副業・業務委託人材の採用ノウハウ

デザイナーの時給相場は?勤務形態・年代・地域別の平均単価とフリーランス採用サービス3選を徹底解説

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インターネット環境が整備されたことで、近年はWebデザインの仕事を内製化する企業が増え、フリーランスや副業などのデザイナー人材への需要が高まっています。

デザイナーの採用では、個々のデザイナーのスキルに違いがあるため、優秀なデザイナーを効率良く探して契約することが重要です。

優秀なデザイナーを効率良く獲得するためには、時給単価の相場を知り、仕事に見合った報酬で人材募集する必要があります

そこで今回は、デザイナーの雇用形態や年代、地域、企業規模別に、それぞれの時給相場を紹介します。

デザイナーの採用を進めている人事・採用担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

デザイナーとは

デザイナーとは、一般的にWebサイトのデザインを行う人のことです。

クライアントから依頼されたWebサイトを作るために、見やすくて使いやすい、見た目にも美しいデザインを提案し、コーディングまでを行います。

デザイナーと言っても「デザイン」を行う作業は行程工程の一部でしかなく、クライアントからのヒアリングから競合サイトの分析、サイト設計やコーディング、プログラミングの全てを担うケースもあります

そのため、デザイナー1人で全工程をこなす場合もあれば、マーケターやエンジニアとチームを組んでサイトを構築していくケースなど、企業によってさまざまです。

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雇用形態別のWebデザイナー時給単価/相場

ここでは、雇用形態別のデザイナーの平均時給について解説します。

※本記事内の報酬計算の方法:時給・年収は1日8時間労働・月間20日勤務・勤務期間12ヶ月を基準に算出しています。

雇用形態平均時給平均年収
フリーランス2,000円3,840,000円
正社員2,340円4,500,000円
派遣社員1,794円3,444,480円
パート・アルバイト1,066円2,046,720円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

フリーランス

フリーランスデザイナーの平均時給は、2,000円程度となっています。

ただデザイナー個人のスキルの差によって変動が大きく、Webサイトの制作をすべてこなせる人材の場合には約5,000円と高めで推移しています。

正社員

正社員のデザイナーの平均時給を計算すると、約2,340円で最も高い時給となります。

正社員の場合には、給与以外にも社会保険や福利厚生といった会社負担の費用が増えるため、実際はさらに高くなるでしょう。

派遣社員

派遣社員のデザイナーを採用する場合の平均時給は、約1,794円となっています。

派遣人材を採用する場合は、自社でスタッフの採用活動をしなくても良いため採用コストを抑えられる反面、契約期間が決まっているため良い人材であっても継続的に仕事を依頼できないデメリットがあります。

パート・アルバイト

パート・アルバイトのデザイナーを採用する場合の平均時給は、約1,066円と最も安い時給となっています。

ただし、デザイナーが時給で働くケースはあまり多くなく、特に高度なスキルを持つ人材はフリーランスとして活躍するケースが目立ちます。

年代別のWebデザイナー時給相場


年代平均時給平均月収
20代1,656円265,000円
30代2,238円358,000円
40代2,675円428,000円
50代2,938円470,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

計算方法:厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を参考に、賞与を含めた報酬金額から平均額を算出

