優秀なライターに記事作成を依頼する方法。費用相場から依頼先の選び方のポイントまで紹介
会社で運営しているオウンドメディアやブログなどの記事作成は、外部のライターに依頼することができます。
本記事では、「どのような方法で記事作成を依頼するのか」「費用相場はどれくらいか」「依頼先を選ぶ際のポイントは」などの疑問に答えます。
【目次】
- ライターに記事作成を依頼する方法
- 外部ライターに依頼する流れ
- 外部ライターに依頼する費用相場
- 外部ライターに依頼するメリット
- 外部ライターに依頼するデメリット
- 優秀なライターを見つけるポイント
- フリーランスライターに依頼できるサービス2選
- まとめ
ライターに記事作成を依頼する方法
オウンドメディアや社内ブログの記事など、ライターに仕事を依頼しなくてはならない場面は多数あります。
そのようなときには、次のいずれかの方法でライターを募集することができます。
- 自社サイトで応募する
- 記名記事のライターに直接スカウトする
- クラウドソーシングを利用する
- 人材紹介サービスを利用する
依頼方法1. 自社サイトで応募する
メリット | デメリット |
---|---|
・採用コストがほとんどかからない ・ある程度条件を定めて募集することができる | ・自社サイトの閲覧数に効果が依存する ・優秀なライターが応募するとは限らない |
自社サイトでライター募集を行えます。
採用ページを持っている企業であれば、新卒募集とは別件として「ライター募集」と広告することができるでしょう。自社サイトに掲載するだけなので、採用コストがほとんどかからない点がメリットです。
しかし、自社サイトの閲覧数、特に採用ページの閲覧数がある程度多いことが条件となるでしょう。あまり閲覧者がいないサイト、閲覧者はいても社内従業員や取引先程度というようなサイトでは、ライター募集と記載してもライターたちが見てくれない可能性があるので避けるほうがよいかもしれません。
反対に閲覧者数が多いサイトであれば、特に採用関係のページで閲覧者数が多いサイトの場合には、大勢のライターも見ていてくれると考えられるので、効率よく募集することができます。
応募者が多数のときは選考に時間がかかるので、ある程度の条件を定めておくことができます。例えば、「ライターとしての経験2年以上」「過去の業績を1つ以上貼付すること」などの条件を定めておけば、ある程度の人材に絞り込めるので、選考の手間が省略できます。
また、優秀な人材が応募してくれるとは限らないという点も注意すべきでしょう。仕事を探すライターが各企業の公式サイトをチェックするとは限らないので、思うような人材と巡り合えない可能性もあります。
依頼内容2. 記名記事のライターに直接スカウトする
メリット | デメリット |
---|---|
・クオリティを把握した上で依頼できる ・仲介手数料がかからない | ・ライターとコンタクトが取れないケースが多い |
似たような目的の記事をインターネット上で選び、記名記事であればライターに直接声をかけるという方法もあります。
すでにライターの作品を見ているので、クオリティを把握した上で依頼できるというメリットがあります。直接ライターと条件交渉をするので、人材紹介サービスを利用したときとは異なり、仲介手数料がかからないという点もメリットです。
しかし、記名記事は多くはなく、素敵な文章が書かれている記事であっても、ライターとコンタクトを取れない可能性も。
また、ライターの連絡先が分かる場合であっても、ライターが忙しいときは引き受けてもらえない可能性があります。
依頼内容3. クラウドソーシングを利用する
メリット | デメリット |
---|---|
・スキルが担保されており、優秀なライターを確保しやすい ・テストライティングしてもらうことも可能 | ・ライターへの報酬に加えて、クラウドソーシングの利用料がかかる |
「パンフレットを作成したい」「オウンドメディアの記事をまとめて依頼したい」など、特定の案件のみ依頼したい場合は、クラウドソーシングを利用できます。
ほとんどのクラウドソーシングサービスでは、ライターのスキルについての情報が得られるので、ある程度の質が担保されるのがメリットです。また、別途報酬を提供することが望ましいですが、契約を結ぶ前にテストライティングしてもらうことも可能です。
ただし、ライターへの報酬に加えて、クラウドソーシング利用料が発生します。募集案件の登録料として請求されることもありますが、登録料が無料のクラウドソーシングサイトでも、ライターとの契約が成立すると「成功報酬」としてライターに支払う報酬の2~3割を請求されることが一般的です。
