フリーランスのデザイナー採用が難しい?採用難の理由とは?
「フリーランスデザイナーの探し方がわからない」
「求人をだしてもなかなか応募がない」
デザイナー需要が高まる昨今、多くの企業が採用に課題を感じています。これはフリーランスに依頼する場合も同様で、採用フローを整備しないと自社に適した人材を採用するのは難しいのが現状です。
今回はフリーランス採用サービスWorkshipのエージェントが、フリーランスデザイナーを獲得する方法と効率良く採用するための施策について解説します。
フリーランスのデザイナー採用が難しい?採用難の理由とは?
近年の急速なIT化に伴い、Webサイトなどの制作に欠かせないデザイナーの募集が急増しています。
しかし、デザイナーの需要と供給のバランスは取れておらず、人手不足が続いているのが現状です。
ここでは、フリーランスデザイナーの人材不足の理由と解決策を紹介します。
人材市場でフリーランスデザイナーが不足している
人材市場でフリーランスデザイナーが不足している原因は、まずデザイナーの人口が少ないことにあります。
デザイナーの数は、労働人口全体の0.1%未満で推移しており、Webデザインなどの需要がある現在でも、ほとんど増加はしていません。
採用ノウハウが蓄積されていない
また、企業側にデザイナー採用のノウハウが蓄積されていないことも大きな要因の1つと考えられます。
企業においてデザイナーを採用する機会があまり無いため、採用担当者がどのような基準と評価によってデザイナーを採用してよいのか分からないといったケースも見られます。
デザイナーの採用基準を決めかねる場合は、社内の現役デザイナーに採用活動に参加してもらうことをおすすめします。現場で働くデザイナーにヒアリングし、自社に必要な人材の要件を設定しましょう。
もしも、社内に相談できるデザイナーなどがいない場合には、社外の人材エージェントやコンサルタントに依頼することも可能です。
人事の知識不足でミスマッチが多い
人事の知識不足によるミスマッチとは、人事や採用担当者がデザイナーとしてのリソースをよく理解しないままに採用を決め、必要なスキルや経験を持たないデザイナーと契約してしまうケースです。
デザイナーと言っても、自社で必要となるソフトやスキルと、採用したデザイナーのスキル等がマッチするとは限りません。だからこそ、書類選考や面談時に、スキルや知識の確認と擦り合わせが非常に重要となります。そのためには、採用担当者がある程度のデザイナーの知識を持つことが必要となるのです。
フリーランスデザイナーを採用する3つの手法
ここでは、フリーランスデザイナーを採用する際の3つの手法を紹介します。
それぞれの方法には、メリット・デメリットがあるため、自社に合わせた方法を取り入れることが重要です。
自社サイトでの募集
自社のサイトで募集するには、まずオウンドメディアがあるかどうかがポイントです。
自社で運営するホームページなどのWebサイトに求人を告知することで、自社に必要なデザイナーの人材を募集することができるでしょう。企業によっては、効率良く人材を募集・採用するために、求人専用のWebメディアを運営するケースもあります。
オウンドメディアでの求人募集には、そもそもどの程度サイトへの訪問者がいるのかを把握しなければなりません。そして、訪問者が少ない場合は、SNSなどを活用しながらサイトの訪問者を増やす努力が必要です。また、求人の応募が来るまでに、ある程度の時間もかかることが予測されます。
それほど手間と費用がかからず、リスクが少ない募集方法ですが、急ぎの場合にはエージェントを利用しながらオウンドメディアを併用しましょう。
リファラル(紹介)からの採用
リファラル採用とは、自社の社員などからの紹介により人材を採用する方法です。
リファラル採用では、企業の特徴や必要な人材を理解する社員からの紹介であるため、ミスマッチが比較的起こりにくいのが特徴で、採用コストも抑えられます。
しかし、社員から紹介してもらえる人数には限りがあるため、デザイナーを複数、または大量に確保したい場合には不向きと言えます。
必要な人材を、必要な時に、必要な人数確保するためには、日頃からリファラル採用の制度を社内に浸透させておくことが必要です。
エージェントからの採用
短期間でデザイナーの募集・採用をしたい場合におすすめなのが、エージェントを利用する方法です。
エージェントは人材紹介サービスとも呼ばれ、自社の求人案件に見合った人材をエージェントが紹介してくれるサービスです。
