効果的な中途採用方法12選と採用を成功させるノウハウを徹底解説
国内企業の人材不足が顕著となっているいま、事業の成功と会社の発展のために、中途採用が活発化しています。
中途採用は、企業にとって重要な人材確保の手段です。しかし、中途採用にはさまざまな課題があります。応募者の質や量が不足している、採用コストが高い、採用後の定着率が低いなど、中途採用を成功させるためには多くの工夫が必要です。
また、中途採用については、どの企業も「既存の採用手法が正しいのか不安」「自社に合う採用手法がわからない」といったお悩みを抱える方が少なくありません。
そこで今回は、効果的な中途採用の方法12選と、中途採用を成功させるためのノウハウを徹底解説します。これから中途採用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
中途採用の現状|必要性と課題を解説
中途採用の難易度は、年々上昇しており、各業種において採用競合の増加も実感されているのが現状です。特に大企業では人材確保に苦戦している状況が見られます。
下記の表は厚生労働省職業安定局が発表した資料で、令和元年の入職者のうち、半数以上が転職者の中途採用であることがわかります。
中途採用の成功のためには、残業削減などの働き方改革やテレワークなどの働き方の柔軟性向上が重要な要素です。また、異業種・異職種人材の積極的な採用も採用力を高める戦略として注目されています。
中途採用の課題を解決するためには、社会環境や採用市場の変化に対応するだけでなく、自社内での採用プロセスや組織体制・ノウハウの見直しや改善も必要です。ターゲットとしている人材の希望や志向を把握し、自社の魅力を伝えることも重要です。
中途採用の必要性と課題
中途採用が必要な理由は、企業が人勢市場や社会の変化に素早く対応するために、即戦力となる人材を獲得する必要があるからです。
中途採用では、求める知識・スキルや経験年数などを提示することで、採用後の教育・育成コストや時間を削減できます。
また、労働者の働き方の変化により、転職へのハードルが下がり、優秀な人材が中途採用市場に多く現れるようになりました。これにより、自社にないノウハウや斬新な発想を取り入れることができます。
ただし、中途採用にはいくつかの課題があります。その1つ目は、人材が自社にマッチしない可能性があるという点です。中途採用の対象は、自己流の考え方や進め方を持っていることが多く、自社の価値観と合わない場合もあります。そのため、選考プロセスで人物像や志向性を見極めることが重要です。
また、中途採用ばかりで人材を確保していると、社内の平均年齢が高くなり、若年層の成長や昇進を妨げる可能性があります。そのため、仕事の振り分け方や評価制度を見直すことが必要です。
代表的な中途採用の方法12選とそれぞれの特徴を解説
以下では、中途採用におすすめの採用手法12選を紹介します。
1.オウンドメディアの採用サイト
オウンドメディア(自社のWebサイト)を活用した採用サイトでは、掲載内容や文字数に制限がなく、動画や画像による企業の詳しい紹介も可能です。
そのため、求人募集だけでなく、自社の社風や魅力などのさまざまな情報を求職者に提供できるのが特徴です。
また、オウンドメディアの採用サイトは、中途採用だけでなく新卒採用の募集にも効果的に活用できます。
オウンドメディアの採用サイトを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・オリジナルデザインで情報を提供できる(特徴的なHPは学生のなかで話題になることも) ・採用情報以外の有益な企業情報も提供できる ・既存のWebサイトがあれば低コストで運用できる | ・自社に興味がある人にしかサイトを見てもらえない(Webサイトを検索してもらう必要があるため) ・Webサイトへの流入が少ない場合には、応募者数が集まらい可能性がある |
2.転職サイト
転職サイトとは、多くの企業の求人情報を提供しているWebサイトです。
転職サイトでは、求人企業や求職者にさまざまな採用や転職に関する有益な情報を提供しています。
転職サイトを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・欲しい人材へのアプローチが可能 ・比較的安価な値段で採用できる ・潜在転職者層にもアプローチできる可能性がある | ・求人票の作成などにある程度の工数がかかる ・費用を払っても確実に集まるとは限らない(費用が無駄になる可能性がある) |
3.人材紹介会社
人材紹介とは、企業が求める人材を人材紹介会社に紹介してもらう採用手法で、近年急速に需要が高まっています。
企業に必要な人材をピンポイントで迅速に採用できるだけでなく、必要に応じた人材紹介会社のサポートを受けられるため、採用業務の負担を軽減可能です。
