インフラエンジニアにフリーランスを採用する方法とおすすめエージェント7選を紹介
エンジニアの中でも、サーバーやネットワークといったIT基盤を扱うインフラエンジニアは、IT関連の企業には欠かすことのできない人材です。
ただ、IT人材の人手不足が深刻化している状況において、インフラエンジニアの採用も難しくなっています。
そこでおすすめしたいのが、フリーランスのインフラエンジニアに業務委託する方法です。
優秀なインフラエンジニアは、自身の可能性とキャリアアップを目指し、フリーランスのインフラエンジニアとして活動しているケースが増えています。
そこで今回は、インフラエンジニアにフリーランスを採用する方法とともに、おすすめのエージェント7社を厳選して紹介します。
これからインフラエンジニアの採用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
インフラエンジニアとは?
IT分野のインフラとは、さまざまなWebシステムやインターネットを使用する際に必要となるサーバーやネットワークのことを意味します。
そして、これらの設計・構築・運用・保守を構築する技術者をインフラエンジニアと呼びます。
インフラエンジニアは、技術領域によって次の3つの種類に大別できます。
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- セキュリティエンジニア
それぞれを解説します。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバーの構築及び運用、保守を行います。
サーバーとは、自社サイトなどの利用者の要求(リクエスト)に対して、それに対応するデータを提供するコンピュータやプログラムのことです。
サーバーエンジニアの仕事は、メールサーバーやWebサーバー、ファイルサーバーなどのさまざまなサーバーを設計や構築をしたり、障害発生時の対応を含めた運用・保守を行います。
またそれ以外にも、サーバー機器の設置や、他の機器との配線の接続といった物理的な作業も行います。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、コンピューターなどの電子機器をLANケーブルでルーターに
繋ぎ、安全で安定したネットワーク環境を設計・構築・運用するのが仕事です。
ネットワークエンジニアがあらかじめ計画しておいた設計書を基にそれぞれの機器を接続し、ネットワーク環境を構築してからも、トラブルや不具合がないかをチェックしながら運用と保守を行います。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアとは、情報セキュリティに特化したエンジニアのことで、構築したネットワークやシステムを、外部からのIT攻撃から守るのが仕事です。
セキュリティエンジニアは、セキュリティ機器の導入や、サイバー攻撃やウイルス感染を未然に防ぐための対策を行います。
近年はどの企業もIT化を進めているため、情報セキュリティへの意識が高まり、セキュリティエンジニアの需要が高まっています。
インフラエンジニアとシステムエンジニア(SE)の違い
インフラエンジニアと混同されがちな職種に、システムエンジニア(SE)があります。
インフラエンジニアが、サーバーやネットワークなどのIT基盤を扱うのに対し、システムエンジニアは、ソフトウェアやアプリケーションといったITシステムの開発を行います。
インフラエンジニアが構築した基盤をもとに、その上で動かすシステムを開発・運用するのがシステムエンジニアという関係です。
インフラエンジニアが取得する資格について
インフラエンジニアが取得する資格には、次の5つが主なものとして挙げられます。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- CCNA/CCNP
- LPIC/LinuC
- AWS 認定ソリューションアーキテクト
それぞれ解説します。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験とは、情報処理に関する国家資格の1つです。
基本情報技術者試験は、エンジニアとしての基礎的な知識を身につけることを目的としています。
システムの設計・開発・運用や、ネットワークなどの技術に関する問題だけではなく、経営戦略からプロジェクトのマネジメントまで、資格の取得に必要となる技術と知識の範囲が広いのが特徴です。
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験に合格した人が次に目指す資格です。
こちらの試験の出題範囲も、技術からプロジェクトマネジメント、経営まで幅広く、さらに論述問題もあります。
CCNA/CCNP
CCNAとCCNPは、どちらもネットワーク機器メーカーのシスコシステムズが提供する資格です。
