副業・業務委託人材の採用ノウハウ

プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの違い3つをわかりやすく解説

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プロジェクトマネージャー(PM)とプロジェクトリーダー(PL)は、システム開発をはじめとする、さまざまな業務のリーダーとなる重要な人材です。

昨今、注目を集める2つの職種ですが、定義が不明確で違いがわからないという声も多く聞かれます。

この記事は、プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの違いを「役割・管理対象・責任」という3つの観点から解説し、プロジェクトを成功させるために求められるスキルを解説していきます。

プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの採用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

プロジェクトチームを構成する4つのポジション

まずはじめに、プロジェクトを進めるチームの全体像を解説します。

プロジェクトチームでは、プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーを含め、次の4つのポジションに分類されます。

  • プロジェクトオーナー
  • プロジェクトマネージャー
  • プロジェクトリーダー
  • プロジェクトメンバー

ただし、プロジェクトによっては、1人が複数の役職を担うケースもあります。

1. プロジェクトオーナーとは

プロジェクトオーナーはプロジェクトの発注者であり、実施を決定する役割を担います。組織戦略に基づいてプロジェクト全般を管理します。

大抵、プロジェクトマネージャーの上司や企業の管理職が抜擢されることが多く、最も責任の大きい役職と言えます。

2. プロジェクトマネージャーとは

プロジェクト全体を管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。

プロジェクトでは、マネジメントを担う中心人物として業務を遂行します。プロジェクトの進捗を管理し、プロジェクトオーナーに都度報告します。主に管理する分野は以下の通りです。

  • 品質
  • コスト
  • 納期
  • 人員
  • リスク
  • 調達
  • ステークホルダー

このようにプロジェクトマネージャーの業務は多岐にわたるため、プロジェクトマネジメントに関して豊富な経験と知識を兼ね備えた人物が適任です。 

以下の記事では、プロジェクトマネージャーの業務内容や必要性をまとめています。プロジェクトマネージャーの採用や活用を検討している方はぜひご覧ください。


プロジェクトマネージャー(PM)とは?PLとの違いから業務内容、育成/採用方法まで解説

近年、採用市場でプロジェクトマネージャーの需要が高まっています。 この記事では、プロジェクトマネージャーの定義から業務内容、必要性、PM人材を獲得する方法までご紹介します。

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3. プロジェクトリーダーとは

プロジェクトリーダーは、実際に現場で指揮をとり、計画に沿って業務を実行します。

プロジェクトマネージャーとは違い、現場で指揮をとるため、よりメンバーのことを熟知しコミュニケーションをとるといったリーダーシップが求められます。

小規模のプロジェクトではプロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーを兼任するケースもあります。

4. プロジェクトメンバーとは

実際にプロジェクトを推進させるのがプロジェクトメンバーの仕事です。

プロジェクト推進のために必要な業務は行いますが、管理業務には携わりません。

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーの必要性

結論から言うと、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは、必要な人材です。

PMとPLの関係性は、言わば航空会社とパイロットのようなものです。どちらかが欠けても飛行機を運航することはできません。

前述した通り、プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーでは、業務内容や責任が異なります。そこで、それぞれが役割を認識し、業務を遂行できるかどうかで、プロジェクトが成功するか否かが決まるほど重要です。

プロジェクトごとにマネージャーとリーダーを決め、指示系統を明らかにすることで、業務を効率よく進めていくようにしましょう。

プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの主な違い3つ

ここでは、プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの違いについて解説します。

管理対象、仕事内容、責任という3つの観点で相違点を解説します。

1.管理対象の違い

プロジェクトマネージャー
プロジェクトリーダー
  • プロジェクトチーム
  • ステークホルダー(経営陣、協業社、クライアント)
  • プロジェクトチーム

<プロジェクトマネージャーの管理対象>

プロジェクトマネージャーの管理対象は、プロジェクトチームに加え、ステークホルダーも入ります。ステークホルダーとは、経営陣や株主、協業他社、クライアントなどが当てはまります。

プロジェクトマネージャーはこのようなステークホルダーに対してプロジェクトの参画意識を促し、協力を促す必要があります。

<プロジェクトリーダーの管理対象>

プロジェクトリーダーの管理対象はプロジェクトメンバー全員。プロジェクトリーダーはチームが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう尽力する必要があります。