人材紹介会社を活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・求める能力のある質の高い人材を効率的に探すことが可能 ・採用できるまで費用がかからない | ・採用が成功した場合、他の採用方法に比べて費用が割高になる可能性がある ・自社に採用ノウハウが蓄積されない |
4.ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、求職者が個人の経歴やスキルを公開し、企業側が求職者個人に直接アプローチする採用手法です。
ダイレクトリクルーティングは、次に解説するスカウト採用の一種ですが、アプローチの対象が「求職者個人」であるのがポイントです。
ダイレクトリクルーティングは中途採用を中心とした採用手法ですが、近年の人手不足により、新卒採用でもダイレクトリクルーティングを利用する企業が増えています。
ダイレクトリクルーティングを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・自社のターゲットにあった人材を採用できる ・自社の採用力を高められる ・採用コストを抑えられる | ・比較的採用工数が増える可能性がある ・必ず採用できる確証がない |
5.スカウト採用
スカウト採用とは、リクルートサイトに登録している求職者に対して「スカウトメール」を送付する点においてはダイレクトリクルーティングと同じです。
ただし、スカウト採用ではスカウトメールを送付する求職者の対象が、自社の求人案件(職種や採用エリアなど)と転職サイトのデータベース上で大まかに適合する全ての求職者となります。したがって、スカウト採用ではスカウトする対象者が不特定多数の求職者となるため、書類審査や面接などの人数がダイレクトリクルーティングよりも増えるのが一般的です。
スカウト採用を活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・求職者の素質をある程度理解した上で接触できる ・魅力的な人材に出会える可能性が高い | ・人材を確実にとれるかが不明確 ・ほしい人材が自社の職種を望むか分からない |
6.ソーシャルリクルーティング
ソーシャルリクルーティングとは、各種SNSなどのソーシャルメディアや、オンラインコミュニティを活用して求職者へアプローチする採用手法の1つです。
ソーシャルリクルーティングは、従来の求人広告や採用活動に加えて、インターネット上のソーシャルメディアプラットフォーム(Facebook、LinkedIn、Twitter、Instagramなど)を活用して適切な候補者を見つけ出し、企業の求人情報やブランドメッセージを広めます。
ソーシャルリクルーティングを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・採用コストがほとんどかからない ・転職活動をおこなっていない潜在層へのアプローチも可能 | ・SNSを使っていない層に対してアプローチできない ・採用のツールとして使いこなすには、SNSの知識やテクニックが必要 |
7.リファラル採用
リファラル採用とは、自社の従業員に人材を紹介してもらう採用手法です。
企業の業種や文化をよく理解した従業員からの紹介であるため、企業にマッチした人材を採用でき、定着率が比較的高いのが特徴です。
リファラル採用を活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・人材マッチングと従業員エンゲージメントが向上する ・採用コストを削減できる ・転職潜在層(転職市場に出てこない人材)を採用できる | ・人間関係と人材配置に配慮が必要 ・社員の理解と認知が必要 ・自社の採用したいタイミングで採用できるとは限らない |
8.ヘッドハンティング
ヘッドハンティングとは、エグゼブティブサーチとも呼ばれ、外部から優秀な人材を獲得する採用手法です。
最近は役職者だけでなく、トップセールスマンや技術職などの一般社員もヘッドハンティングのターゲットとなっており、転職社の経歴を重視したヘッドハンティングサービスも登場しています。
ヘッドハンティングを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・転職市場に出ていない優秀な人材にアプローチできる ・他の手法では出会えないような優秀な人材の採用を期待できる | ・採用工数やリソースが必要 ・面談を重ねる必要がある(候補者の意識をそれまで興味のなかった職種へ向け、さらに当該企業へと向ける必要があるため) |
9.ハローワーク
ハローワークとは、各都道府県の労働局が運営する公共職業安定所のことです。
ハローワークが提供するサービスはさまざまですが、企業も求職者も無料で利用できるのが特徴です。
