インベストデザイン株式会社は、2016年に創業した金融ベンチャー企業。「企業成長に必要なインフラへ」をビジョンに掲げ、決済・与信・投資の3つのドメインにおいてサービス展開をし、クライント企業の成長をサポートしています。
同社は今後業務を遂行するにあたって社内リソースだけでは足りないと考え、外部人材の力を借りることに。これまでWorkshipを通して、フロントエンドエンジニア3名、バックエンドエンジニア1名を採用しました。
今回は、同社のプロジェクトマネージャーで、外部人材の採用業務全般に携わっている井村さんに、Workshipで外部人材を採用しようと思った理由や実際に利用してみて感じたこと、採用した人材のパフォーマンスなどについて聞きました。
この記事の要点
- 技術だけでなく提案力も兼ね備えた人材を採用
- 定期的なミーティングでコミュニケーションを促進
- 開発スピードが向上し、業務幅も拡大
報酬の受取日が毎月選べる、日本初のフィンテックサービス「Lag Less(ラグレス)」
ーーあらためて御社の事業内容を教えてください。
当社では、支払サイトの自由化を実現した業界初のフィンテックサービス「ラグレス」を展開しています。
法人間の取引では、発注側から受注側への報酬の支払いに長いタイムラグが発生することがあります。代表の高田は建築業界のコンサルティングに従事していた頃、資金繰りに苦労している企業様をたくさん見てきて、この課題をなんとかしたいと考え、「早払い」「通常払い」「遅払い」から支払いサイトを選べるサービスをつくりました。
技術力が見えづらいエンジニアの正社員採用はコストがかかる上にリスクも伴う
ーーWorkshipを活用して外部人材を採用しようと思ったのはなぜですか?
これまで当社では、業務効率化や外部から依頼されたシステムの開発など、社内エンジニアのリソースでまかなえる範囲のことをやってきました。しかし、今回システムを自社で一から開発することになり、業務量が急増することを見込んで外部人材の力を借りようと思いました。
もともと正社員の採用を考えていたのですが、エンジニアの技術力は見えづらいため、コストがかかる上にリスクも伴います。その点、Workshipは一緒に働きながら技術力を見極められ、双方が良ければ契約を継続することもできるので魅力を感じました。
ーー実際にWorkshipを利用してみた印象はいかがでしたか?
優秀な人材が集まっていると感じましたね。他の媒体でも募集をかけていたことがあるのですが、応募はたくさんあったものの、即戦力となるような方には出会えませんでした。一方、Workshipは経験値が高い方ばかりで、どうやって人材集めをしているのか気になったくらいです。
ーー外部人材を採用する上で重視していることはありますか?
仕事に対する姿勢です。それを見極めるために、面談では必ず「なぜ当社に応募したのか」を聞いています。やはりどこでもいいという方より、何か目的や目標があって、当社がそれにマッチするから応募したという方のほうが、仕事に前向きに取り組んでいただけますね。
大人数のマネジメントに戸惑い。活用ツールの精査、定期ミーティングで課題解決
ーー外部人材とのコミュニケーションの取り方で工夫していることがあれば教えてください。
週1回、オンラインで任意参加の全体ミーティングを実施し、その週に行ったことの報告と、翌週行うことの共有をしています。以前はやっていなかったのですが、定期的に顔を合わせるようになって、距離が縮まったような気がしますね。「相談したいことがあるので、このあと少しお時間いただけますか?」といった気軽なコンタクトも取れるようになりました。
ーー外部人材と一緒に働くにあたって難しいことはありますか?
これまで大人数でプロジェクトを進めた経験がなかったので、はじめは各々が何をしているのかを把握するのが大変でした。皆さんにご相談させていただき、試行錯誤した結果、今は普段のやりとりはSlack、タスク管理はTrello、プロジェクト全体の管理はスプレッドシートで行っています。
依頼した業務に加えて提案や問題提起まで。当社にとって大きな戦力となっている
ーー実際に外部人材に発注してみて、スキルやパフォーマンスはいかがでしたか?
期待以上のパフォーマンスに満足しています。技術面のすばらしさはもちろんですが、皆さん積極的に提案や問題提起をしてくださるので、ありがたいですね。
実は先ほどのタスク管理の方法もご提案いただいたものなんです。以前はスプレッドシートを採用していたのですが、使い勝手はいいものの、進捗状況がわかりづらいという問題があって。Trelloに変えたことで、変更の内容や経緯を一目で把握できるようになりました。
また、ご依頼している業務以外のことで質問しても丁寧に回答してくださるので非常に助かっています。先日も仕様の変更を検討していたため、今まで携わったサービスのなかに似ているものがあったかを聞いたところ、さまざまな助言をいただけて、大変参考になりました。
ーーWorkshipで人材を採用して解決したこと、実現したことはありますか?
開発スピードが格段に上がりましたね。また、今まではリソースが限られていたため、できないことも多かったのですが、外部人材を採用したことでその垣根がなくなり、自分たちの理想が実現できるようになって、サービスの今後の展望も見えてきました。
ーーWorkshipをご利用いただいて感じた良い点を教えてください。
優秀な人材を早く採用できたことです。すぐにでも人手がほしい状況だったので、募集から契約まで1週間ほどとかなりスピーディーに進められて助かりました。
Workshipはフリーランスが自分らしく活躍できる場を提供するプラットフォーム
ーーこれからWorkshipをどのように活用していきたいですか?
これまでと同じように、業務を遂行する上で人手が不足していると判断したときに活用させていただきたいです。また、今後はエンジニアだけでなく、UIデザイナーなど他の職種も必要に応じて募集したいと考えています。
ーー今後、Workshipに期待することはありますか?
良いサービスだからこそ、これだけたくさんの人が集まってきていると思うので、これからも技術や経験を活かして働きたいというフリーランスや副業人材が自分らしく活躍できる場を提供するプラットフォームであり続けてほしいですね。