専門知識を持ったエージェントが自社に適した人材を紹介してくれるため、ミスマッチが起こりにくいのが特徴で、優秀な人材を比較的早く見つけられます。
はじめてデザイナーを採用する企業や、採用のノウハウのない企業にとっては有り難いサービスと言えるでしょう。
エージェントを利用する際に気をつけなければならないのは、採用コストです。基本的には成果報酬型で費用が発生するため、採用となるまで費用はかかりません。しかし、採用コストに手数料がかかるため、あらかじめ予算を決めてから募集をかけるようにしましょう。
フリーランスデザイナーを採用できるサービス3選
以下では、フリーランスデザイナーを採用できる、おすすめのエージェントサービスを3社ご紹介します。
1. Workship ENTERPRISE
Workshipは、デザイナーやエンジニアなどのフリーランスと企業を結ぶマッチングサービスです。登録しているフリーランス・副業人材は、合わせて34,000人以上。朝日新聞社やChatWork株式会社など、累計600社以上の企業が利用しています。
求人情報の掲載やフリーランスへのスカウトを無制限で行えるのが特徴で、企業の知名度や予算に左右されない採用活動が可能です。
初めてのデザイナーの採用などでスカウティングの仕方や基準が分からない時は、企業が人材募集する条件を基に、それに合致した人材をWorkshipの専門スタッフが紹介してくれます。まだ人材要件が定まっていない場合でも、エージェントに相談することでミスマッチを防ぐことが可能です。そのためフリーランスに限らず、専門職のフリーランス人材の採用が初めての場合でも、しっかりサポートを受けられるので安心です。
Workshipでは、あらゆる手続きを完結できるのもメリットのひとつです。応募者との交渉や業務委託契約書の締結、業務報告書の提出など、これらの手続きをすべてWorkshipのサービス内で完結できます。
2. Midworks
Midworksは、IT系のフリーランスエンジニアやデザイナー専門のエージェントサービスです。フリーランスエンジニアと採用企業の間に立ち、双方のマッチングをサポートしてくれます。企業が登録した技術や要望に合わせた最適な案件を提案し、エンジニアとの契約や交渉事も代行してくれるため、採用担当者にとっては心強い存在となるでしょう。
3. Green
Greenは、転職者の約60%が経験者のITとWeb系人材紹介サービスです。利用者の年齢層は25~35歳が60%を占めており、若手経験者の採用に強いのが特徴です。
採用コストは、地域一律の30万円~90万円の固定金額となっています。掲載期限が無期限でランニングコストも不要のため、費用の掛け捨てリスクもありません。
フリーランスデザイナー採用を成功させるための5つのステップ
それでは、実際にフリーランスデザイナーの採用を成功させるための施策を、下記の5つのステップで解説します。
- 依頼したい内容を整理する
- 要件からデザイナーの種類を決定する
- 要件やデザイナーの種類から採用方法を決める
- 指示書を作成する
- フリーランスデザイナーを採用する
以下では、このの5つの施策について、順に解説します。
1.依頼したい内容を整理する
まずフリーランスデザイナーの採用で最初に取り組むべきことは、自社にどのようなデザイナーが必要かを把握するために、デザイナーを必要とする要件を明確にすることです。
仕事の案件を整理することによって、求める人材に必要なスキルや経験があぶり出され、候補者を絞り込むことが可能になります。
具体的には、デザイナーとして仕事をした年数やスキル、これまでに経験してきた仕事の内容などを聞き、自社が必要とするスキルや経験値、報酬と採用期間などの要件をすり合わせていきます。
2.要件からデザイナーの種類を決定する
自社の仕事に必要な人材の要件が定まり、明確化できたら、そこから募集するデザイナーの種類を決定します。
デザイナーという職業にはいくつかの種類があり、WebデザイナーやUIUXデザイナーなど、それぞれにできる仕事が異なります。
この部分を間違えると「人材のミスマッチ」が起こり、人材獲得にかかった手間や費用、時間が無駄になってしまいます。
自社にとってどのようなデザイナーが必要かを精査し、分からない場合は専門知識のあるエージェントに相談しましょう。
3.要件やデザイナーの種類から採用方法を決める
