業務委託の副業はフリーランスと副業人材のどちらがいい?メリット・デメリットを紹介
人材不足や採用コストの高騰を背景に、業務委託で外部人材を活用する企業が増えています。なかでも注目されているのが「副業人材」と「フリーランス」の活用です。しかし、両者の違いや自社に合う選び方について、迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、それぞれのメリット・デメリットや状況別の選び方、委託時の注意点などを解説します。
業務委託における「副業人材」と「フリーランス」の違い

副業人材とフリーランスは混同されがちですが、働き方や企業との関わり方に明確な違いがあります。それぞれの定義と特徴を解説します。
副業人材とは?
副業人材とは、本業を別に持ちながら、空いている時間を使って他社の業務を請け負う人材のことを指します。平日の夜や土日など、限られた時間で稼働するケースが大半です。
近年は働き方改革の推進を受け、副業を解禁する企業も珍しくありません。マーケターやエンジニアなどの専門職が、副業人材として活躍する機会も広がっている状況です。
本業で磨き続けているスキルをそのまま別の企業にも還元できる点が、副業人材ならではの魅力と言えるでしょう。
フリーランスとは?
フリーランスとは特定の企業に属さず、独立した立場で業務を請け負う人材を指します。個人事業主として活動しているケースが多く、業務委託での仕事を本業として生計を立てているのが特徴です。
副業人材と異なり、平日日中の稼働に制約がないため、週何十時間とまとまった時間を確保しやすい傾向にあります。対応できる業務範囲が広く、企画から実行までワンストップで任せられるプロフェッショナルが存在するのも魅力です。
複数のクライアントと並行して仕事をしているため、他社の知見を活かした提案を期待できる点も見逃せません。
両者の大きな違い3つ
副業人材とフリーランスの違いは、大きく3つに整理できます。それぞれを表にまとめました。
あくまで上記は一例であり、副業人材でも時間単価の報酬形態が採用されることもあるでしょう。自社と業務委託先でうまく調整することが必要です。
企業が副業人材に業務委託するメリット

副業人材を活用すると、企業はさまざまな価値を得られます。代表的なメリットは以下の2点です。
それぞれ解説します。
1.社員のスキルアップと組織活性化につながる
副業人材は本業に多くのリソースを割いており、最新の業界動向や他社の成功事例を自然と持ち込んでくれるため、既存社員にとって刺激的な存在になります。
社員が外部のプロフェッショナルと一緒に働くなかで、新たなスキルや視点を吸収できるのも大きな利点です。副業人材の存在がロールモデルとなり、社員のモチベーション向上にもつながります。
社内だけでは得られない新しい風を取り込むことで、組織全体の活性化や風通しの改善も期待できるでしょう。
2.採用コストを抑えられる
正社員を採用する際には、求人広告費やエージェント手数料、入社後の教育費など多額のコストがかかります。一方、副業人材への業務委託であれば、必要な業務に対してのみ対価を支払う形になるため、固定費を抑えやすくなるのです。
また、副業人材は即戦力として入ってもらえるケースが多く、教育コストもほとんど発生しません。予算が限られているスタートアップや中小企業にとっても、優秀な人材と接点を持つ現実的な選択肢と言えるでしょう。
企業が副業人材に業務委託するデメリット

企業が副業人材に業務委託する際は、メリットだけでなくデメリットも把握する必要があります。代表的なデメリットは以下の2点です。
上記の2点を解説します。
1.コミュニケーションの取り方が難しくなる
副業人材は本業を優先して稼働するため、平日日中にリアルタイムで連絡を取り合うのが難しくなりがちです。急ぎの確認事項があっても、その場ですぐには返事をもらえないケースがあるでしょう。
対策としては、定例ミーティングを夜間や週末に設定する方法があります。また、チャットツールを活用し、非同期のやり取りを徹底するのも効果的です。返信期限のルールや緊急時の連絡方法を事前に決めておけば、認識のズレを防げます。
2.どこまで依頼するのか検討する必要がある
副業人材に任せられる業務量には限りがあります。本業に支障が出ない範囲で稼働しているため、無理な依頼を重ねると納期遅延や品質低下を招く恐れがあるのです。事前に依頼範囲を明確にし、業務の優先度を整理したうえでアサインすることが大切です。
重要度の高いコア業務は社員が担い、部分的な補完役として副業人材を活用するのがおすすめです。依頼したい業務を棚卸ししたうえで線引きを明文化しておけば、お互いに気持ちよく仕事を進められるでしょう。
企業がフリーランスに業務委託するメリット

副業人材ではなく、フリーランスに業務委託する際の主なメリットは以下の2点です。
それぞれについて解説します。
1.業務が円滑に進みやすくなる
フリーランスは業務委託を本業としているため、平日の日中でもフレキシブルに対応してくれます。連絡がつきやすく、社員と近いスピード感でプロジェクトを進められるのが大きな魅力です。
また、プロジェクト全体を俯瞰して進めるノウハウを持つ人も多く、ディレクション業務まで依頼できるケースがあります。社内に専門人材がいない場面でも、安心してプロジェクトを任せられるでしょう。
2.迅速な対応を期待できる
フリーランスは成果が収入に直結する働き方のため、納期や品質への意識が高い傾向にあります。依頼内容を正確にキャッチアップし、期待以上のスピードで成果物を制作してくれることも珍しくありません。
さらに、自身の稼働時間をコントロールできる立場のため、急ぎの案件にも柔軟に対応してもらえる可能性があります。繁忙期の助っ人や、突発的なプロジェクトのサポート時には心強い味方となります。
企業がフリーランスに業務委託するデメリット

