プロジェクトマネージャー

2023.06.02

プロジェクトマネージャーの目標設定の仕方と具体事例｜おすすめエージェント5選も紹介

Contents

プロジェクトマネージャーとは、担当するプロジェクト目標を設定する重要な役割を担当する人材です。

プロジェクト目標を設定する際は、プロジェクトメンバー全員が目指すことが可能で、なおかつ具体的なものでなくてはいけません。

そのため、プロジェクトマネージャーを選ぶ際は、注意深く適切な人材を選ぶ必要があります。

そこで今回は「プロジェクト目標」の設定方法と、具体的なプロジェクト目標の事例についてを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

プロジェクトマネージャーの役割

プロジェクトマネージャーの役割は、プロジェクトに関する計画、実行、監視、制御、報告などです。プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの進捗状況を管理し、問題が発生した場合には解決策を提供することで、プロジェクトを成功に導きます。

具体的な役割としては、プロジェクトのスケジュール策定や予算管理、チームメンバーの調整、プロジェクトの目標や成果物の確認、品質管理、リスク管理、顧客とのコミュニケーションなどがあります。また、プロジェクトの進捗状況を報告することも大切な役割です。

プロジェクトマネージャーが持つ役割は多岐にわたりますが、プロジェクトマネージャーの手腕によってプロジェクトの成否が決まると言われるほど需要なポジションです。プロジェクトマネージャーには、プロジェクトチームのリーダーとして、チームメンバーのモチベーションを維持しながらプロジェクトを推進する能力が求められます。

プロジェクト目標とは？正しい目標のあり方

プロジェクト目標とは、プロジェクトを遂行する上で達成したい目標のことです。

プロジェクト目標は、次の4つの指標を満たしていることが必要とされています。

到達できる目標であること
具体的であること
達成度がわかること
期限があること

以下でプロジェクト目標を掲げる際に満たすべき4つの指標を解説します。

1.到達できる目標であること

プロジェクトを進める上で高い目標を掲げることは大切ですが、実現不可能な目標では意味がありません。プロジェクト目標は、あくまでプロジェクトで成し遂げたいことを具体的にしたものであり、会社では売り上げや顧客数などがプロジェクト目標の具体例にあたります。

この目標が実現不可能であると、プロジェクトを推進するメンバーのモチベーションが保てず、かえって業績が悪化することも。

プロジェクト目標を立てるときは、かならず努力の範囲で到達可能か、確認しておきましょう。

2.具体的であること

目標が抽象的すぎると、プロジェクトメンバーは何を目指せばよいのか迷ってしまうことがあります。そこで、プロジェクト目標を掲げる際には「顧客満足度を高める方法を見つける」など、具体的にしましょう。

たとえば「5つの方法を見つける」のように数字を含めるとより具体的になりやすいでしょう。

3.達成度がわかること

目標は具体的な必要がありますが、その目標にどれだけ近づいたかがわからなければなりません。「顧客満足度を10%上げる」という目標に対し、未達成の場合でも、あとどれくらいの努力で達成できたのかをわかるようにしましょう。

そうすることで、プロジェクトの反省点を見つけ出し、次のプロジェクトの目標を達成するための方法や、プロジェクトメンバーに足りていないものが可視化されます。

こういったプロジェクトを具体的な数値をもって振り返ることが、今後のプロジェクトの推進に大きなメリットをもたらすのです。

4.期限があること

プロジェクトに期限があるように、プロジェクト目標にも期限が必要です。

事業運営にはかならず時間軸があり、時間によって運営方針や運営方法が変わることがよくあります。プロジェクト目標も、そのときの事業の方針や方法に沿ったものでなければならないため、期限を設けて定期的にその目標が正しいかどうかを判断する必要があります。

通常はプロジェクトが終わるまでに目標も到達するように設定します。

▼以下では、必要な業務を明確にできる『ジョブディスクリプション作成ガイド』を無料でダウンロードできます。ぜひ貴社の業務にお役立てください。

プロジェクト目標に設定すべき指標の具体例

プロジェクト目標としての4つの条件を満たし、目標設定の例としてふさわしいものは次の3つが挙げられます。

成果物
業務効率
メンバーの状態

それぞれの具体例について見ていきましょう。

1.成果物

プロジェクト目標に用いられるものに最も多いのが成果物です。

「クライアントに提出するプランを3つ用意する」というプロジェクト目標のように、成果物としての目標設定ができます。

成果物の数や質を定量的に設定することで、事業のKPIを追うこともできるため、プロジェクト目標を掲げる際には成果物を用いると良いでしょう。

2.業務効率

業務効率の向上も、プロジェクト目標の一つとなります。

成果物における目標と比べると副次的であり、直接会社の業績には影響しづらいですが、業務にかかる時間や人件費など、売上に直結せずとも費用を削ることで実質的な収益を増加させることに役立ちます。

