SES契約と準委任契約の違い|採用企業のメリットや注意点を解説
労働者不足がさまざまな業界で問題となっているなかで、企業のIT化やDXを進める企業において、システムエンジニアの需要が急増しています。
大手企業では、自社でシステムエンジニアを採用するケースが多いものの、中小零細企業の場合にはなかなか自社で雇用できないケースも多いことでしょう。
そこで近年注目されているのが「SES契約」です。SES契約とは、システムエンジニアなどの技術者をクライアント企業に提供する手法で、クライアント企業が自社の必要に応じてシステムエンジニアを活用できます。
ただし、SES契約を結ぶ際は「偽装請負」などの法律違反を犯しやすいため、契約書の内容を明確にしておく必要があります。
そこで今回は、SES契約と準委任契約の違いや、クライアント企業のメリットや注意点を解説します。システムエンジニアの採用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
SES契約とは
SES契約とは、システムエンジニアリングサービス契約の略語で、クライアント企業に常駐してシステム開発やインフラ環境構築、保守・運用などの業務を行うシステムエンジニアが、技術や能力を提供する際に結ぶ契約形態です。
SES契約ではクライアント企業と技術提供企業(ベンダー)の間で契約が交わされ、ベンダーがシステムエンジニアなどの技術者を企業に派遣し、クライアント企業で業務を行うのが一般的です。
SES契約の契約内容は「準委任契約」に該当するため、システムエンジニアが行う業務遂行に対して報酬が支払われます。
SES契約は、クライアント企業と技術提供企業が交わす契約の一種であり、日本のIT業界において一般的に活用されている契約形態の1つです。
SES契約と準委任契約の違い
SES契約の契約内容は、基本的に準委任契約の内容に準ずるのが特徴です。準委任契約とは「特定の業務を委託、または受託する契約」のことを言い、SES契約では「システムエンジニアが受け持つ業務」を委託、または受託します。
このように、SES契約の契約内容は「準委任契約」を基本とするため、業務を委託する企業と実際に働くシステムエンジニアとの間には「雇用関係」がありません。そのため、業務を委託する企業やベンダー企業の双方にメリットがある分、偽装請負が生じやすいというデメリットがあります。
準委任契約の種類
上記のように、準委任契約には「履行割合型」と「成果完成型」の2種類があります。
準委任契約 | ||
契約形態 | 履行割合型 | 成果完成型 |
報酬の対象 | 労働力や労働時間 | 成果物の納品 |
業務の完了義務 | なし | なし |
上の表で記したように、履行割合型は「労働力や労働時間を提供して、業務をしっかり行うこと」が報酬の対象となります。
一方、成果完成型は「成果物を納品すること」で報酬が発生する準委任契約です。この「成果物の納品」が報酬の対象となっている点に関して言えば「請負契約を締結すれば良いのではないか」という疑問が生じます。しかし、成果完成型の準委任契約は「成果物の納品をもって報酬を支払う」約束をするだけであり、請負契約のような「仕事を完成させる義務」はありません。
このように、業務の完了に対して報酬が支払われる点は「成果完成型の準委任契約」と「請負契約」が同じです。ただし委託する業務内容によっては、仕事の仕様変更などに対して比較的柔軟な対応を取りやすい「成果完成型の準委任契約」が、業務を委託する側にとってリスクが低い契約と言えるでしょう。
▼以下では、準委任契約の特徴やメリットデメリット、活用するためのポイントまでを詳しく解説しています。ぜひ貴社の業務委託契約にお役立てください。
以下では、システムエンジニアを採用する際に締結される「その他の契約形態」を紹介しながら、SES契約のメリット・デメリットや注意点を解説します。
SES契約と「その他の契約形態」との違い
前述したように、SES契約は「準委任契約」と内容が基本的に同じです。なぜなら、システムエンジニアの業務内容が準委任契約に適しているからです。
以下では、システムエンジニアが結ぶ可能性がある「準委任契約以外の契約形態」について解説します。
請負契約
請負契約とは、成果物の納品によって業務が完了する業務委託契約です。
業務を委託した発注者に対し、受託した者は契約内容のとおりの仕様、品質の成果物を期日までに納品する義務を負います。そして納品された成果物に対して、報酬が支払われる仕組みです。
そのため、請負契約では、成果物の内容について契約前に明確にしておくことが重要となります。システムエンジニアの業務内容は、システムの保守や修正などがあるため、一般的に請負契約を結ぶことは少ないと言えるでしょう。
委任契約