依頼内容4. 人材紹介サービスを利用する
メリット | デメリット |
---|---|
・スキルが担保されており、優秀なライターを確保しやすい | ・ライターへの報酬に加えて、人材紹介の手数料がかかる |
案件ごとの依頼ではなく、一定期間の契約社員あるいは正社員としてライターを探している場合には、人材紹介サービスを利用できます。
クラウドソーシングサービスと同様、人材紹介サービスでもライターのスキルについての情報が得られるので、ある程度の質が担保されるというメリットがあります。
ただし、こちらもライターへの報酬に加えて、人材紹介サービス利用料が発生します。利用料は人材紹介サービスごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。
人材紹介サービスの費用相場については以下の記事をご参照ください。
外部ライターに依頼する流れ
クラウドソーシングや人材紹介サービスなどの外部サービスを使うと、スキルの高い優秀なライターを見つけやすくなります。
外部サービスを使ってライターに依頼する流れを紹介します。
- 依頼内容と契約条件を決める
- 外部サービスを選ぶ
- 候補者を絞る
- テストライティングを実施する
- 依頼契約をする
1.依頼内容と契約条件を決める
まずはライターに依頼する内容と契約条件を決めます。
契約条件とは報酬や作業の条件のことですが、どのような条件に定めてよいかわからない場合は、似たような案件をクラウドソーシングサービスや人材紹介サービスの他社案件から見つけ、参考にしましょう。
なお、成果物と報酬のバランスが大切です。
何度も手直しをして文章を完成させたいと思う場合、あるいは守るべき規定が多く、ライターに負担をかける場合には、それに見合った報酬を提供する必要があります。
2.外部サービスを選ぶ
案件内容を決めた後で、募集案件を掲載する外部サービスを決めます。
ライター募集に活用できるクラウドソーシングサービスや人材紹介サービスは多数あります。
いくつかチェックして、似たような案件を多く掲載しているサービスを選びましょう。
登録料が無料で、ライターとの契約が成立したときにだけ料金を支払う「成功報酬制」であれば、複数のクラウドソーシングサービスや人材紹介サービスに登録しても負担がありません。
特に早くライターを見つけたい場合には、成功報酬制の外部サービス2~3社に依頼して、多くのライターの目に留まるようにしておきましょう。
フリーランスや副業ライターに依頼できるサービスの費用や特徴をまとめた資料は以下になります。無料でご覧いただけますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。
3.候補者を絞る
応募者の履歴をチェックし、もっとも良いと思われる人を選びます。
チェックする際はライターの学歴や職歴だけでなく、成果物をチェックすることで、書いてほしい記事のイメージに合うライターを選べるでしょう。
また、記事の内容によっては、法律関係や医療関係など特定の資格が必要になることがあります。
文章の内容に合わせて、適切な資格を有するライターを選ぶようにしましょう。
4.テストライティングを実施する
近年、コンプライアンス意識の高まりから、他社への成果物を提供できないライターも増えています。
成果物で実力がわからない場合は、テストライティングを実施して希望に合うライターを選びましょう。
ただし、ライターに負担をかけるテストはNGです。極力短い文章で、ライターに負担をかけないように配慮しましょう。また、参加したライターには報酬を支払うこともコンプライアンス上大切です。
5.依頼契約をする
納得できるクオリティのライターを見つけた場合は、契約へと進みます。
ライターに通勤してもらう場合には会社で契約をすることになりますが、リモートワークで仕事の依頼・提出を進めていく場合は、オンラインでの契約となります。
発注内容と報酬、期日、支払方法について明記し、後でトラブルにならないように注意しましょう。
依頼する際の契約書テンプレートについては以下の記事をご参照ください。
外部ライターに依頼する費用相場
外部ライターに依頼する場合の費用相場は以下の通りです。
テーマ | 文字単価 |
---|---|
一般的なテーマ | 0.5~2円 |
専門性の高いテーマ | 1~5円 |
インタビュー記事 | 2~5円 |
なお、契約社員や一般社員として採用する場合は、文字数とは関係なく、会社の基準に従い給与を設定します。
外部サービスを利用する場合には、ライターに支払う料金の20~40%をサービス利用料として支払います。
面接などを来社してもらって実施する場合には、必要に応じて交通費を支給します。