ハローワークを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・費用がかからない(無料) ・地域採用が向いている ・無料で採用の相談ができる | ・必要なスキルやキャリアをもった人材が集まりにくい ・掲載や選考など、各フローにおいて手続きの工数がかかる ・採用エリアが限定的 |
10.ターゲット広告
ターゲット広告とは、デジタルマーケティングの手法を用いた新しいターゲット集客の広告手法です。
就職や転職に関する広告を出し、Webサイトに訪れてくれた求職者に対して独自のルートで広告を配信することで、応募者を募る採用手法です。
ターゲット広告を活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・求人サイト以外のターゲットにコンタクトを取ることができる ・ターゲットの応募数を増やしやすい ・独自の採用ルートを構築できる ・ターゲットを絞ってアプローチすることができる | ・採用ターゲットのセグメントに正確性がない ・誘導先Webサイトのテコ入れが必要 ・採用工数やコストがかかる |
11.採用代行(採用アウトソーシング)
採用代行とは、企業の採用活動業務をアウトソーシングすることで、 RPOとも呼ばれています。
採用活動業務の一部を外部の専門業社に委託し、人事担当者の負担を減らしながら、効率良く優秀な人材を採用するのが目的です。
採用代行を活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・自社リソースをコア業務に集中できる ・採用のプロからノウハウを教えてもらえる ・採用進捗を可視化できる | ・母集団形成は別途費用をかけて実施する必要がある ・依頼する業者によって実績が異なるため、企業選定が重要となる |
12.採用ミートアップ
採用ミートアップとは、求職者に企業の魅力を社員が直接伝えることでファンとなってもらい、採用することを目的としたイベントです。
採用ミートアップでは、求職者が実際に社員と交流して企業の雰囲気を実感し、直接質問できるのが特徴です。
採用ミートアップを活用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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・社員との交流を通じて自社の社風を理解してもらえるえる ・自社のファンを増やせる | ・既存社員へ負担がかかる ・ターゲットと異なるコミュニティが集まる可能性がある |
採用課題別|おすすめの中途採用の手法3つ
1.採用コストを抑えたい場合
採用コストを抑えたい場合は、オウンドメディアの採用サイトやソーシャルリクルーティング、リファラル採用などがおすすめです。
これらの手法は、自社のWebサイトやSNS、従業員の人脈を活用して求職者にアプローチするため、掲載料や紹介料などがかかりません。
また、自社の魅力や社風を伝えやすいため、応募者の質も高くなる可能性があります。
2.採用スピードを上げたい場合
採用スピードを上げたい場合は、転職サイトや転職フェア、ダイレクトリクルーティングなどがおすすめです。
これらの手法は、転職に対して意欲的な顕在層にアクセスできるため、応募から採用までの期間を短縮できます。
また、直接会って話せる機会が多いため、動機付けや選考プロセスの効率化も期待できます。
3.採用難易度が高い職種や業種の場合
採用難易度が高い職種や業種の場合は、人材紹介会社やヘッドハンティングなどがおすすめです。
これらの手法は、求人媒体に登録していない優秀な人材にアプローチできるため、他社との競争に勝ちやすくなります。
また、人材紹介会社やヘッドハンターは、専門性の高い人材のニーズや市場動向に精通しているため、適切な人材を紹介してくれる可能性が高くなります。
中途採用を成功させる4つのノウハウと重要ポイント
ここでは、中途採用の中で優秀な人材や自社の求める人材を獲得するために気をつけることを解説していきます。
1. 迅速な選考を行う
同業界ではたくさんの企業が採用活動を進めています。選考スピードが原因で、採用したいと思っていた優秀な人材が他社に入社を決定してしまうことも。
そのため、なるべく迅速に面接日程を決めたり通過連絡を行ったりして採用活動を進めることが重要です。
また、面接のフィードバックや次の面接に関する情報を伝えるのもおすすめです。
2. 選考辞退や無断キャンセルを減らす
選考辞退や無断キャンセルを減らす工夫を行うのも採用活動を成功に導く1つの手段です。これは、選考辞退やキャンセルが増えると、採用コストが無駄になってしまう、採用担当者の心理的ストレスに繋がってしまうというリスクがあるためです。