20代

20代の平均月収は265,000万円であることから、時給換算すると1,656円となります。

どうしても業界経験が少なくなるため、平均時給よりも下回るデザイナーが多いようです。

30代

30代の月収は358,000万円が平均となっており、時給換算した場合には2,238円となります。

30代は新卒や中途入社など経験にもバラつきが見られるため、平均以上のデザイナーと平均を下回るデザイナーに分かれます。

40代

40代の平均月収は428,000万円なので、時給換算すると2,675円となります。

40代のエンジニアとなると5〜10年以上の経験者も多くなるため、これまでの経験により時給も異なるでしょう。

50代

50代以降の平均月収は470,000万円であることから、平均時給は2,938です。

50代以降は、デザイナーとしてだけではなく、チームを統括するポジションを経験している人材も多いため、時給の相場が高い傾向にあります。

個人のスキルや経験により、時給相場は大き異なるでしょう。

地域別のWebデザイナー時給相場

デザイナーの時給は、勤務する企業のある地域によっても大きく異なっています。

東京を中心とした関東エリアが最も高く、地方は主要都市であっても単価が低くなる傾向にあります。

北海道・東北エリア

北海道・東北エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給
平均年収
岩手県2,083円
4,000,000円
宮城県2,042円
3,920,000円
北海道2,027円
3,890,000円
福島県1,823円
3,500,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

甲信越・北陸エリア

甲信越・北陸エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給
平均年収
富山県1,953円3,750,000円
長野県1,896円3,640,000円
石川県1,823円3,500,000円
福井県1,823円3,500,000円
新潟県1,750円3,360,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

関東エリア

関東エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給
平均年収
東京都2,594円
4,980,000円
神奈川県2,125円4,080,000円
千葉県2,010円3,860,000円
栃木県2,005円3,850,000円
埼玉県2,005円
3,850,000円
茨城県2,000円3,840,000円
群馬県1,932円3,710,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

関西エリア

関西エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給平均年収
大阪府2,198円4,220,000円
京都府2,083円4,000,000円
兵庫県2,000円3,840,000円
奈良県1,932円3,710,000円
滋賀県1,880円3,610,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

東海エリア

東海エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給平均年収
愛知県2,104円4,040,000円
岐阜県2,078円3,990,000円
三重県1,974円3,790,000円
静岡県1,932円3,710,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

四国エリア

四国エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給平均年収
愛媛県1,823円3,500,000円
香川県1,693円3,250,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

中国エリア

中国エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給平均年収
岡山県1,896円3,640,000円
広島県1,823円3,500,000円
山口県1,677円3,220,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

九州・沖縄エリア

九州・沖縄エリアの平均時給は下記の通りです。なお、サンプルデータの少ない県は未掲載としています。

地域平均時給平均年収
福岡県2,078円3,990,000円
長崎県1,979円3,800,000円
沖縄県1,969円3,780,000円
熊本県1,677円3,220,000円
宮崎県1,641円3,150,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

企業規模別(従業員数別)のWebデザイナー時給相場

企業規模(人数)平均時給平均年収
10〜99人2,188円4,200,000円
100〜999人2,099円4,030,000円
1,000人以上2,885円5,540,000円

出典データ:求人ボックス ・弊社調べ

従業員が10〜99人以下の企業

小規模企業におけるデザイナーの平均時給は2,188です。平均年収は4,200,000円となっています。

大規模企業と比較すると低めですが、デザイナーのスキルによって異なるでしょう。

従業員が100〜999人以下の企業

中規模企業におけるデザイナーの平均時給は2,099円です。平均年収は4,030,000円となってます。

小規模企業と比べて若干平均額が低いのは、コーディングなどの難しい業務の一部を内製化しており、分業化されていることが要因となっているようです。

従業員が1,000人以上の企業

大規模企業におけるデザイナーの平均時給は2,885です。平均年収は5,540,000円と最も高くなっています。

高額な理由として、大規模企業では、すべてのデザイン工程を任せられるデザイナーの給与を対象としていることが挙げられます。

上記のように、デザイナーへの報酬はスキルレベルで大きく異なるのが特徴と言えるでしょう。

デザイナーの採用方法

それでは次に、デザイナーを採用する方法について解説します。

以下では、採用活動の準備から、採用方法の種類とメリット・デメリットを紹介します。

自社に必要なWebデザイナーの要件を設定する

デザイナーを採用する際は、まず最初に「自社がデザイナーに求める業務内容を明確にする」ことが重要です。

  • どのようなサービスを作成して欲しいのか?
  • どのサイトの、どの部分をデザインして欲しいのか?
  • 会社として報酬をどの程度出すことができるのか?
  • どのレベルのデザイナーを必要としているのか?