資格の内容は、ネットワークエンジニアの技能を同社が認定するものです。
CCNPはCCNAよりも難易度が高く、上位資格に位置付けられます。両者とも世界共通基準の資格で、取得すればネットワークエンジニアとしての基本スキルが備わっている証明となります。
LPIC/LinuC
LPICとLinuCは、どちらもLinuxの技術者としての技術力を認定する資格です。
LinuCは、日本の市場ニーズに合わせて開発された試験で、取得すればLinuxシステムの構築や運用だけでなく、クラウドシステムやアプリケーション開発に携わるために必要なスキルを有した技術者であることが証明されます。
AWS 認定ソリューションアーキテクト
AWS 認定ソリューションアーキテクトは、Amazonが提供するAWS(Amazon Web Service)の認定資格で、レベルや専門知識によって複数設定されています。
そのなかでもAWS 認定ソリューションアーキテクトは、クラウドの知識を証明する中級レベルの認定資格です。
AWSを一年以上使った実務経験をもつソリューションアーキテクトの担当者を、資格の対象としているのが特徴です。
インフラエンジニア採用を成功させる3つのポイント
以下では、優秀なインフラエンジニアを採用するために必要な3つのポイントを紹介します。
ステップ | 詳細 |
---|---|
1. ペルソナを設定する | 自社で採用したいインフラエンジニアの人物像、スキル、経験を明確に設定します。ペルソナ設定により、ターゲットへのアプローチ方法や面接内容など、採用方法の戦略がより明確になるで。 |
2. 採用条件を決める | 常に設定したペルソナにマッチした人材が応募してくれるとは限らないため、入社時のスキルや経験にこだわりすぎずに育成枠を設けるなど、採用条件を緩和することも大切です。 採用の際に、自社がなにを重視するかを考えることが重要です。 |
3. 労働環境を整える | リモートワークやフレックスタイムの可否、また副業可能かどうかなど、インフラエンジニアが働きやすい環境づくりをすることも大切なポイントです。 |
インフラエンジニアの採用で大事なことは、採用担当者の方がインフラエンジニアの基礎知識を最低限理解しておくことです。
社内のエンジニア人材などと頻繁にコミュニケーションを取り、いま社内で必要なスキルや能力を把握しましょう。
▼以下では『Workship』におけるエンジニアの採用事例集を無料でダウンロードできますので、ぜひご確認ください。
インフラエンジニア採用にフリーランスがおすすめな理由
インフラエンジニアの採用に関しては、採用対象をフリーランスに絞るのも有効な方法です。
フリーランスのインフラエンジニアをおすすめする理由には、以下の2つがあります。
理由 | 詳細 |
---|---|
低コストで優秀なインフラエンジニアを採用できる | 一般的に雇用単価が高いインフラエンジニアにフリーランスを活用することで、稼働時間を自由に設定でき、低コストでの採用が可能となりす。 またフリーランスのインフラエンジニアは、キャリアが豊富な人材が多く、優秀な方が多いのも魅力です。 |
ミスマッチのリスクが少ない | 正社員でインフラエンジニアを採用した場合には、自社の都合で解雇できない『雇用リスク』が発生します。しかし、フリーランスの場合は業務委託契約のため、雇用に関するリスクがありません。 はじめてのインフラエンジニアの採用に失敗したくない方は、フリーランンスとの業務委託がおすすめの契約形態です。 |
▼また下記からは、Workshipの登録人材働き方調査レポートを無料でダウンロードできます。ぜひ採用活動の参考にしてください。
インフラエンジニア採用におすすめの人材紹介エージェント7選
おすすめのエージェント①:Workship
Workshipは、40,400人以上のフリーランスが登録する案件マッチングサービス。エンジニアも10,000人以上在籍しており、エージェントの推薦も受けられるため、自社に適した人材を効率的に採用することが可能です。
ほかにも、求人情報の掲載を無制限に行なえるなど、人材紹介・スカウト・求人掲載など機能を1つのサービスで利用できるのがほかのサービスにはない魅力といえます。
フリーランスとして活躍するスキルの高い人材が多いのも嬉しいポイント。人材紹介サービスとしては料金も比較的低価格で利用できるのが魅力です。
おすすめのエージェント②:ワークポート
ワークポートは公開求人数が豊富に掲載されたエンジニア採用が未経験の方でも利用可能しやすいエージェントです。
日本全国だけでなく、海外にも対応した人材紹介を実施しているのもポイント。ITエンジニアを筆頭に、営業職・事務職・サービス業などさまざまな職種で利用できます。
企業としても幅広い人材にアプローチできるエージェントサービスです。
おすすめのエージェント③:レバテックキャリア