メンバー全員のことを気にかけ、進捗状態を確認することが役割。また、時には期日の調整や業務の再配置も行います。

2.仕事内容の違い

プロジェクトマネージャー
プロジェクトリーダー
プロジェクトの計画立案計画されたプロジェクトを実行

<プロジェクトマネージャーの仕事内容>

プロジェクトマネージャーの仕事内容は多岐にわたります。上にも記載しましたが、主に次のマネジメント業務を行います。

  • 品質
  • コスト
  • 納期
  • 人員
  • リスク
  • 調達
  • ステークホルダー

<プロジェクトリーダーの仕事内容>

プロジェクトリーダーの主な業務は以下です。

  • プロジェクトチームの人員配置、役割分担
  • 開発現場を指導、援助
  • プロジェクトマネージャーのサポート
  • リスク洗い出し、トラブル対応

相違点としてはプロジェクトマネージャーがプロジェクトを計画し、プロジェクトリーダーがそのプロジェクトを現場で実行・リードする認識でいいでしょう。

3.責任の違い

プロジェクトマネージャー
プロジェクトリーダー
目標達成に責任を持つ実行段階に責任を持つ

<プロジェクトマネージャーの持つ責任>

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの目標を達成できたかどうかに責任を持ちます。

そのため、チームメンバーの業務効率化を図ることで、スケジュールを期日中に完了させ、ステークホルダーやプロジェクトオーナーに対する納期延長や予算の追加の交渉も業務の一つです。

<プロジェクトリーダーの持つ責任>

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全体に対して責任を負いますが、プロジェクトリーダーはプロジェクトの実行段階・要員で責任を持ちます。

仮に開発段階で遅延が起き、納期までに間に合わなければプロジェクトリーダーの責任です。そのため、メンバー全員の進捗状況を把握し、ミス遅延なくプロジェクトを実行できるかが問われます。

プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーに必要なスキル

次に、各職種を採用する際に見るべき点、判断すべきスキルを解説します。今後の採用、育成の参考にご覧ください。

プロジェクトマネージャーに必要なスキル

案件全体を管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事のため、プロジェクトの各工程の内容を熟知していることが求められます。

そのため、

  • 管理能力
  • 計画力、提案力
  • 問題解決力

といったスキルやプロジェクトを遂行することで、クライアントの利益確保を実現する必要があるため、

  • 経営者としての視野の広さ
  • 市場ニーズを把握する力

なども求められます。

プロジェクトリーダーに必要なスキル

プロジェクトリーダーは上記の通り、プロジェクトをいかに効率よく「実行」するかが肝となります。リーダーというだけあって、「リーダーシップ」や「気を配れる人間性」が必要です。

その上、プロジェクトマネージャーの補佐としても動かなければいけないため、問題を対処する問題解決力や、納期を順守するプロジェクト管理能力なども必要です。

プロジェクトを円滑に進めるならフリーランスがおすすめ

プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体を管理する責任者、プロジェクトリーダーはプロジェクトメンバーを管理する責任者です。

両者が協力し、さらにプロジェクトメンバーとも力を合わせることが、プロジェクトの成功には不可欠です。

また、プロジェクトマネージャーの仕事をプロジェクトフローを熟知する人材に任せることで、より一層プロジェクトの成功に近づくでしょう。

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとして優れた人材を探している場合には、フリーランスの活用もおすすめです。

フリーランスを活用するメリット

フリーランスを活用することで以下のようなメリットがあります。

・コストを抑えられる

フリーランスを活用することでコストを抑えられるというメリットがあります。

正社員と給与が同額であってもフリーランスには福利厚生費や保険料などがほとんどかかりません。また、これまでの経験値があるため教育費もかかりません。 

・教育に時間を割く必要がない

上記で述べた通りフリーランスは企業で業務の経験があるなど経験豊富なフリーランスが多いです。そのため、フリーランスを雇えば一定のハイスキルを持ち合わせているためすぐに業務を開始できます。 

・人材の流動性が高い

必要な時に即戦力となる求職者を見つけやすいことがメリットの1つとして挙げられます。フリーランスは個人で仕事を受けて働いているため、比較的流動性が高く、仕事を求めている人材が多くいます。


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