詳しいフリーランスへの業務委託費用目安については以下の記事をご参照ください。
外部ライターに依頼するメリット
極論をいえば、文章は誰でも書けます。社内の人材に依頼して、記事を完成させることもできるでしょう。
しかし、外部ライターに依頼することで、メリットを得られることがあります。
主なメリットを紹介します。
- ハイクオリティの優秀なライターに出会える
- 記事作成の労力を軽減できる
- 一度に多くの記事を作成できる
1. ハイクオリティの優秀なライターに出会える
社内では見つからないようなクオリティのライターに出会えることがあります。
社内育成が不要なので、すぐにハイクオリティの仕事をしてもらえるのもメリットです。
2. 記事作成の労力を軽減できる
書き慣れない人や文章力がない人にとって、記事作成は負担の多い仕事です。
プロに任せることで労力軽減にもつながります。
3. 一度に多くの記事を作成できる
複数のライターに依頼すれば、短期間に多くの記事を作成できます。
オウンドメディアなどを開始するときには多くの記事が必要になるので、外部サービスの利用を検討しましょう。
外部ライターに依頼するデメリット
外部ライターに依頼することには、デメリットもあります。
- 期待するクオリティのライターに出会えないことがある
- ライターとのコミュニケーションがうまくいかないこともある
- スムーズな発注を実現するまでに時間がかかることがある
1. 期待するクオリティのライターに出会えないことがある
外部サービスを利用したからといって、期待するようなクオリティのライターに出会えるとは限りません。
しかし、ライターのクオリティが低いのは、設定している報酬が低すぎる可能性もあります。
報酬を高額にすることで、満足できるクオリティのライターに出会いやすくなります。
2. ライターとのコミュニケーションがうまくいかないこともある
こまめなコミュニケーションができないライターもいます。
ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールを使い、こまめに連絡するように提案しましょう。
あまりにもコミュニケーションが難しい場合は別のライターを検討することもできます。
トラブルにならないように契約の際に「平日は24時間以内に返信」などのように条件を定めておくと良いでしょう。
3. スムーズな発注を実現するまでに時間がかかることがある
期待するクオリティや文調などを理解してもらうまでに、時間がかかることがあります。
慣れてくるとスムーズにできるので、できれば特定のライターと長続きすることが望ましいでしょう。
優秀なライターを見つけるポイント
優秀なライターを見つけるポイントを3つ紹介します。
- ライターとして経験豊富か
- 円滑なコミュニケーションが可能か
- 特定分野に精通しているか
1. ライターとして経験豊富か
初心者のライターでは、クオリティに不安があります。
ライターは特に資格が必要な仕事ではないため、経験で判断することが望ましいでしょう。
2. 円滑なコミュニケーションが可能か
オンラインのやり取りが基本となるので、こまめに連絡できない人とでは仕事がしづらいでしょう。
反応の速さやコミュニケーションの丁寧さなどもチェックして、人材を選びましょう。
3. 特定分野に精通しているか
特定分野に精通していないライターに依頼すると、文章が上手でも、信頼度の低い記事になります。
また、ライター側も情報検索に時間がかかるため、報酬に不満を持つことにもつながります。
ライターが今まで書いてきた分野についても確認しておきましょう。
優秀なライターの探し方の詳細については以下記事でご紹介しています。ご参照ください。
フリーランスライターに依頼できるサービス2選
フリーランスライターを探せるマッチングサービスのなかから、2つのサービスを厳選しました。
Workship
『Workship(ワークシップ)』はフリーランスと企業を結ぶマッチングサービス。フリーランス/・副業人材合わせて42,100人以上が登録しており、人事職に精通した人材も多数在籍しています。朝日新聞社やChatwork株式会社など累計800社以上の企業が利用しています。
<Workshipの特徴>
- 求人情報の掲載/スカウトが無制限で行える
Workshipでは、求人情報の掲載のほか、企業側からフリーランスに向けてスカウトを送れます。また、求人の掲載とスカウトは無制限で行えるため、企業の知名度や予算に左右されない採用活動が可能です。 - さまざまな採用手法が利用でき、最短2営業日で契約した事例も