選考辞退の原因のとして候補者が会社の良さを理解していない、選考過程の対応に不満を感じていることが挙げられます。そのため、採用情報や企業情報、選考の行い方等を見直す必要があります。
また、SNS上や検索候補欄に不評が記載されているだけでも選考辞退に陥る原因になるため、予め対処が必要です。
3. クロージング面談を実施する
クロージング面談とは、内定を通知した後に面談を行い、入社意思を固めてもらうことです。クロージング面談を行う理由として「内定辞退を防ぐ」ことが挙げられます。
クロージング面談では改めて内定者の前職の退職理由を聞くようにしましょう。自社で解決できる問題であれば、同じ理由で退職されるリスクはなくなります。
また、具体的な面談内容として入社後の具体的な業務内容や給与、福利厚生、入社までのイベント等を伝えるのがいいでしょう。そして、ジョブディスクリプション(職務記述書)を渡す機会を作ることがおすすめです。
ジョブディスクリプションに関する具体的な書き方は以下で解説しているので是非ご覧ください。
4. 入社に関しては柔軟な対応を
中途採用では、新卒採用とは違い決まった時期に一括で採用はしません。そのため、候補者1人1人選考時期が異なります。
候補者も在職中に選考を受けるため、自社が入社してほしい時期は伝えつつ候補者の希望入社時期に極力合わせるようにしましょう。ここで無理強いをしてしまうと、入社前に悪い印象を与えてしまうため、入社時期以外の対応もできるだけ柔軟に行いましょう。
また、内定の連絡をしてから入社までに期間が開く場合は自社のイベントやウェビナーに招待して、関係が途切れないように対応することが大事です。
中途採用における一般的な流れ
ここでは、中途採用における工程を解説していきます。中途採用を一回も行ったことがない採用担当者・人事の方はこちらを参考に採用活動を進めてください。
中途採用における一般的な流れとして、
採用計画立案→書類選考→面接・面談→内定連絡→入社
があります。
他にも適性検査やグループディスカッション(GD)といった工程もありますが、今回はオーソドックスな流れを解説し、それぞれどのようなことを行うのか見ていきましょう。
採用計画立案
中途採用では、まずはじめに採用計画を立案しましょう。中途採用をなぜ行うのか、背景はそれぞれ別ですが、目的に沿った採用活動を進めるようにしましょう。
たとえば、事業拡大にあたって経験豊富でスキルフルなエンジニアが必要となった場合はどのような採用媒体を利用すればいいのか戦略を練る必要があります。
また、中途採用では他社に属していた人材を採用するため、自社のカルチャーに合う人材を選定する必要があります。そのためにも、自社の求める人物像・スキルを明確化するようにしましょう。
書類選考〜面接・面談
書類選考
新卒では履歴書とエントリーシートを使用しますが、中途では履歴書と職務経歴書で書類選考を実施します。
クリエイティブ職の場合はポートフォリオを、エンジニア職の場合は過去の実績やスキルとするプログラミング言語を判断基準の1つとします。
面接・面談
面接・面談は1回で終わらせる企業もあれば、複数回(一般的には3回)行う企業もあります。回数に関しては採用計画立案時に定めた回数で行いましょう。
どのフェーズで力を入れるのか、採用担当者だけではなく、事業部長や役員が面接を行う場合もあるため、計画性のある選考を進めましょう。
最近では、Web試験を導入したり、AI面接を導入したりする企業も増えているため、選考の種類はさまざまです。
内定〜入社
自社の求める人材が見つかり、内定を出しても油断してはいけません。内定を出しても他の企業から内定を貰ったからと内定を辞退されるリスクがあるからです。
内定を出してから入社まで繋げるために、必要なことは「内定者フォロー」です。内定者フォローとは、座談会や社員イベントの機会を設けて、内定者の自社に対する思いを冷めさせないことです。
また、内定者が入社するまでに余裕を持った準備(席やパソコン、その他備品など)も進めましょう。
効率良く優秀な人材を採用するコツ
優秀な転職人材を効率よく採用するためには、以下のようなコツがあります。
転職人材を採用する業務内容を明確にする
転職人材の採用活動を開始する前に、人材採用する業務内容を明確にすることが大切です。
採用業務の内容が明確でなければ、せっかく採用した人材とのミスマッチが起きる可能性が高くなり、いくら優秀な人材を採用しても無駄になる可能性があるからです。
そこで、自社に必要な人材と業務を明確にするために、ジョブディスクリプションを作成しましょう。ジョブディスクリプションを作成することで、潜在的な自社に足りない人材を顕在化できるかもしれません。
▼以下では、必要な業務を明確にできる『ジョブディスクリプション作成ガイド』を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の業務にお役立てください。