このような要件を整理することで、具体的なペルソナを設定できます

また、デザイナー人材に対しての社内で統一した見解を持つことも重要です。

採用担当者と現場の業務担当責任者のと間に共通した認識が無かった場合には、せっかく採用したデザイナーと業務にミスマッチが起こり、すべての時間とコストが無駄となる可能性があります。

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デザイナー採用方法の種類

実際にデザイナーを採用する方法には、下記の表で示した方法があります。

各採用方法のメリットやデメリットを踏まえ、自社に合った方法を選択しましょう。

採用方法メリットデメリット
求人広告
  • 負担が少ない
  • 会社によっては募集代行してくれることもある
  • 会社の知名度がないと応募されない
  • コストが高い
スカウト型サイト
  • 欲しい人材にピンポイントでアプローチできる
  • ミスマッチが少ない
  • 手間がかかる
  • スカウトしても相手が応じるか分からない
人材エージェント
  • 適切な人材を紹介してくれる
  • 負担が少ない
  • コストが高い
  • エージェントが選んだ人以外に会えない
リファラル採用
  • 採用コストが安い
  • 仕事のミスマッチが少ない
  • 人間関係がこじれやすい
  • 人材が欲しいときに採用できるとは限らない

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フリーランスのWebデザイナーを採用するメリット


自社で採用したいデザイナーがなかなか見つからない場合は、フリーランスのデザイナーを採用するという選択肢もあります。

以下では、フリーランスデザイナーを採用するメリットを説明します。

フリーランスデザイナーのメリット

フリーランスデザイナーには、以下のメリットがあります。

〈コスト〉

上記で解説したように、フリーランス人材と正社員の報酬を比較すると、フリーランス人材のほうが費用が安い特徴があります。

正社員の場合には、社会保険や福利厚生などの費用がかかるだけでなく、仕事の有無に関わらず雇用し続けなければなりません。

一方フリーランスデザイナーの場合は、業務委託契約で必要な業務のみを依頼できるため、相対的なコストが大幅に下がる可能性があります。

〈柔軟性〉

フリーランスは業務委託契約となるため、必要な時に、必要な業務だけを依頼するのが原則です。

デザイナーの場合、プロジェクトによって仕事がある時とない時があるため、企業の都合に合わせて活用できるフリーランスデザイナーが活躍します。

〈高い専門性を活用できる〉

フリーランスデザイナーとして独立している人は、自分の能力や経験を売りにして仕事を得ています。

したがって、高い専門性やスキルを保持している可能性が高いのも特徴です。このような優秀なスキルを持つ人材を活用できるのも、フリーランスデザイナーを活用するメリットの1つと言えるでしょう。

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フリーランスのWebデザイナーを採用できるサービス3選

ここでは、フリーランスに特化したデザイナーの採用媒体を3つ紹介します。

1. Workship

『Workship(ワークシップ)』はフリーランスと企業を結ぶマッチングサービスです。

フリーランス・副業人材合わせて40,400人以上が登録しており、人事職に精通した人材も多数在籍。朝日新聞社やChatWork株式会社など累計800社以上の企業が活用しています。

<Workshipの特徴>

  • 求人情報の掲載・スカウトが無制限で行える

Workshipでは、求人情報の掲載のほか、企業側からフリーランスに向けてスカウトを送れるため、企業の知名度や予算に左右されない採用活動が可能です。

  • 人材提案を受けられる

企業の希望する人材条件を元に、それに合致した人材をご紹介します。まだ人材要件が定まっていない場合には、エージェントに相談することも可能。はじめての場合でもしっかりサポートを受けられます。

  • あらゆる手続きがWorkship内で完結

業務委託契約では、「応募者とのやりとり」「業務委託契約書の締結」「業務報告書の提出」などさまざまな手続きが必要です。Workshipでは、これらの手続きをすべてサービス内で行えます外部サービスへの登録などは不要です。