委任契約は、受託者が法律行為を遂行することに対して報酬が支払われる契約です。弁護士や司法書士、税理士などの士業の方が法律行為を行なう際に締結する契約で、請負契約とは異なり、一定の事務処理自体を目的とします。
委任契約では、業務の遂行が受託者に任されており、受託者が善良な管理者意識をもって業務を遂行する義務を負うのが特徴です。こちらも、システムエンジニアが結ぶ契約ではありません。
派遣契約
派遣契約は、システムエンジニアが派遣会社と雇用関係にありながら、業務の遂行に関する指揮命令権がクライアント企業にある特殊な契約です。
SES契約は派遣契約ではないため、クライアントである業務を委託する企業にシステムエンジニアへの指揮命令権はありません。
もし、クライアント企業がシステムエンジニアの働き方についての命令などを行った場合には「偽装請負」となる可能性があるため、注意が必要です。
SES契約のメリット
それでは次に、SES契約を結んだ場合に、クライアント企業にとってどのようなメリットがあるかを解説します。
クライアントがSES契約を結ぶメリットは、システムエンジニアの採用や教育コストを抑えやすいことです。
SES契約を結ぶベンダー企業は、クライアントが要望する業務に関するスキルや経験が豊富なシステムエンジニアを保有しているため、クライアント企業の適材適所に優秀な人材をマッチングできるのがメリットです。
SES契約のデメリット
一方、クライアント企業がSES契約を結ぶことで、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
デメリット1つ目は、システムエンジニアとの契約期間が終了するまでに、希望する成果が得られない可能性がある点です。
工数や進捗管理が甘かったり、想定したよりもシステムエンジニアの作業が遅かったりすると、依頼した業務が未完成の状態で契約期間が終了するリスクがあります。
また、業務を外注することで、自社のリソースにスキルや経験を蓄積できないこともデメリットとなる可能性があります。
そのため、継続的にシステムエンジニアが必要となる企業においては、社内のシステムエンジニアの育成も視野に入れた人材採用を行うのが効果的です。
SES契約を結ぶ際の注意点
SES契約を結び、外注先のシステムエンジニアを採用する際の注意点として「常駐しているエンジニアに指揮命令権がない」ことを理解しておくことが大切です。
自社に外注先のシステムエンジニアを常駐させるにあたって、もし作業に関しての指揮や命令を行ってしまうと、状況によっては「偽装請負」とみなされる可能性があります。
万一偽装請負を行ってしまった場合には、労働者派遣事業法違反となり「 1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」が課せられたり、社名が公表される可能性もあります。
そこでSES契約を結ぶ際には、契約上、法律上の問題点がないかをしっかりと確認し、法律に違反しないための契約書の作成が重要です。
そこで以下では、偽装請負に関する内容を詳しく紹介します。
偽装請負とは?業務委託契約を結ぶ際の注意点
偽装請負とは、業務委託契約を結んでいるにもかかわらず、委託する企業が業務の指揮命令行っているケースを指します。偽装請負は違法行為であり、各法律に基づいた罰則もあります。
業務委託を行う場合、意図的に偽装請負を行なう悪質なケースもあります。しかし、多くが知らないうちに偽装請負となって処罰を受ける事例も多いため、事前に業務委託のルールについて理解したうえでの対策が必要です。
なお、業務委託に近い雇用方法としてジョブ型雇用がありますが、これらは業務内容に応じて人材を雇う雇用方法で、日本企業にも年々浸透しています。
ただし、業務委託とジョブ型雇用それぞれに違いがあるため、自社の状況にもっとも合う形で人材を採用することが大切です。
▼以下では、ジョブ型雇用についての内容とメリット・デメリットなどを詳しく解説しています。ぜひご確認ください。
業務委託で偽装請負が起こる理由
偽装請負が起こる理由は、業務委託のルールを明確に理解していないケースがほとんどです。
以下では、業務委託のルールについて説明します。
業務委託とは
業務委託とは、社外の個人や企業に、自社の業務を委託することです。
業務委託では、業務を委託する者と受託される者が対等な立場となり、その間に雇用関係が存在しないのが特徴です。
業務を発注する委託者は、業務の遂行度合いや内容について、受託者と協議したうえで取り決めることができますが、業務の進め方や方法などについての指揮命令権がありません。
偽装請負が起こる理由
上記のように業務委託契約であるにもかかわらず、発注者が委託先の業者や個人事業主(フリーランスなど)に指揮命令を行なうと「偽装請負の状態」となり、罰則の対象となります。
