エンジニア採用で読んでおくべき本6選|エンジニア採用のポイントも合わせてご紹介
多くの企業が採用に苦労するエンジニア。その採用活動をスムーズに進めるために、ノウハウや経験、企業事例をまとめた本が多く販売されています。
この記事では、その中からおすすめのものをいくつかご紹介します。さらに急いでエンジニアを採用したい場合や、フリーランスエンジニアの活用方法まで解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
この記事の結論
- 現在のニーズに合わせた本を選定することが重要
- 急いで採用したい場合には外部サービスを利用するのが良い
- 採用に不安がある場合はフリーランスエンジニアの活用もできる
- フリーランスのエンジニアを探すならWorkship
エンジニアを採用するために読むべき本
では、エンジニア採用のために読んでおくべき本を複数紹介していきます。
採用のノウハウを獲得する本3選
まずは、エンジニアの採用について具体的な知識を得るための本を紹介します。
1 作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本
- 著者:中島 佑悟 , 高濱 隆輔 , 千田 和央
- 出版社:翔泳社
ITエンジニアの採用に向けた解説書としては、パイオニア的な存在の本です。エンジニアに関する基本的な知識が豊富に解説されているため、これからじっくり学ぼうという方にはおすすめの1冊と言えるでしょう。
2 自社にピッタリの人材がみつかる 小さな会社がITエンジニアの採用で成功する本
- 著者:大和 賢一郎
- 出版社:日本実業出版社
エンジニアとして働く人は、必ずしも企業名やブランド、その規模の大きさだけで働く場所を選ぶわけではありません。従って自社がエンジニアをどういう目的で採用したいのか、それを求職しているエンジニアにどうやって伝えるのかが重要になります。この本ではそうしたビジョンの伝え方から面接の仕方まで、具体的な説明を得ることが可能です。
3 エンジニアリング組織論への招待 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 著者:広木 大地
- 出版社:技術評論社
エンジニアを抱える組織や企業内での課題や、その中での思考法・整理法などについてまとめられている本です。実際に管理職やIT企業で働いている人から高い評価が寄せられており、エンジニアの採用後でも学べると言えます。ただし、既出の2冊と比べると若干レベルが上がるため、全くの初心者向けではないかもしれません。
DXやエンジニアの必要性について広く学ぶ本3選
上記の3つはエンジニアを採用することに特化した本でしたが、少し視野を広げ、今後の社会の変化やDX(デジタルトランスフォーメーション)について解説した本をご紹介していきます。
1 全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略
- 著者:藤原洋
- 出版社:PHP研究所
「DX」「IoT」「AI」など、最近よく耳にする言葉が日本のこれからの社会に対してどういった影響を与えていくのかを解説した本です。デジタル化と呼ばれる潮流の影響から企業がすべき行動についてまで述べられています。
2 Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 著者:Brian W. Fitzpatrick, Ben Collins-Sussman
- 訳:角 征典
- 出版社:オライリージャパン
現代では知らない人の方が少ないGoogleでエンジニア達を率いるリーダーとして活躍した著者が、エンジニアとの付き合い方やチームの組織の仕方などについてまとめた内容になっています。エンジニア採用を直接述べているわけではありませんが、内容は非常に読みやすいため、これからエンジニアと関わる人には参考になること間違いなしです。
3 ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
- 著者: Paul Graham
- 訳:川合 史朗
- 出版社:オーム社
筆者が以前にWeb上に掲載していたエッセイをまとめ、それに追記した形で出版したものです。IT業界やそこで働く人達、またそのコミュニティなどにおける文化的なものを記述しています。時に非エンジニアには理解できないエンジニアやハッカーの行動にも言及しており、様々な形でエンジニアと関わる人が楽しめる1冊です。
現在の自社のニーズを正確に抑えよう
ここまで計6冊をご紹介しましたが、
「エンジニアを実際に採用するためのノウハウ本」
「エンジニアやIT、DXなどについて理解するための本」
と大きく2種類に分けて解説しました。
この記事を読んでいる方が、エンジニア採用に関する本を読む理由は様々であると思いますが、ぜひどういったニーズでその本を探しているのかを明確にするようにしましょう。
闇雲にエンジニアやIT業界に関する本を読んでいても、お金も時間もかかってしまいます。エンジニアという職種やIT業界などに対する自分の理解度、そしてそのニーズを踏まえ、本を選んで読んでみるのが良いのではないでしょうか。
すぐにエンジニアを採用したい場合
本を読む理由の1つには、もちろん「急いでエンジニア採用に関する知識を獲得し、採用活動を行いたいから」ということもあるでしょう。そのような場合には、本以外にどういった選択肢があるのか説明していきます。
急いで採用したい場合は外部サービスを利用すべき
もし、エンジニアをなるべく早く採用したいという場合には、外部サービスの利用をおすすめします。
確かに、本はネットの情報に比べて信憑性が高く、またノウハウをじっくり学ぶという点では大きなメリットがあります。
しかしどれだけ本が優れていても、それを見たままに採用活動で再現し、かつ結果も残すというのは少し難しいと言わざるを得ないでしょう。
したがって、出来るだけ早くエンジニアを採用したいという場合には、外部の採用サービスを利用すべきであると言えるのです。
では、実際にどのようなサービスがあるのでしょうか?