似たようなプロジェクトを繰り返している場合は、その業務を効率化できるかの指標も設定しておく必要があるでしょう。

3.メンバーごとの目標

プロジェクト目標を立てる際には、売り上げに関わるものだけでなくプロジェクトメンバーに対しての目標を立てることも大切です。

こちらも成果物における目標と比べて副次的ですが、コミュニケーションのミスや人的な作業が業績に大きく関わる業種ではメンバー状態も目標に入れておくとよいでしょう。

具体例として「日ごとのメンバーのチャット件数」や「月ごとの連絡ミスの件数」などを定量的に判断している会社も多くあります。

目標達成に向けたプロジェクトマネージャーの仕事と手順

目標達成を実現するためのプロジェクトマネージャーが果たす役割は大きく、プロジェクトマネージャーがいなければ、プロジェクトの推進が進まず目標達成はあり得ません。

逆にいえば、それだけプロジェクトマネージャーが抱える業務は多く責任も重大です。では具体的にどんな業務があるのでしょうか。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト目標を達成させるために次の6つに取り組みます。

プロジェクト目標の設定
目標到達へのスケジュールの設定
タスクを書き出す
タスクを割り振る
中間目標の設定
目標到達の評価

1.プロジェクト目標の設定

プロジェクト目標の設定は、通常、プロジェクトマネージャーが担当します。

到達可能かつ具体的で、到達したことが客観的に判断でき、なおかつ期限のある目標を設定しましょう。

なお、目標は1つとは限りません。成果物に関する目標を1つ以上設定した上で、業務効率やメンバーの状態に関する目標も立てましょう。

業務効率に関する目標については、比較するプロジェクトがある場合に設定すると効果的です。例えば、以前に類似性の高いプロジェクトの実施経験がある場合などでは、メンバーも意欲を持って目標到達に取り組みやすくなります。

また、メンバーの状態に関しては、何らかの課題があるときに目標を立てることをおすすめします。

例えば、まだメンバー同士が打ち解けていない場合や、非協力的・メンバー意識が希薄なメンバーがいる場合は、メンバーの状態に関する目標を立てるとよいでしょう。

2.目標達成へのスケジュールの設定

「プロジェクトが終わるまでにプロジェクト目標を達成する」と大ざっぱにスケジュールを組んでしまうと、達成する可能性が低くなってしまいます。

スケジュールは達成日時を細かく設定すると、目標に到達しやすくなります。

例えば、成果目標に「クライアントにプランを5つ提案すること」を定めたときは、「8月20日までに1つ目」「8月25日までに2つ目」という風に、段階的にスケジュールを設定するのが望ましいでしょう。加えて、スケジュールに沿った工程表を作成しプロジェクトメンバーがいつでも確認できると良いでしょう。

見直しの必要や突発的なトラブルなどが起こることもあるので、スケジュールは余裕を持って設定しておきましょう。

3.タスクを書き出す

プロジェクトの実施と目標到達に必要なタスクを書き出します。

極力細かく書き出すことで、目標達成が容易になります。

例えば「クライアントにプランを5つ提案する」を成果目標とした場合、1つ目のプランを提案するまでには次のような工程が必要になるかもしれません。

メンバー各自がプランを2つずつ提案する。ラフ案を書いて提出。
持ち寄ったプランを全員で検証する。実現可能性とコストに絞って議論。
選んだプランについて、固有の魅力と競争力に絞って再度議論。

このようにタスクを具体的に書き出すことで、するべき業務がよりわかりやすくなります。

4.タスクを割り振る

タスクを細かく書き出したあとに、必要に応じてプロジェクトメンバーにタスクを割り振ります。

たとえば、Aさんは1つ目と3つ目のプランを提案、Bさんは2つ目と5つ目のプランのように、担当者を分散させて割り振ります。タスクごとに割り振ることで各メンバーがするべきことが明確になるだけでなく、個々の負担を抑える効果もあります。

5.中間目標の設定

プロジェクトが大きなときは、中間目標を設定すると中だるみしにくいでしょう。

大きな目標に対して小さな目標をいくつも設定し、ひとつずつ達成することでプロジェクトメンバーのモチベーションを上げることに繋がります。

そのために途中でメンバー全員が集まって、途中成果をプレゼンテーションするのも有意義です。

6.目標到達の評価

プロジェクト終了後、目標を達成できたかどうか評価します。

評価基準については事前にメンバー全員に告知し、客観的に評価していきましょう。

その上で、評価結果をメンバーに周知し、次回につなげる講評を述べます。

▼以下では、業務委託契約書テンプレートを無料でダウンロードできます。ぜひ貴社が業務委託契約する際にお役立てください。

プロジェクトマネージャー探しにおすすめのマッチングサービス5選

それではここで、プロジェクトマネージャー探しにおすすめのマッチングサービス5社をご紹介します。

1.Workship｜国内最大級のフリーランスマッチングサービス

▲出典：Workship

「Workship」は国内最大級の登録者数を誇るフリーランスマッチングサービスです。

【特徴】

登録者数：45,300人以上
三者間契約のため、安全に業務委託できる
さまざまな採用手法が利用でき、最短1日で契約した事例もあり
人材のスキル／経歴を分析しスコア化