▼以下では、業務委託契約書作成ガイドを無料でダウンロードできます。ぜひ貴社が業務委託契約する際にお役立てください。
準委任契約での指揮命令(偽装請負)が禁止される理由
以下では、準委任契約で指揮命令が禁止されている理由を解説します。
労働者保護のため
準委任契約で指揮命令が禁止されている理由として、本来保護されるべき労働者が保護されないことが問題です。
労働者保護の観点で見ると、偽装請負にはさまざまな弊害が生じます。たとえば、正社員として働く人材が残業や休日出勤をすれば、会社から時間外手当が支給されます。また、社会保険や雇用保険などにも加入できます。
しかし偽装請負で働く人材の場合は、会社との雇用契約を結ばずに働くケースがほとんどです。そのため、なにか問題や事故が起こったときの責任の所在があいまいになることが問題となります。
結果として偽装請負で働く労働者に大きな不利益が生じることから、労働者派遣のように装った偽装請負は禁止されているのです。
業務委託が偽装請負と判断される3つの基準
業務委託が偽装請負だと判断されないためには、労働者派遣と判断されない必要があります。
以下の3つが請負契約であるかどうかを判断する基準となります。
1. 指揮監督性
仕事の依頼、業務従事の指示などに対する諾否の自由の有無
業務の指示、依頼に対する諾否の自由があるかどうかについてです。諾否の自由がない場合は、指揮監督関係は強める要素となり、偽装請負と判断されやすくなります。
業務遂行上の指揮監督の有無
通常業務以外の命令、依頼を使用者がしている場合は指揮監督関係を強める原因となり偽装請負と判断されやすくなる要素となります。
拘束性の有無
使用者が勤務時間・場所を指定したり、管理している場合は指揮官監督関係を強める要素となり、偽装請負と判断されやすくなります。しかし、場所・時間が指定される場合も業務内容によっては認められることもあるため一概には主張できない場合があります。
代替性の有無
本人以外の者が労務を代わりに提供することが認められているかどうか。労務提供の代替性が認められていない場合、指揮監督関係を強める要素となり偽装請負と判断されやすくなる要素となります。
2. 報酬の労務対価性
成果物などではなく、時間給や日給など労働に対して報酬が支払われていないかどうかについてです。労働時間に応じて報酬が決まる場合、通常の雇用関係に近いものとなり、使用従属性を強める要素となり、偽装請負と判断されやすくなります。
また、報酬から雇用保険、厚生年金保険、健康保険の保険料が徴収されている場合も使用従属性を強める要素となり偽装請負と判断されやすくなる要素となります。
労働そのものについて報酬を支払う場合は、請負契約ではなく準委任契約を結びましょう。準委任契約についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
▼以下では、準委任契約についての契約内容を詳しく解説しています。ぜひご確認ください。
3. その他労働者性の判断を補強する要素
(1)事業者性の有無
・機械、器具の負担関係
高価な設備(機会、器具)を本人が負担をしていれば、事業者性を認める要素が強まり、偽装請負と判断されにくい要素となります。
・報酬の額
報酬が一般従業員と比べて高額な場合、事業者に対する報酬と認められやすいため、事業者性を強める要素となり偽装請負と判断されにくい要素となります。
(2)専属性の程度
以下のようなケースが専属性を強める要素となり偽装請負と判断されやすい要素となります。
- 副業、兼業禁止など他業務が制約されている
- 時間制約はないものの実質的に他業務ができない
▼以下では、準委任契約の特徴やメリットデメリット、活用するためのポイントまでを詳しく解説しています。ぜひ貴社の業務委託契約にお役立てください。
偽装請負に関する法律と3つの罰則
偽装請負は主に以下の3つの法律によって定められており、それぞれの法的罰則を受けるリスクを理解しておきましょう。
1. 労働基準法
労働基準法第6条では中間搾取が禁止されています。偽装請負と判断された場合は雇用関係とみなされ、労働基準法に基づいて残業代の支払いなどの発生や「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」(第118条)が課せられる可能性があります。
2. 職業安定法
職業安定法第44条では、労働者供給事業の許可を受けず、労働者供給事業を行なうことや供給される労働者を指揮命令下で労働させることを禁止しています。
無許可で労働者供給事業を行ない、偽装請負と判断された場合、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」(第64条9号)が課せられる可能性があります。
3. 労働者派遣法