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・Workshipの特徴とプラン・費用
・登録しているフリーランスの属性
・導入企業の活用事例などをお伝えしています。

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2. レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアとデザイナーに特化した採用サイトです。

新卒や中途採用のほか、派遣社員、フリーランスへの業務委託など、求める雇用形態に合わせた人材紹介が受けられるのもレバテックキャリアの特徴です。

<レバテックキャリアの特徴>

  • 技術と市場に精通したキャリアアドバイザー

レバテックキャリアのキャリアアドバイザーは特にエンジニア市場に精通しているため、紹介してもらえる人材の質が高い傾向にあります。

  • 高いマッチング精度

キャリアアドバイザーは年に3000回以上企業を訪問し、常に現場の情報を把握。人材要件のすり合わせも丁寧なためマッチング精度は高いといえます。

  • さまざまな契約形態に対応

レバテックキャリアは正社員から契約社員、派遣、フリーランスまで対応しています。また、短期で即戦力として活躍できる人材、中長期でも活躍できる人材まで幅広く在籍しています。

レバテックキャリアのHPはこちら

3. Crowdtech

Crowdtechは、最短3日で即戦力のデザイナーと契約できる採用サイトです

日本最大級のアウトソーシングサービスであるCrowdworksから派生したサイトなので、登録者数が多く、デザイナー数も多いことが魅力です。

Crowdtechでは、案件の掲載や提案だけであれば費用はかからないシステムを採用しています。

<Crowdtechの特徴>

  • 豊富な人材データベース

ミドル〜シニアクラスの即戦力となる人材が約350万人登録していることを強みとしています。

  • 人材の提案を無料で実施

案件掲載や企業との相談は一切費用がかかりません。支払額は実際の稼働状況に基づいて決まります。

  • 稼働後も徹底した対応

稼働前だけでなく稼働後もクライアント、エンジニア・デザイナーともに徹底したサービスを提供しています。

CrowdtechのHPはこちら

デザイナー採用は『Workship』がおすすめ

フリーランスのデザイナーをお探しの方は、ぜひWorkshipにご相談ください。

Workshipは、フリーランスと企業とをつなげる人材マッチングサービスです。デザイナーなどさまざまなスキルを持つフリーランスが登録しており、その数は40,400人を超えています。Workshipの具体的なメリットは以下の3つです。

  1. 三者間契約のため、安全に業務委託できる
    契約はWorkshipを介しての三者間契約。人材とのやりとりや契約対応、請求処理など業務委託にかかわるすべての業務をWorkship上で行なえるため、手間がかかりません。また、条件交渉や業務時のトラブル対応が必要な場合は、Workship運営がサポート/代行可能。はじめてでも安心して簡単に業務委託を始められます。
  2. さまざまな採用方法が利用でき、最短2営業日で契約した事例も
    Workshipでは、フリーランスとマッチングする方法に「スカウト」「募集掲載」「人材紹介」の3つの方法があります。
    「スカウト」は求めるスキルを持った人材に対して企業側からアプローチする方法、「募集掲載」はスキルなどの要件を打ち出したうえで広く登録するフリーランスから応募をつのる方法です。スカウト数、募集掲載数には制限がないため、人材が必要なとき、必要な人数を集められます。エージェントに要望を伝えていただければ、人材紹介も可能です。
  3. 人材のスキル/経歴を分析しスコア化
    Workshipでは、エンジニア、セールス、人事、経理など高い水準のスキルをもったフリーランスが40,400人以上登録しています。そのフリーランス一人ひとりのスキル/経歴を分析し、スコアとして表示しているため、委託したい業務に適したスキルをもった人材が見つかりやすくなっています。

企業側は募集の掲示だけでなく候補者へのスカウトも可能です。業務委託できるデザイナーをお探しの場合や、優れたデザイナーを積極的に採用していきたいという場合には、ぜひ以下の資料をご覧ください。


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・登録しているフリーランスの属性
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