Workshipでは、フリーランスとマッチングする方法に「スカウト」「募集掲載」「人材紹介」の3つの方法があります。「スカウト」は求めるスキルを持った人材に対して企業側からアプローチする方法、「募集掲載」はスキルなどの要件を打ち出したうえで広く登録するフリーランスから応募をつのる方法です。スカウト数、募集掲載数には制限がないため、人材が必要なとき、必要な人数を集められます。エージェントに要望を伝えていただければ、人材紹介も可能です。 - あらゆる手続きがWorkship内で完結
業務委託契約では、「応募者とのやりとり」「業務委託契約書の締結」「業務報告書の提出」などさまざまな手続きが必要です。Workshipでは、これらの手続きをすべてサービス内で行えます外部サービスへの登録などは不要です。
▼以下では、Workshipのサービス資料を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
ランサーズ
『ランサーズ』は国内最大手のクラウドソーシングサービスです。登録ユーザー数100万人以上、案件依頼数約235万件、35万社以上の企業が利用しています。
案件カテゴリーは、277種類以上あり、外部ライターの募集も可能です。
<ランサーズの特徴>
- ランサーズ独自のフリーランス検索機能
業務をフリーランスに依頼する際、独自の検索フィルターによる検索が可能。求める業種や社風に合った人材を効率的に探せます。 - 経理処理を効率化できる
指定の部署やグループ単位で請求書を発行できます。アカウントごとの集計/・振り分けが不要です。 - 多数の応募が得られる
登録フリーランス数が他サービスと比較してもかなり多いため、募集をかければ多数の応募が得られます。
優秀なフリーランス採用は、登録無料の『Workship』がおすすめ!
『Workship』では、優秀な人材を紹介・マッチングするだけでなく、煩雑な業務委託契約に関する手続きをすべて代行いたします。
できるだけ早く優秀な人材を探してすぐにでも業務委託を進めたい。また社内のリソースが足りず、手続きや契約内容のすり合わせに時間が取れないといった場合は、安心してWorkshipにお任せください。
人材マッチングと契約手続きのプロが、責任を持って対応いたします。そして正社員の保有リスクを持たずに、優秀な人材を採用できます。
Workshipには、現在ディレクターやエンジニア、マーケター、デザイナーなど42,100人以上の優秀な人材が登録されています。人材の質や、自社ツールを使った管理のしやすさが好評で、朝日新聞社やChatwork株式会社など、これまでに累計800社以上にご活用いただいています。
Workshipのサービスの特徴を簡単にお伝えします。
アカウント登録が無料!
Workshipはアカウント登録料無料で、次のさまざまな機能をご利用いただけます。
・ニーズに合わせたマッチ度の高い候補者を随時提案
・スカウト機能
・フリーランス検索
・求人掲載は無制限
・無制限のメッセージ機能で候補者と直接交渉が可能
・オンライン面談
・求人作成代行
・オンラインサポート
・印紙代不要の電子契約
・正社員転換契約
・賠償責任保険が自動で適用
・稼働管理
※自動で費用が発生することはありません。
※料金はユーザーとの成約が完了した時点で発生します。
また、ご利用いただく中でお困りのことがあれば、随時丁寧にサポートいたします。
三者間契約でインボイス制度の不安がない
フリーランスを活用する上で、採用担当者様の工数負担が大きいのが、契約書の取り交わしです。Workshipでは成約時に企業 ⇄ Workship ⇄ フリーランスの三者間契約を締結し、その契約手続きを代行します。クライアント企業となるお客様の契約先はWorkshipとの契約となるため、フリーランス活用でネックとなるインボイス制度への対応も問題ありません。また、毎月の請求処理も代行して行ないます。
Workshipで稼働と進捗管理も安心
成約後のフリーランスの稼働管理も、Workshipの管理画面内で行なうことができます。管理画面ページを閲覧するだけで、稼働時間や業務の進捗など定期チェックもしやすくなります。
成約まで費用は発生しません!成約後も14日間の返金保証アリ!
Workshipでは、外部のフリーランスを活用し始めるまでは月額費用がかかりません。そのため、自社にマッチする人材をじっくりと見定められます。また、成約後であっても14日間は返金保証があり、ミスマッチを起こす可能性が低くなります。
▼以下では、Workshipのサービス資料を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
【導入事例はこちら】