労働者派遣法では偽装請負と判断された場合、無許可で労働者派遣事業を行なったとみなされ「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」(第59条2号)が課せられる可能性があります。
業務委託契約に関する法律についてはこちらの資料で詳しくまとめています。
▼以下では、フリーランスなどへの業務委託契約に関する法律を詳しく解説しています。ぜひご確認ください。
偽装請負に関する裁判事例
偽装請負に関する裁判例は個人、法人問わずさまざまな偽装請負の形式でトラブルになっています。実際にあった以下の2つの裁判例を基に、ここまで紹介した偽装請負を判断する要素を復習しておきましょう。
裁判事例①
親会社と子会社の間では形式的に業務請負契約を結んでいたものの、実質的には親会社から直接的な指揮命令を受けたうえで業務遂行しており、実質的には親会社が子会社に賃金を支払っていると判断した例です。
【判断基準】
- 親会社社員からの指示で作業をし、子会社からの指揮命令を受けていなかった。
- 子会社との契約内容にはない、給与改定がなされた。
- 親会社の従業員とともに現場では業務が行なわれていた。
- 親会社が出勤管理を行ない、残業なども親会社の責任者の指示で行なわれた。
- 有給休暇の申請も、親会社の従業員と同一用紙を使用して行なわれた。
裁判事例②
業務委託契約を結んで働いていた職人が、雇用保険上の労働者であると主張して、被保険者資格の確認を求めました。しかし契約を明確にする文書などがなく、裁判所は雇用保険法4条1項にいう、労働者とは認められないとした例。
【判断基準】
- 業務指示の諾否には自由があった。
職人が拒否した場合、会社はほかの職人を探した。
- 支配従属関係になかった。
作業要領による指示も、通常の注文者が仕事を依頼するときに行なう指示説明の範疇である。現場での責任者が選任されていたが、これは指揮命令の統一化を図るために行なわれたものにすぎず、安全会議の参加も強制的なものではなかった。
- 時間的、場所的拘束性はなかった。
作業開始も確定的なものはなく、出退勤管理もなかった。
- 報酬は単純な労務の対価ではなかった。
作業ミスをした場合、ほかの人間が修復すればその分を当人の報酬から控除した(=請負人の瑕疵担保責任)。
- 事業者性があった。
器具を所有し、確定申告をし、労災保険も自身で加入していた。
- 労務の代替性があった。
他社の仕事を受けることも禁止されていなかった。
偽装請負を回避するための対策
以下では、偽装請負とならないための対策について解説します。
契約内容を明確化する
業務委託契約では、業務に柔軟に対応してもらうために業務範囲を明確化せず、抽象的に表記する場合もあります。
しかし、業務内容が明確でないために具体的な指示など指揮命令が必要となってくるため、偽装請負と判断される可能性があります。
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報酬と支払い方法
請負契約では成果物に対して報酬が支払われるため、偽装請負と判断されないためには従業員と類似した報酬形態は避けたうえで明記しましょう。
信頼できる業務委託先へ依頼する
業務委託契約を締結する前に、契約内容はもちろん、委託先の信頼性についても十分に確認することが重要です。
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偽装請負となる基準を理解する
偽装請負と判断される主となる基準は指揮命令系統です。理解していない社員が請負受託者に対して指揮命令を行なった場合は、当然会社が偽装請負を行なっていると判断されかねません。
つまり、必要なのは責任者の理解だけではなく、請負受託者と関わる可能性のある現場にいる社員全員の理解が重要です。
意図しない罰則を受けないために現在の業務委託との関わり方を含め、これからの契約内容を今一度検討してみましょう。
業務委託にはフリーランスがおすすめ
ここでは業務委託先の選択肢の1つである、フリーランス人材の活用についてご紹介します。
フリーランス人材を活用する企業が増えている
フリーランス人材については、働き方改革の影響もあり、近年多くの企業が活用しています。
以下の表は、2019年に経済産業省が行なった調査の結果を示したものです。およそ半分の企業がフリーランスを活用、または検討していることがわかります。
■ 個人事業主・フリーランスとの契約状況
■ 個人事業主・フリーランス活用状況(業種別)
人材を採用する企業にとっては、少子高齢化や人材市場の縮小という背景もあり、今後はフリーランス人材の活用が欠かせなくなるでしょう。
もし今、フリーランス採用をご検討中であれば、30秒登録で、候補者を検索できるWorkshipに無料で登録してみませんか?
