デザイナーに依頼するときの注意点|依頼するときのコツを紹介
デザイナーにデザインを発注する際に、発注したイメージ通りのものを納品してもらえるか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実際にできあがってきたデザインと、想定していたデザインが違い、何度も修正をお願いするといった経験がある方もいるかもしれません。
そこで今回は、デザイナーにデザインを依頼する際に注意するポイントや、依頼する際の9つのコツについてご紹介します。
デザイナーに発注する際に『何をどのように伝えればよいかわからない』とお悩み方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容と結論
- デザイナーに依頼する前に4つ決めておくべきことがある
- デザイナーに対してやってはいけない依頼方法が5つある
デザイナーに依頼する前に決めておくこと
デザイナーに依頼する際は、まず以下の4つのポイントを事前に確認しておきましょう。
- デザインで伝えたいことを明確にする
- どのようなデザインを希望するか
- いつまでに仕上げてほしいか
- 予算はいくらか
上記の項目をしっかりと押さえておかないと、思った通りのデザインにならない場合があります。成果物のクオリティを上げるために、必ず決めておきましょう。
デザインで伝えたいことを明確にする
デザイナーは、依頼された目的や内容に応じて、制作要素の優先度を決定します。そうすることで、より効果的なデザインに仕上がるからです。
しかし、注文する側が「伝えたいことを明確にしていない場合」は、制作要素の優先度を決めることができません。そして、結果的に微妙なデザインに仕上がってしまう可能性が高まります。
このような事態を防ぐためにも、デザイナーへデザインを依頼する前に、伝えるべきことを共有する必要があります。
どのようなデザインを希望するか
デザインの具体的なイメージが固まっている場合は、しっかりとデザイナーにその意図やイメージを伝えましょう。そうすることで、確実に成果物のクオリティが上がります。
たとえばデザイン全体の色味やテイスト、イメージなどを共有するだけで、デザイナーはかなり制作に着手しやすくなります。
逆に具体的なイメージがない状態だと、複数のデザインを提案して選択させることになります。それでは工数がかかる分、納期が遅延する可能性が高まります。場合によっては、複数デザインを作成する上でかかる費用を請求されるケースもあるでしょう。
納期の延長や費用の増加を避けるためにも、少しでも考えやイメージを伝えるようにしましょう。
いつまでに仕上げてほしいか
成果物の納期を明確に伝えることで、デザイナーがスケジュールを組みやすくなり、作業しやすくなります。結果として高いクオリティで納品される可能性も高まります。
完成までの期間はデザイナーによって全く異なるので、事前に相談するとよいでしょう。
予算はいくらか
予算の相場をリサーチした上で、相場に合った予算を設定し、デザイナーに提示することが大切です。
またデザイナーに伝える前に、プロジェクトがデザインに割ける予算額を確認しておくことも重要です。
デザイナーに対してやってはいけない依頼方法
デザイナーにデザインを依頼する際にはやってはいけない依頼方法があります。
デザイナーに嫌がられる依頼を行った場合は、次から仕事を受けてもらえない可能性もあるでしょう。その場合、新たにデザイナーを探す必要が出てきて、会社としてもよい状況ではありません。
ここでは、デザイナーに対してやってはいけない6つの依頼方法を紹介します。
- デザインを複数制作させ、その中から選ぶこと
- デザイナーにすべて任せること
- コンテンツができていない段階でデザインを依頼すること
- 極端に納期が短い依頼をすること
- 注文後に料金や納期を変えること
- 理由が不明確な修正や戻しをすること
デザインを複数制作させ、その中から選ぶ方法
デザインを作成には非常に時間と工数がかかります。そのため、複数のデザインを作って、そのうちのほとんどがボツになるような依頼の仕方は、デザイナーにとって迷惑な依頼です。
同じようなデザインでも、複数制作することは時間がかかる仕事です。同じようなデザインを複数作成させるといった依頼は絶対に避けましょう。
デザイナーにすべて任せる
デザインを丸投げしてデザイナー任せにするのも、基本的に避けなければなりません。
なぜなら、デザイナーと発注者がそれぞれ良いと思うデザインにギャップがある可能性があるからです。このような場合は修正が必要となり、双方にとって余計な工数や時間がかかり、経費の負担や納期の遅れが発生する恐れもあります。
コンテンツができていない段階でデザインを依頼すること
デザインを使用するコンテンツの内容や文章が変わると、デザインも変更になる場合があります。そのため、文章がまだ完成していない状態でデザインすることは非常に難しくなります。
また、デザインはコンテンツと見た目を調和させる役割も持っています。先にデザインを作成することで、コンテンツとデザインがかみ合わなくなる可能性が高くなります。
文章はできる限り最終段階に近いものか、完成版を用意した上で、デザインのを依頼しましょう。
極端に納期が短い依頼
極端に短い納期での制作は、デザイナーに大きなストレスを与えます。せっかく見つけたデザイナーに、次回から依頼を受けてもらえなくなる可能性があるため、注意が必要です。
プロジェクト内でデザインの完成期限を確認した上で、必要な制作期間をデザイナーに相談して、納期や費用の見積もりをしてもらうと良いでしょう。
注文後に料金や納期を変えること
注文後に発注した料金や納期を何度も変えることも厳禁です。注文後に料金や納期を変えることは、デザイナーとの信頼関係を破壊する行為です。
もし、どうしても早く納品してほしい理由がある場合は、しっかりと理由と変更したい納期を相談して、お互いが納得できる費用と納期を決定しましょう。
理由が不明確な戻し
製作したデザインに対し、理由が不明確な戻しや修正依頼は、デザイナーが非常に嫌がる内容です。また『なぜダメか』といった理由がわからなければ、デザイン改善のしようがありません。
そのため、修正依頼をする場合は理由を明確にしましょう。そうすることで、お互いに気持ちのよい仕事ができるはずです。
また、最初に聞いた内容通りに作成したのに、全く違うデザインに変更しなければんばらないケースも稀にあります。このようなケースは、デザイナーのヒアリング不足の他、発注側の急な要件変更や、要件が固まっていない状態で依頼したことが原因となるケースもあります。
発注は、要件がしっかり決まった段階で行うようにしましょう。
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まとめ:デザイナーに依頼する場合は、希望を詳細に伝えよう
デザイナーに依頼する際は、できるだけ詳細な要件を伝えることが重要です。希望するデザインの参考資料を見せる、希望するイメージを細かく列挙するなどの工夫をするとよいでしょう。
依頼の仕方によってデザインの仕上がりは大きく変わります。
発注側とデザイナーの双方が満足できる仕上がりとなるように、本記事で紹介したポイントを押えて発注するようにしましょう。
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