Workshipは、45,300人以上のフリーランスが登録する案件マッチングサービスで、エージェントの推薦も受けられるため、自社に適した人材を効率的に採用することが可能です。

ほかにも、求人情報の掲載を無制限に行なえるなど、人材紹介・スカウト・求人掲載など機能を１つのサービスで利用できるのがほかのサービスにはない魅力といえます。

フリーランスとして活躍するスキルの高い人材が多いのも嬉しいポイント。人材紹介サービスとしては料金も比較的低価格で利用できるのが魅力です。

2.ワークポート｜全国規模の対応が持ち味

▲出典：ワークポート

ワークポートは全国の多種多様なネットワークが持ち味のエージェントです。

【特徴】

幅広いネットワークで、全国の多様な業種に対応
採用成功まで費用がかからない完全成果報酬型

3.リクルートエージェント｜業界最大級の実績

▲出典：リクルートエージェント

リクルートエージェントは各業界に精通したアドバイザーによる手厚い対応が売りのエージェントです。

【特徴】

完全成果報酬型の料金形態
業界最大級の登録者数

4.スタンバイ｜幅広い雇用形態に対応

▲出典：スタンバイ

スタンバイは日本最大級の人材紹介サービスです。

登録しているエンジニアも多く、スキルや経験を限定して適した人材が選べます。

また、正社員や契約社員、フリーランスなどのさまざまな働き方を希望するエンジニアが登録しているので、企業がどのようなエンジニアを採用したいかによって適する働き方のエンジニアとマッチングできます。勤務地も限定できるので、通勤してもらうエンジニアを探す場合にも活用しやすい採用サイトといえるでしょう。

【特徴】

幅広い雇用形態に対応
勤務地を限定できる

5.SOKUDAN｜Facebookとの連携で安心

▲出典：SOKUDAN

SOKUDANは面接までの時間が短く、Facebookと連携するなど、信頼性の高いフリーランスマッチングサービスです。

【特徴】

Facebookとの連携で信頼性〇
会社の状況にあった料金プランの提案
最短当日のマッチング

プロジェクトマネージャー探しには、登録無料の『Workship』がおすすめ！

もしもあなたが優秀なプロジェクトマネージャーをお探しの際は、登録無料のフリーランスマッチングサービス『Workship』へのご登録がおすすめです。

『Workship』では、優秀な人材を紹介・マッチングするだけでなく、煩雑な業務委託契約に関する手続きをすべて代行いたします。

できるだけ早く優秀な人材を探してすぐにでも業務委託を進めたい。また社内のリソースが足りず、手続きや契約内容のすり合わせに時間が取れないといった場合は、安心してWorkshipにお任せください。

人材マッチングと契約手続きのプロが、責任を持って対応いたします。そして正社員の保有リスクを持たずに、優秀な人材を採用できます。

Workshipには、現在ディレクターやエンジニア、マーケター、デザイナーなどおよそ45,300人以上の優秀な人材が登録されています。人材の質や、自社ツールを使った管理のしやすさが好評で、朝日新聞社やChatwork株式会社など、これまでに累計1,000社以上にご活用いただいています。

Workshipのサービスの特徴を簡単にお伝えします。

アカウント登録が無料！

Workshipはアカウント登録料無料で、次のさまざまな機能をご利用いただけます。
・ニーズに合わせたマッチ度の高い候補者を随時提案
・スカウト機能
・フリーランス検索
・求人掲載は無制限
・無制限のメッセージ機能で候補者と直接交渉が可能
・オンライン面談
・求人作成代行
・オンラインサポート
・印紙代不要の電子契約
・正社員転換契約
・賠償責任保険が自動で適用
・稼働管理

※自動で費用が発生することはありません。
※料金はユーザーとの成約が完了した時点で発生します。

また、ご利用いただく中でお困りのことがあれば、随時丁寧にサポートいたします。

三者間契約でインボイス制度の不安がない

フリーランスを活用する上で、採用担当者様の工数負担が大きいのが、契約書の取り交わしです。Workshipでは成約時に企業 ⇄ Workship ⇄ フリーランスの三者間契約を締結し、その契約手続きを代行します。クライアント企業となるお客様の契約先はWorkshipとの契約となるため、フリーランス活用でネックとなるインボイス制度への対応も問題ありません。また、毎月の請求処理も代行して行ないます。