副業人材への業務委託と同様に、フリーランスへの業務委託にもデメリットがあります。代表的なものは以下の2点です。
詳しく解説します。
1.社内にノウハウが蓄積されない
フリーランスはあくまで外部人材であり、契約期間が終わればそのまま関係性も終了します。培ってきた知見やノウハウは、意識的に残す仕組みを作らない限り、社内に蓄積されにくいのが実情です。
例えば社内向けに勉強会を開催してもらうなど、ノウハウを残すきっかけづくりが大切です。関係性が終わったとしてもノウハウが残っていれば、社内での再現がしやすくなり、自社全体の業務品質向上を期待できます。
2.品質にばらつきが出やすい
フリーランスと一口に言っても、業務レベルはさまざまです。なかには期待するレベルに達しない人材も存在します。実績や得意領域を事前に見極めなければ、成果物の品質にばらつきが出る恐れがあります。
選考時には、ポートフォリオや過去の実績を細かく確認しましょう。また、初回はテスト案件から依頼し、相性を見極めたうえで継続の判断をするのもおすすめです。審査基準が整っているプラットフォーム経由で探す方法も、ミスマッチを避ける手段の一つと言えます。
【比較】自社の課題に適しているのは?状況別の選び方

ここまで、副業人材とフリーランスそれぞれのメリット・デメリットなどを解説しました。より自社の課題に合う選択をするために、ここでは副業人材とフリーランスのどちらを選ぶべきか、以下のケース別に紹介します。
【ケース1】週15〜20時間程度コミットしてほしい場合
週15〜20時間ほどのまとまった稼働を求めるなら、フリーランスのほうが適しています。副業人材は本業優先で動くため、それ以上のコミットは難しい場合が多いためです。
フリーランスであれば、週20時間以上の稼働にも対応してもらえる可能性が高まります。プロジェクトの中核を担ってもらいたい、あるいは社員に近い立ち位置で動いてほしいといったニーズには、フリーランスの活用がマッチします。
【ケース2】最新の知見をアドバイザー的に取り入れたい場合
アドバイザーとして最新の知見を取り入れたい場合は、副業人材・フリーランスのどちらも適しているでしょう。週数時間の関わりでも、質の高いインプットを得られます。
副業人材は本業で現場感覚を持ち続けている強みがあります。一方のフリーランスは、幅広い企業を支援してきた俯瞰的な視点が魅力です。どちらが適しているのかは、自社が求めるアドバイスの性質に応じて判断すると良いでしょう。
両者を併用して多角的に意見を集めるのも、有効な選択肢となります。
【ケース3】少ない稼働時間で優秀な人がほしい場合
週5〜10時間の短時間で優秀な人材を確保したい場合は、副業人材のほうが向いています。稼働時間に限りがある優秀な人材も副業なら参画しやすく、コストを抑えつつ質の高い成果を期待できるためです。
場合によっては、大手企業の現役マネージャーや専門家がサブ業務として協力してくれるケースもあります。特定の領域に強い人材を、必要なときにだけ招ける点も大きな利点です。「短時間×高スキル」を求める際は、副業人材の活用を検討してみましょう。
企業が外部人材に業務委託する際の注意点3つ

副業人材とフリーランスのどちらを選ぶ場合でも、共通して押さえておきたい注意点があります。代表的なものは以下の3つです。
それぞれについて解説します。
1.契約形態の違いを理解しておく
業務委託契約には、「請負契約」と「委任・準委任契約」の2種類があります。請負契約は成果物の完成に責任を負う契約で、委任・準委任契約は業務の遂行そのものを依頼する契約です。依頼内容によって適した契約形態が異なるため、事前に確認する必要があります。
契約書の内容を曖昧にしてしまうと、報酬や責任範囲といった部分でトラブルにつながりかねません。成果物の定義や納期、検収方法、修正対応の範囲などを明文化しておくと安心です。
2.情報漏洩リスクに備える
外部人材は自社内のシステムや機密情報にアクセスするケースが多いため、情報漏洩リスクへの備えが欠かせません。契約前にNDA(秘密保持契約)を締結し、守秘義務を明文化しておきましょう。
加えて、アクセス権限を業務に必要な範囲に絞る、強固なセキュリティ環境で情報をやり取りするなどの対策も重要です。ルールを事前に共有し、双方で認識をそろえてから稼働を開始することがポイントです。万が一に備え、違反時の対応も契約書に盛り込むことをおすすめします。
3.業務の進め方をすり合わせる
期待する成果を出してもらうためには、稼働前のすり合わせが非常に重要です。すり合わせが不十分な場合、ストレスを抱かせることにつながりかねません。業務の目的や進め方、報告のタイミングなどを丁寧に共有しておきましょう。
また、コミュニケーションツールや定例会議の運用方法も事前に決めておくとスムーズです。ミーティングで認識を合わせ、初期段階で疑問を解消できる体制を整えるのが理想です。
副業での業務委託採用は『Workship』の活用がおすすめ!

業務委託を採用する際は、Workshipの活用がおすすめです。
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人材の質や、自社ツールを使った管理のしやすさが好評で、朝日新聞社やChatwork株式会社など、これまでに累計1,200社以上にご活用いただいています。
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