要件が明確化し、必要な人材の抽出が完了したら、実際に採用するための体制を整えます。
この時、人材の採用担当者が、デザインなどの知識がない場合は社内のデザイナーや外部のパートナー、エージェントに相談する必要があります。
ここまでにまとめあげた要件から、どのような採用方法を選択するかを考え、オウンドメディアやリファラル採用、エージェントに依頼するなどの施策を選択しましょう。
4.指示書を作成する
フリーランスデザイナー採用のための募集媒体が決まれば、実際にそこに掲示する指示書を作成します。
指示書とは、仕事の内容や手順、方法などを周知させるための文書のこと。これを求人媒体に掲示し、フリーランスデザイナーからの応募を待つことになります。
ただ、自社にデザイナーがいない企業などでは、この指示書を上手く作成できない場合があります。そのようなケースでも、エージェントに相談することが最も効率の良い方法と言えるでしょう。
すでにデザイナーの採用経験がある場合や、自社のスタッフで指示書を作成できるケースでは、求人広告やダイレクトリクルーティングなどで、自社内で完結する採用手法でも問題ありません。
5.フリーランスデザイナーを採用する
自社に合った募集の仕方によって、無事フリーランスのデザイナーを確保できたら、決められた要件に沿って契約します。
採用後に気をつけたいことは、フリーランスデザイナーという貴重な人材を今後も確保しやすくするために、採用したデザイナーに働きやすい環境を提供することです。
この会社でまた働きたいと思える環境づくりは、フリーランスデザイナーだけではなく、現役の社員にとっても重要な要因となります。
フリーランスデザイナーの採用なら最短即日で見つかる『Workship』で
フリーランスデザイナーの採用なら、最短即日で優秀な人材が見つかる『Workship』がおすすめです。
Workshipは、フリーランスと企業をつなげるマッチングサービスで、34,000人以上のフリーランスが登録しています。
またWorkshipでは、企業の募集情報を掲載するだけでなく、気になる人材がいればスカウトを送ることも可能です。「人材エージェント」と「スカウト型サイト」のハイブリッドサービスによって、より採用機会を増やすことができるでしょう。
これだけ多くの企業に活用されている理由の一つとして、まず挙げられるのが豊富な人材量。登録フリーランスは34,000人以上で、マーケター、エンジニア、デザイナーなどとくにIT人材が中心です。
Workshipでは以下のような特徴も備えています。
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Workshipでは、豊富な人材から自社に適した人材がちゃんと見つかるよう、求人情報の掲載、企業側からの気になる人材へのスカウトに回数制限を設けていません。ご要望があれば条件に合うフリーランスをエージェントから直接提案することも可能です。 - 契約代行や請求処理などのサポートが充実
契約書の取り交わしは不可欠ですが、業務としては煩わしいもの。Workshipでは、企業・フリーランス、Workshipでの三者間契約を行っており、その業務を代行しています。毎月の請求処理やトラブル時の対応など、企業とフリーランスの間に立ち、円滑な業務遂行のサポートします。 - 成約するまでは月額不要。14日間の返金保障も
上記のスカウトや求人情報の掲載中であっても、フリーランスと成約するまでは月額不要でご利用いただけるため、予算に左右されず、じっくりといい人材が探せます。また、成約後は14日間の返金保障があります。
料金プランや機能、導入事例などをまとめた資料は、以下から無料でダウンロードできますので、ぜひお読みください。
フリーランスデザイナーの採用成功事例
コミュニケーションツールとして、ビジネスチャットのトップシェアを誇るChatwork株式会社さん。ただデザインするだけでなく、課題発見や改善提案までしてくれるwebデザイナーを探していた時に、Workshipで3名の候補者を見つけ、納得できる人材を獲得できました。
また、業務委託に関する契約や支払い条件などについてのWorkshipからのサポートについても満足のいく対応が得られています。
Workshipでは無料相談も受け付けています
Workshipでは、無料相談も承っています。
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