フリーランス活用のメリット
フリーランス人材の活用にはどのようなメリットがあるのかについて、以下の3つを紹介します。
要件 | メリットの詳細 |
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コスト | もっとも大きなメリットがコストの低さです。フリーランスに業務委託することで、正社員のような社会保険や福利厚生などの費用負担がないため、企業は報酬を支払うだけで済みます。浮いた費用を報酬に回すことで、市場価値の高い、優秀な人材を採用できるでしょう。 |
柔軟性 | フリーランスへの業務委託により、自社の条件に合わせた働き方をしてくれるのもメリットです。たとえば、週3日だけ働いてもらったり、リモートで働いてもらうこともできます。 |
スピード感 | 基本的には個人事業主との契約となるので、双方の合意があれば最短で即日稼働も可能です。競合サービスに先行するために1日でも早くサービスをリリースしたい場合などは、大いに役立つでしょう。 |
このようなメリットに魅力を感じたり、自社の弱みを補ってくれる場合は、フリーランスや副業人材の活用を検討してはいかがでしょうか。
▼以下では、Workship登録人材から収集した『フリーランスの働き方に関する調査レポート』を無料でダウンロードできます。フリーランスが希望する報酬額や休日などを網羅した資料ですので、ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
業務委託におすすめの人材紹介サービス13選
それではここで、業務委託におすすめの人材紹介サービス12選を紹介します。
1. Workship
Workshipはエンジニア/デザイナー/PMまで幅広い職種で、44,000人以上のフリーランス人材が在籍するフリーランス専門の人材紹介プラットフォームです。募集だけでなく企業側からスカウトできるため積極的な採用をしたい企業におすすめです。
また、フリーランスの実績や経験がわかりにくい採用課題をWorkship独自のアルゴリズムでスコアリングし、即戦力となるフリーランスを採用できます。
特徴・メリット |
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▼以下では、Workshipを実際に導入した企業の事例と共にサービスの特徴やお役立ち機能も紹介しています。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
2. Midworks
▲出典:Midworks
Midworksはフリーランス専門のエージェントです。エンジニア案件を多く取り扱っており、業界最安値のマージン率10〜15%で運営されています。
Midworksでは、フリーランスの勉強費用を月1万円まで負担してくれるサービスがあり、登録するフリーランスにとっては登録する魅力があるため、スキルアップを求めるフリーランスエンジニアが集まると考えられるかもしれません。
特徴・メリット |
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3. ポテパンフリーランス
▲出典:ポテパンフリーランス
ポテパンフリーランスはプログラミングスクール「ポテパンキャンプ」を運営する株式会社ポテパンが運営するフリーランス専門エージェントです。プログラミングスクールを傘下にもつエージェントだからこそ、フリーランスへの対応が厚く採用企業側の心配事が少ない点がメリットです。
メインはエンジニアやプログラマーといったIT人材ですが、PMやイラストレーターといった案件も幅広くあります。
特徴・メリット |
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4. レバテック
▲出典:レバテック
レバテックは、フリーランス専門エージェントの大手企業として、取引企業5,000以上、登録エンジニアやクリエイター数は20万人以上の規模となっています。
レバテックが紹介するフリーランス人材は「準委任契約」で働くスタッフで、成果物の納品を目的としない、業務を遂行するためのIT人材を求める方におすすめです。
特徴・メリット |
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5.テックビズフリーランス
▲出典:テックビズ
テックビズフリーランスは、取引先企業1,400社以上、4,000名を超えるエンジニアが登録している大手フリーランスエージェントサイトです。常時採用可能なエンジニアも300名以上おり、最短即日契約も可能です。
テックビズフリーランスでは、テックビズからの紹介意外に、企業からのスカウティングもできるため、能動的な採用活動を進めることもできます。
特徴・メリット |
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6.PE-BANK(ピーイー・バンク)
PE-BANK(ピーイー・バンク)は、マージンや手数料の公開など、透明性の高い契約が評判のフリーランスエージェントです。
東京・大阪以外のエリアの案件が多いため、地方都市の企業にもおすすめできます。
特徴・メリット |
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7.ギークスジョブ(geechs job)
大手企業案件が多いギークスジョブ(geechs job)は、年間契約数1万件以上とITエンジニアの利用実績も豊富。
早く自分の希望条件に合う案件・求人の紹介を受けたいフリーランスのITエンジニアやWEBデザイナーにおすすめのエージェントサービスです。
特徴・メリット |