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営する正社員求人向けのエージェントサービスです。
レバテックグループでは、新卒向けやフリーランス向けのエージェントとしても提供していることから知名度の高いサービスです。
エージェントとしての知名度は高く、ITエンジニア職に強いことから経験者の採用を検討している企業におすすめです。
おすすめのエージェント④:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、求人数No.1で知名度抜群のサービスです。
エンジニア専門のサービスではありませんが、公開求人だけでも3万件以上のエンジニア職向け求人が募集されています。
おすすめのエージェント⑤:dodaエージェント
dodaエージェントは、転職サイトdodaの運営元が提供するエージェントサービスです。
ITエンジニアのカテゴリだけでも2万件以上という豊富な求人が公開されており、都市部だけでなく地方の求人にも強い特徴があります。
拠点を12箇所に持っていることからも、地方企業にも使いやすいサービスです。
おすすめのエージェント⑥:マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTは、学生向け就職サービスとしておなじみの「マイナビ」が運営するIT関連職向けのエージェントサービスです。
IT業界の専任アドバイザーは在籍しています。
おすすめのエージェント⑦:Type転職エージェントIT
Type転職エージェントは、1都3県の首都圏向けのサービスです。
首都圏の20〜30代を中心としたエージェントサービスのため、ターゲットはほかのエージェントと比べても限定されています。
一方で、IT業界全般に強く、利用者からの評判も高いエージェントサービスです。利用可能なエリアや年代が限定されるため、利用できる企業が限られるという面もありますが、首都圏在住のインフラエンジニアの経験者を採用したい企業はぜひ検討してみてください。
上記のように、人材紹介エージェントとは、エージェント企業が仲介役となって求職者と採用企業をマッチングするサービスです。
企業が採用したいインフラエンジニアの条件をエージェントに伝えることで、エージェントの担当者が事前に確認した求職者の条件を確認して紹介するため、インフラエンジニアとのマッチング確率が高いのが特徴です。
エージェントを利用する場合は、採用するたびに仲介手数料が発生する契約となっているため、一般的な転職サイトよりも紹介料が高めに設定されています。
一方でエージェントを活用するケースでは、企業が採用を決めた際に費用が発生するため、掲載期間による支払いを心配する必要がなく、じっくりとインフラエンジニアを探せるメリットがあります。
採用コストに関しては、探す人材によって最適なコストが変わりますので、ぜひ下記の資料をご参照ください。
▼以下では、採用コストの見直しガイドを無料でダウンロードできます。ぜひご活用ください。
インフラエンジニアの採用は『Workship』におまかせ!
最後に、フリーランスの採用におすすめな企業向けエージェントをご紹介します。
今回おすすめしたいのはWorkshipです。
Workshipは企業とフリーランスを結ぶマッチングサービスであり、すでに40,400人以上のフリーランスと800社以上の企業にご利用いただいています。
またインボイスへ制度への対応もWorkshipとの契約となるため、安心してご利用いただくことが可能です。
フリーランスの採用でWorkshipを利用するメリット
Workshipをご利用いただくことで、享受できるメリットには以下のような物があります。
募集情報の掲載とスカウト、さらに提案を受けることが可能
Workshipは一般的なエージェントのように、企業様におすすめ人材を提案できます。さらに、気になる人材がいればスカウトを送っていただくことも可能です。この点では「人材エージェント」と「スカウト型サイト」のハイブリッドサービスであると言えるでしょう。
正社員への契約変更ができる
フリーランスと企業双方の合意があれば、正社員へと契約変更していただくことが可能です。一般的な転職エージェントをご利用いただくよりも、かなり安いコストで採用できます。
フリーランスが数値化されており、判断しやすい
Workshipでは、以下のようにフリーランスの能力を数値化して分かりやすく示しています。初めての方でも判断しやすくなっていますので、安心してご利用いただけます。
ぜひWorkshipへご相談ください
Workshipでは、ほかのエージェントの相場に対してかなり割安な料金設定でご利用いただけるようになっています。
また、不安を抱える方のために無料相談もうけたまわっています。フリーランスの採用だけでなく、副業人材や正社員への契約についてなど、なんでもかまいませんのでお気軽に下記へご相談ください。