ジョブディスクリプションの作成は、優秀な人材を採用する際の必須プロセスですので、ぜひご活用ください。
ターゲット層を明確にする
自社の採用目的に合った候補者を見つけるために、採用する転職人材の能力やスキルなどを明確にすることが重要です。
上記で紹介した「ジョブディスクリプション」を活用することで、必要な人材のターゲティングも可能ですので、ぜひご使用ください。
▼以下では、採用ペルソナの構成要素や作成ステップ、フォーマットを詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
採用ツールを多角的に活用する
採用活動においては、採用プラットフォーム一択ではなく、さまざまな採用ツールを活用することも大切です。そこでできるだけ多くのツールを活用し、多角的なソースから候補者を探しましょう。
ただし、費用がかさむ可能性があるため、自社の予算や目的に合わせて採用活動を実施することが重要です。
▼以下では、はじめての採用活動で失敗しないためのお役立ち資料をダウンロードできます。ぜひご活用ください。
スクリーニングツールを使用する
履歴書やエントリーシートなどから、候補者の能力やスキルを効率的に評価するために、スクリーニングツールが使用できます。
採用プラットフォームを活用することで自動化されるため、積極的に活用しましょう。
採用プロセスを効率化する
採用プロセスを効率的にするために、必要な情報を確実かつ迅速に収集することが重要です。
採用プロセスの効率化には、ただ採用プラットフォームを使うだけではなく、まず社内に必要な人材を見極めたり業務を明確にするといった準備が必要です。
▼以下では、採用計画をスムーズに立てるためのノウハウやテンプレートを紹介しています。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
コミュニケーションを確立する
候補者とのコミュニケーションを確立することで、採用プロセスをスムーズに進められます。
上記のような手法を組み合わせて実行することで、効率的な人材採用が可能です。
優秀なフリーランス人材の活用術
ここからは、正社員だけでなく、フリーランスを活用する方法についても解説していきます。
正社員だけが人材ではない
ここまでは新卒・中途で正社員を採用する際の手法について解説してきました。
しかし、最近は正社員だけでなくフリーランスを雇って活用する形も徐々に増えています。
上記の調査によれば、半分以上の企業が「フリーランスを活用・または活用を検討している」と回答していることがわかります。
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フリーランスを採用するメリット
それでは次に、フリーランスを活用するメリットをいくつか紹介します。フリーランスを活用するメリットは、以下の通りです。
1.コストの削減につながる
フリーランスの場合は正社員と異なり、社会保険料や福利厚生費を会社が負担する必要がありません。
またプロジェクトごとに即戦力人材を採用するため、教育や研修、トレーニングなどの機会を企業が提供することもないでしょう。
そのため企業では、大幅なコスト削減が見込めます。
2.柔軟な働き方に期待きる
フリーランスは原則として個人事業主として働く人材なので、柔軟性が高いのが特徴です。
正社員であれば週5日のフルタイムで働き、オフィスにも席を用意する必要があります。
一方フリーランスの場合は「週3日だけ」や「リモート完結」という働き方も可能であるため、企業にとっても負担が少なくて済むでしょう。
3.即戦力としてスピード採用が可能
フリーランス人材の場合は、企業との合意さえできれば、採用した即日からの稼働も可能です。
特に競合他社がいる場合などは、1日でも早くサービスを展開したいという場合もあるのではないでしょうか。そのような時に即日で業務に取り掛かってもらえるのは、企業にとって大きなメリットとなります。
4.高い能力に期待できる
フリーランス人材は、その多くがエンジニアやデザイナーなど特定の職能に長けたスペシャリストです。
ジェネラリストが社内に多い場合には、フリーランスを活用することで専門性を補えます。また、フリーランスから教育を受け、社内リソースの能力をアップさせることも可能です。
このように、フリーランス人材を活用することで自社のボトルネックを解消し、生産効率を低コストで向上させることができるでしょう。
▼以下では、業務委託契約書テンプレートを無料でダウンロードできます。ぜひ貴社が業務委託契約する際にお役立てください。
フリーランスを採用するには?
上記のようなメリットがあるフリーランスですが、どのように採用すればいいのでしょうか?