エンジニアを採用できる外部サービスの種類
具体的にエンジニアを採用するためのサービスとして、主に2つをご紹介したいと思います。
1 人材エージェント
人材エージェントとは、人材紹介業を行なっている会社のことを指します。企業からの要望に合わせて人材を探し、企業側に提案してもらうことができます。
採用までの時間はエージェントに依存してしまいますが、「なるべく早く採用したい」という旨を伝えれば、対応を検討してくれるはずです。コストは割高になってしまいますが、採用工数を少なく優秀なエンジニアを獲得できるというメリットは大きいです。
2 求人サイト
求人サイトや外注サービスを利用して、エンジニアを見つけます。求人サイトであれば、条件を出しておけば後は応募を待つだけですので、手間が少なくて済みます。
「急募」などの見出しをつけることでより目を引く募集にすることができ、スムーズにエンジニアを見つけることができる可能性があります。
ただ一方で会社の知名度により応募状況が左右されることもありますので、その点は注意が必要です。
その他のエンジニア採用手法
スピード感にこだわらないのであれば、これら以外にもまだ手法はあります。
そのいくつかをご紹介しましょう。
ダイレクト リクルーティング | 企業が求職者に直接アプローチすることです。例えばSNSで募集をかけてみたり、気になる人材がいればダイレクトメッセージを送るなどしてコミュニケーションを図ります。間に何も介さず直接やりとりができ、求職者側にもメリットの大きい方法です。 |
リファラル採用 | 社員や社内の人脈を用いて採用する方法です。他の採用方法に比べてほとんどコストがかからないため、実現すれば非常に費用対効果の高い採用手法です。身内からの紹介であればある程度の信頼感も確保できており、採用工数も省けるという点がメリットになります。 |
タレントプール | あまり聞きなれない考えかもしれませんが、海外の企業では広く取り入れられている手法です。企業がデータベースを作成し、そこに登録してもらうことで自社で働く人材の候補者リストのようなものを常に持っておきます。必要な時にその中から候補者を挙げ、採用活動を行います。 |
得に最後のタレントプールについては聞き慣れないという方もいたかもしれません。タレントプールに関しては、「タレントプールとは?実際の事例や採用活動を効率化するサービスまでご紹介」の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
エンジニア採用に不安がある場合
本を読むのはいいけど、実際の採用となるとまだ不安が大きい。そんな方に向けても解決法をご紹介していきます。
フリーランスのエンジニアを採用してみる
エンジニアの採用に不安がある方へおすすめしたいのが、フリーランスのエンジニアを採用するということです。
そもそもフリーランスとは、特定の企業や組織に属さず、個人で仕事をして働いている人のことを指します。社会的な信用が低いと思われがちですが、実際にフリーランスとして働くには個人のスキルを認められなければならないため、能力面ではむしろ一般の社員よりも信頼が置けると言えるでしょう。
ではどうしてこうしたフリーランスのエンジニアへ依頼することが、エンジニア採用の不安を解消することへ繋がるのでしょうか?
フリーランスのエンジニアを採用するメリット
フリーランスのエンジニアを採用するメリットには、主に以下のような点が挙げられます。
・コストの低さ
フリーランスの1番の魅力は、コストが低くて済むということです。例え一般的な社員と給与が同じであったとしても、福利厚生費が不要であることなどから安く済みます。また、リモートで完結する場合には、オフィスなどの設備も不要です。費用に余裕がある場合には、給与水準を上げてより優秀なフリーランスを雇うということも可能です。
・柔軟性
柔軟性があることもフリーランスの魅力であると言えます。例えば特定のプロジェクトを進めるために数ヶ月だけ契約したり、週2日だけ働いてもらうということも可能です。自社のニーズに合わせて採用を工夫することができます。
・能力の高さ
既に述べたように、フリーランスは能力やスキルの高さを売りにして仕事をしています。例えばエンジニアとしての能力が高いだけでなく、自社の社員育成やプロジェクトマネージャーとして活躍することを期待して採用するということも可能でしょう。
フリーランスは柔軟に活用することが可能
このように、フリーランスには様々なメリットがあります。フリーランスのエンジニアを雇うということももちろんOKですが、次のような活用の仕方も考えられます。
- 社内のエンジニアの教育係として採用する
- エンジニアを採用するノウハウを持つ人事のフリーランスを採用する
- 技術的なエンジニアではなく、プロジェクト管理を担うマネージャーとして採用する
このように、エンジニアの採用という目線でフリーランスを見ても、その活用の仕方は実に多様です。自社のニーズに柔軟に合わせられるという点でも、フリーランスを活用することをポジティブに検討してみてはいかがでしょうか。
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