販売を行っています。
PandN:https://pandn.co.jp/
ーー医療や美容に関わる事業から飲食事業まで、幅広く取り組まれているんですね。
田畑:そうですね。ベーカリーに関しては、以前から長期的な計画を立てていたというわけではなく、偶然良いご縁がきっかけになり開業することになりました。
そういった背景があり、事業立ち上げの話が出てからお店のオープンまで、かなりのスピード感で決まりました。
ーーそうなると事業立ち上げの準備も大変だったのではないでしょうか?
田畑:ベーカリーのオープン日程が早い段階で決定していたので、それに合わせてタイトなスケジュールで進めなければいけない状況でしたね。今回のベーカリーの立ち上げは、Workshipから契約した業務委託の方々の尽力もあり、無事に開業まで漕ぎ着けることができました。
ーー具体的にどういった業務を業務委託のメンバーに依頼されましたか?
この事業に関しては、ベーカリーの公式サイトの作成ですね。これまで、Web制作の分野に関してはすべて制作会社へ外注をしていたので、業務委託の方々に依頼をするのは初めてでしたが、期待以上のものを期日までに作成していただけました。
現在は、クリニック支援事業に関するサイトの更新業務など、幅広く担当していただいています。
ノウハウがないなら正社員より業務委託が最適
ーー業務委託との契約は今回が初めてとのことでしたが、外注から業務委託へと切り替えた理由を教えてください。
田畑:作成に必要な連絡のやり取りを減らして、スケジュールとのズレを減らしていきたかったからです。
以前から何度か外注ではなく内製化したいという話は出ていたんですが、今回のベーカリー事業の立ち上げについては、特にスケジュールを守らなければいけない状況でした。そのため、これを機に業務委託で対応できる人材を採用し、外注から内製化に切り替えることになりました。
そしてWorkshipに依頼し、現在もご協力いただいている3名のメンバーと契約いたしました。
ーー内製化のために、正社員を雇用するという選択肢もあったかと思いますが、業務委託を選んだ理由を教えてください。
田畑:社内に、業務に関するノウハウが一切なかったからですね。最初は正社員を雇用しようと思っていたんですが、仮に正社員で人材を雇ったとしても社内で教育できない状況でした。
そのため、まずは豊富な経験やスキルがある人材を業務委託として契約し、業務をお願いすることになりました。
また今回、業務委託契約を結んだ方には、今後採用する正社員の教育もお願いする予定です。近いうちに正社員も雇用し、業務委託の方々に教育していただきながら、ノウハウを社内に蓄積していきたいと考えています。
ーー業務委託の採用に対して、不安や懸念はありましたか?
田口:もちろん初めてのことだったので不安はありました。弊社には知識も経験もなかったので、その方がおっしゃってることや、やっていただいたことが正しいのかを判断することすらできない状況でした。そのため、合わなければまた違う方法を考えようと、最初は1ヶ月間、その後は3ヶ月ごとに更新していく形で契約を結んでいただきました。
結果的にこの不安は完全に杞憂でした。3名の方と契約を結んだのですが、皆さんに素晴らしい結果を出していただきました。
ーー業務委託メンバーとは、どのようにコミュニケーションをとっていますか?
田口:基本的にはチャットで、必要に応じてオンラインミーティングを実施するような形です。
業務委託の方々は、月に1度の出社日以外はリモートで業務を行っていただいています。弊社はリモートワークを取り入れていなかったので、その点に関しても不安があったのですが、先方からこまめに連絡をしていただいており、問題なく業務を進められています。
Workshipなら時間がない中でも迅速に人材確保ができる
ーー数あるサービスの中からWorkshipを選んでいただいた理由を教えてください。
田口:少しでも早く人材を確保したかったからです。内製化について悩んでいたタイミングで、別の事業で関わっている企業の担当者から、Workshipを教えていただいて。まずはお話を聞いてみようと思い連絡しました。
最初の打ち合わせのあと、すぐにWorkshipに登録されているユーザーの中から、該当する方との面談を設定していただけたのは、とても助かりました。打ち合わせから3週間程度で1人目の方と契約できました。
ーー採用基準としては、どういった点を重視されていましたか?
田畑:とにかく人柄重視ですね。専門的な内容についてはこちら側が判断できない状況だったので、人柄や考えを第一に考えました。10名近くの方と面談を行い、特に弊社にマッチしそうな方と契約いたしました。
ーーWorkshipをご利用いただいて、貴社の課題は解決できましたか?
田口:もともとの課題は完璧に解消できました。依頼した内容を期日までに仕上げてくれるだけじゃなく、プラスαで動いていただけています。
たとえば、エンジニアとして契約したけれど、Webマーケティングも得意で、そちらの観点からもサポートしてくださっている方もいます。弊社の状況を見たうえで自発的に行動や提案をしていただいており、とても助かっています。
まだ社内で人材が不足しているポジションもあるので、今後も会社の状況に合わせて、追加の人材採用も計画しています。