「リファラル採用」「ダイレクトリクルーティング」など多様な採用手法もありますが、ここでは人材紹介サービスの利用をおすすめめします。
人材エージェントを利用すれば「正確な募集情報の掲載」と「希望する人材とのマッチング」を両立可能です。
初めてフリーランスを採用する際には、ノウハウがなければただ時間とコストを浪費するだけになってしまうケースもあります。そこで信頼できる人材紹介会社を利用し、ノウハウがある程度確立してから他の採用手法に挑戦してみると良いでしょう。
▼以下では、フリーランス採用サービス比較表を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の採用活動の参考にしてください。
フリーランス採用におすすめの人材紹介サービス11選
1. Workship
Workshipはエンジニア/デザイナー/PMまで幅広い職種で、48,500人以上のフリーランス人材が在籍するフリーランス専門エージェントです。募集だけでなく企業側からスカウトできるため積極的な採用をしたい企業におすすめです。
また、フリーランスの実績や経験がわかりにくい採用課題をWorkship独自のアルゴリズムでスコアリングし、即戦力となるフリーランスを採用できます。
特徴・メリット |
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▼以下では、Workshipのサービス資料を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
2. ポテパンフリーランス
▲出典:ポテパンフリーランス
ポテパンフリーランスはプログラミングスクール「ポテパンキャンプ」を運営する株式会社ポテパンが運営するフリーランス専門エージェントです。プログラミングスクールを傘下にもつエージェントだからこそ、フリーランスへの対応が厚く採用企業側の心配事が少ない点がメリットです。
メインはエンジニアやプログラマーといったIT人材ですが、PMやイラストレーターといった案件も幅広くあります。
特徴・メリット |
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3. レバテック
▲出典:レバテック
レバテックは、フリーランス専門エージェントの大手企業として、取引企業5,000以上、登録エンジニアやクリエイター数は20万人以上の規模となっています。
レバテックが紹介するフリーランス人材は「準委任契約」で働くスタッフで、成果物の納品を目的としない、業務を遂行するためのIT人材を求める方におすすめです。
特徴・メリット |
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4.テックビズフリーランス
▲出典:テックビズ
テックビズフリーランスは、取引先企業1,400社以上、4,000名を超えるエンジニアが登録している大手フリーランスエージェントサイトです。常時採用可能なエンジニアも300名以上おり、最短即日契約も可能です。
テックビズフリーランスでは、テックビズからの紹介意外に、企業からのスカウティングもできるため、能動的な採用活動を進めることもできます。
特徴・メリット |
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5.PE-BANK(ピーイー・バンク)
PE-BANK(ピーイー・バンク)は、マージンや手数料の公開など、透明性の高い契約が評判のフリーランスエージェントです。
東京・大阪以外のエリアの案件が多いため、地方都市の企業にもおすすめできます。
特徴・メリット |
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6.ギークスジョブ(geechs job)
大手企業案件が多いギークスジョブ(geechs job)は、年間契約数1万件以上とITエンジニアの利用実績も豊富。
早く自分の希望条件に合う案件・求人の紹介を受けたいフリーランスのITエンジニアやWEBデザイナーにおすすめのエージェントサービスです。
特徴・メリット |
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7.テクフリ
▲出典:テクフリ
フリーランスエンジニア向けの案件・求人サイトのテクフリ(テックキャリアフリーランス)は、案件・求人情報が常時1万件以上のおすすめフリーランスエージェント。
主な対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉で、東京周辺でフリーランスのITエンジニアを探す際におすすめのフリーランスエージェントです。
特徴・メリット |
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8.HiPro Tech
▲出典:HiPro Tech
HiPro Tech(ハイプロテック・旧i-common techサービス)は、エンジニアやITコンサルタントに特化したフリーランスエージェント。
運営会社は東証プライム上場企業のパーソルキャリア株式会社で、転職サイトのdodaやハイクラス転職エージェントのdoda Xを運営しています。
特徴・メリット |
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9.ランサーズエージェント
▲出典:ランサーズエージェント
クラウドソーシングサービスで有名なランサーズ株式会社のグループ会社が運営するランサーズエージェント。
ランサーズの運営だけに他のフリーランスエージェントと比較して登録者数が多いのが特徴です。
特徴・メリット |
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10.ITプロパートナーズ
▲出典:ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、フリーランスのITエンジニアやWEBデザイナーを探す際におすすめのサービスです。
特徴・メリット |
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11.クラウドテック
▲出典:クラウドテック
クラウドテックは、ウドソーシングサービスで有名な株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスエージェント。
リモートワークや週3日・4日稼働の案件を探す際にもおすすめのサービスで、業界最大級のリモートワーク案件が特徴のフリーランスエージェントです。
特徴・メリット |
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