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【企業向け】デザイナーのインターンは行うべき?そのメリットやデザイナーの採用手法までご紹介

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近年ますます需要が高まっているデザイナー。その採用方法の1つとして、企業が行い始めているのがデザイナーをインターンで受け入れることです。

採用にも繋がることが期待できるデザイナーのインターンですが、その具体的な内容やメリットとはどのようなことなのでしょうか?

この記事では、デザイナーを受け入れるインターンの内容からメリット、そしてインターンに限らない採用手法までご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

デザイナーに関する基礎知識

まず最初に、デザイナーという仕事に関する知識や背景を見ていきましょう。

デザイナーの仕事と種類

そもそもデザイナーとは、物事やサービスの見た目や機能を考案・構築する役割を担う人のことを示します。

特に最近ではデジタル化などの潮流により、WebデザイナーやUI/UXデザイナーといったインターネット上でのサービスに関連した仕事を行うデザイナーに注目が集まっています。

Webデザイナー

企業のホームページや、インターネット上のサービスをデザインする。イラストや文字の配置などを考えることもあれば、要件定義からコーディングなど実装段階まで含めて行う場合もある。

UI/UXデザイナー

ユーザーインターフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)のデザインを担当するデザイナー。サイトを訪れた人が使いやすいようなデザインを考案したり、サービスの使用満足度を向上させるためのデザインを行なったりする。

この他にも、デザイナーには複数の種類があります。より詳しく内容を知りたい方は、「デザイナーの種類は多種多様!自社の成功に繋げるにはスキルの見極めが重要」で解説していますので、ぜひご覧ください。

デザイナーを取り巻く状況

デザイナーは比較的給与が低く、エンジニアや営業など一般的な社員に比べると評価がされていなかった職種でした。

しかし、最近このような流れは大きく変化しています。以下の表では、海外の企業がエンジニア1人に対してどれだけのデザイナーを雇うようになったかという変化を示しています。

Workship_デザイナー_需要参考

▲出典:TechCrunch

例えばIBMは、2012年に比べて2017年には9倍の数のデザイナーを雇うようになっているということが分かります。

このような大手企業の流れに合わせて、デザイナーを採用しようとする企業は増えているのです。

デザイナーを採用する重要性は高まっている

このような背景から、企業がデザイナーを採用する必要性は高くなっているということができるでしょう。

「デザインが悪くても品質が良ければ評価される」という考え方ではなく、「その製品やサービスのデザインまで含めて品質」と見られるようになってきています。

これから更に多くの企業がデザインに力を入れ始めると考えられるため、取り残されないためには優秀なデザイナーを採用することが必要であると言えるのです。

デザイナー向けのインターンとは?

それでは、具体的にデザイナー向けのインターンとはどのようなものなのでしょうか。

実際に行われている内容

長期インターンの場合には実際の社員と同様、戦力として企業のプロジェクトを推進するためのデザイナーを目指す学生を受け入れることになります。

したがって、デザインの専門学校や美術大学などで多少の知識を持っている学生を採用することが一般的なようです。

具体的な内容としては、以下のような事例が挙げられます。

  • 社内のデザイナーが担当するUIデザインの一部を手伝う
  • IllustratorやPhotoshop具体的なソフトを使用し、Webデザインを手伝う
  • ある商品のパッケージデザインを考案

どのケースでも、基本的には社内のデザイナーの業務を一部代わりに行うという形が取られているようです。

学生のインターンですので、プロジェクトの全てを一任することは稀と言えるでしょう。

デザイナーのインターンを行うメリット

このように学生インターンを受け入れることには、複数のメリットがあると言えます。ここでは、特に3つを見ていきましょう。

コストがかからない

インターン生の場合は、一般の社員と比べてコストがかかりません。正社員と比べて給与も低く、また福利厚生もほとんど払わずに済みます。ある程度の能力を持つデザイナーの卵を低コストで雇用できるのは、企業にとっての大きなメリットと言えるでしょう。

企業のブランディング

デザイナーの需要が高まる一方で、デザイナーを正社員として採用する企業が多いわけではありません。しかしデザイナーのインターンを実施することで、デザイナーでもしっかりと雇用する魅力的・誠実な企業というイメージを持ってもらうことができます。

そのまま採用可能

インターンとして働いている学生と企業の合意があれば、卒業後にそのまま就職してもらうことも可能です。採用にかかる手間が削減できるだけでなく、既に自社の事業について十分理解しているため、即戦力として働いてもらうことが期待できます。

デザイナーのインターン採用にデメリットはあるのか?