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8.テクフリ
▲出典:テクフリ
フリーランスエンジニア向けの案件・求人サイトのテクフリ(テックキャリアフリーランス)は、案件・求人情報が常時1万件以上のおすすめフリーランスエージェント。
主な対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉で、東京周辺でフリーランスのITエンジニアを探す際におすすめのフリーランスエージェントです。
特徴・メリット |
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9.HiPro Tech
▲出典:HiPro Tech
HiPro Tech(ハイプロテック・旧i-common techサービス)は、エンジニアやITコンサルタントに特化したフリーランスエージェント。
運営会社は東証プライム上場企業のパーソルキャリア株式会社で、転職サイトのdodaやハイクラス転職エージェントのdoda Xを運営しています。
特徴・メリット |
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10.ランサーズエージェント
▲出典:ランサーズエージェント
クラウドソーシングサービスで有名なランサーズ株式会社のグループ会社が運営するランサーズエージェント。
ランサーズの運営だけに他のフリーランスエージェントと比較して登録者数が多いのが特徴です。
特徴・メリット |
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11.ITプロパートナーズ
▲出典:ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、フリーランスのITエンジニアやWEBデザイナーを探す際におすすめのサービスです。
特徴・メリット |
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12.クラウドテック
▲出典:クラウドテック
クラウドテックは、ウドソーシングサービスで有名な株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスエージェント。
リモートワークや週3日・4日稼働の案件を探す際にもおすすめのサービスで、業界最大級のリモートワーク案件が特徴のフリーランスエージェントです。
特徴・メリット |
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13.クロスデザイナー
クロスデザイナーはデザイナー特化のフリーランス紹介エージェントです。7,000人以上のデザイナーが登録されており、UX、アプリ、グラフィックデザインなど多様なスキルを持つデザイナーを提案します。
クロスデザイナーでは、最短即日で複数名の即戦力デザイナーを提案できるのが特徴で、条件が合えば最短3日でアサイン可能なポイントもメリットのひとつです。
登録しているフリーランスも案件・タスクベースでのアサインが可能で、週2〜3日の稼働から7日稼働が可能などのフルコミットデザイナーも募集できることから「熟練デザイナーを募集したい」や「とりあえず依頼してみたい」といった依頼企業に合わせたフリーランスデザイナーを探すことが可能です。
特徴・メリット |
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サービス資料は無料でダウンロードできます。ぜひ下記より無料でダウンロードし、貴社の採用活動にお役立てください。
フリーランス専門の人材紹介サービスの選び方
以下では、フリーランスを採用する際に、人材紹介サービス選びで注意すべきポイントを紹介します。
自社に必要な理想のフリーランス人材を採用できるように、あらかじめ重要なポイントを押さえておきましょう。
1. 相場に見合った報酬単価かを確認する
フリーランス採用では、報酬単価の相場に合った金額を提示することも大切です。
フリーランスとして活動する方の中には、企業勤めを辞めて独立したスキルの高い優れた能力を持つ人材が多くいます。このような人材は、自分のスキルを安売りしたくないと考え、採用条件や報酬金額も高めに設定しているケースがあります。
自社が求める仕事内容やスキルに合わせて、相場と同等か、それ以上の報酬を用意できるように予算を組んでおくと良いでしょう。
2. 手数料率が高くないか確認する
フリーランス人材の専門人材紹介サービスを利用する際は、手数料率が相場よりも高くないかもチェックしましょう。
その際は、ただ相場より高いか安いだけでなく、細かな規定や制限の有無も確認する必要があります。そこで、気になるエージェントを3社ほど比較し、検討すると良いでしょう。
採用してからミスマッチに気づくことのないように、エージェント選びは慎重に行うことが大切です。
3. 職種が限定されているかを確認する
自社で採用する人材に対する職種が限定されているかも確認しましょう。
フリーランスで働く人材は、デザイナーやエンジニアなど、特定の職種のスペシャリストが数多くいます。それに合わせて「エンジニア専門の人材紹介サービス」や「デザイナー専門の人材紹介サービス」など、限定されたサービスを選ぶことで、マッチングの精度が高くなります。
自社が求める人材の特徴が明確に定まっている場合は、特定の職種へ特化した専門の人材紹介サービスを利用しましょう。
▼以下では、フリーランスの採用に失敗しないためのコツを紹介しています。ぜひご確認ください。
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