それでは、逆にデザイナーのインターン生を受け入れるデメリットはあるのでしょうか?

結論からすれば、デメリットはないと言うことができます。

確かに、インターン生を受け入れれば教育のために多少コストがかかったり、給与を支払ったりすることは必要です。ただし、これらは正社員を採用した場合も必要になるもので、インターンだけのデメリットとは言えません。

逆に、長期的な目線で見れば業務負担が軽くなることや、企業イメージの向上、場合によっては採用の手間を省くこともできます。

したがって短期的な目線での困難によってインターンをやめてしまうことは、非常にもったいないと言えるでしょう。

デザイナー向けのインターンは行うべき

このような内容から、学生を受け入れるデザイナー向けのインターンは行なった方がいいと言うことができます。

インターン生を受け入れることのメリットの方が圧倒的に多いため、迷っている場合にはぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

デザイナーを採用するには

ここまでインターンについて説明してきましたが、インターンでしかデザイナーを採用できないわけではありません。ここからはそれ以外の採用方法についてのご紹介していきます。

デザイナーのインターンを行うのは簡単ではない

デザイナー志望の学生を受け入れるインターンにはメリットが多くありますが、どの企業でも行うことができるわけではありません。

まず前提として、社内に正社員として働くデザイナーがいることが必要不可欠です。デザインのノウハウがない社員がインターン生に指示をすることは非常に難しいため、既に自社の事業についてしっかり理解しているデザイナーが必須と言えます。

また、企業がインターン生を受け入れるだけの余裕を持っていることも必要です。インターン生は懸命に働いてくれますが、まだ学生であり即戦力になることはあまり期待できません。すぐにサービスを発展させる必要があるなど余裕がない場合には、インターン生ではなく即戦力のデザイナーを採用する必要があります。

このような条件が必要なことから、インターンを行うことが難しい企業が存在することもまた事実なのです。

インターン以外の採用手法

それでは、インターン以外にどのような採用手法があるのでしょうか。ここでは主に3つの方法をご紹介します。

ダイレクトリクルーティング

企業が気になった人材に直接アプローチをかける方法です。特にデザイナーの場合は、自身のSNSを通して作品を発表していることもあるため、探しやすいかもしれません。企業にマッチしそうな人にピンポイントで声をかけることができるのが魅力と言えます。

リファラル採用

社内の人脈や社員の知り合いから採用に繋げる方法です。求職者にある程度の信頼性を確保できる手段であり、ミスマッチも少なくて済みます。デザイナーを採用する場合には、デザイナー同士で繋がっているということもあるようです。

人材エージェント

外部のエージェントやコンサルタントに費用を支払って人材を提案してもらう形です。特に社内にノウハウがない場合や、デザイナーがいない場合には頼りになります。依頼前に人材要件の定義など相談に乗ってもらうことも可能です。

人材エージェントの利用がおすすめ

このような手法の中でも、今回お勧めしたいのは人材エージェントを利用することです。

デザイナーのインターンを行うことが難しい企業は、社内にデザイナーが1人もいなかったり、これまでデザイナーに関する採用をしたことがないためにノウハウを持っていなかったりすることが多いと言えます。

このような場合には、多少コストをかけてもプロのエージェントに相談すると良いでしょう。ノウハウが蓄積できたら、その後にインターン生などの受け入れを始めることも可能です。

デザイナーの採用におすすめのサービス

最後に、人材エージェントの中でも特におすすめのサービスをご紹介します。

Workshipのご紹介

今回ご紹介したいのは、Workshipというサービスです。

Workship ENTERPRISE

Workshipは30,000人以上のフリーランスが登録している、企業とエージェントのマッチングサービスです。デザイナーだけでもおよそ3,000人を超える数の登録があります。

デザイナー採用でWorkshipを使用するメリット

Workshipでデザイナーを採用することには、以下のようなのメリットがあります。

  • インターン同様コストが低いまま、ハイスキルなデザイナーを採用可能
  • 週3日〜など柔軟に働いてもらうことができる
  • 正社員へと契約変更して採用することもできる

フリーランスのデザイナーを採用することになるため、コストが非常に低くて済みます。その一方でプロとして活動しているデザイナーを採用することが可能なため、インターン生よりも高いレベルの業務内容を期待することができるのです。

また、Workshipでは多様な働き方を条件にデザイナーを検索してもらうことが可能です。「週3日だけ」「リモートで」など、企業の求める条件に合う人材を探すことがで来ます。

Workshipの詳しい機能や料金は、以下の無料資料でご確認いただけます。フリーランス採用や業務委託をご検討されている方はぜひご覧ください。

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