副業・業務委託人材の採用ノウハウ

【企業向け】エンジニアを採用するための紹介サービスとは?採用でのポイントやエンジニアの活用手法までご紹介

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デジタル化の進展やスマートフォンの普及により、インターネット上で行われるビジネスの数も増えてきました。この傾向に伴って、エンジニアの需要も高まっています。

多くの企業がエンジニアを採用したいと考えていますが、その中でも有力な手法の1つに挙げられるのがエージェントを通した紹介によるものです。

この記事では、紹介による採用のメリットとデメリット、さらに採用する上でのポイントと活用方法まで解説します。

エンジニアを取り囲む背景

エンジニアにも様々な種類がありますが、全体としては非常に企業からの需要が高まっている職種であるということができます。

Workship_求人倍率_エンジニア_参考

▲出典:doda転職求人倍率レポート(2019年10月)

上の表を見ると技術系(IT・通信)の部分は10倍近くになっており、飛び抜けて求人率が高いことがわかります。

エンジニアの需要は高い売り手市場にあり、ただ求人媒体に募集出せば応募がくる、というほど簡単に採用ができるわけではなくなっています。

そこで、自社にあうエンジニアを紹介するサービス活用が伸びてきているのです。

エンジニア紹介サービスとは

そもそも、「エンジニアの紹介サービス」とはどのようなものなのでしょうか。そのメリットとデメリットも合わせて見ていきましょう。

仲介業者にエンジニアを紹介してもらうサービス

エンジニアの紹介は、「人材紹介サービス」の1種です。

企業が依頼してエージェント(人材紹介会社)に希望する条件に合う人材を推薦してもらいます。企業はその中から実際に選考を行い、採用するのです。

企業は手数料をエージェントに対して支払う必要がありますが、大量の候補者の中から絞り込む工程などをカットできるため、大きな負担の削減に繋げることができます。

Workship_人材紹介_仕組み

▲出典:人材紹介会社と人材派遣会社の違いを解説!

エンジニア紹介を使うメリット

それでは、エンジニア紹介サービスを利用するメリットを見ていきましょう。

1 負担の削減

企業にとっては、募集情報を公開したり、大量の応募者の中から絞り込みを行うという手間を負担せずに済みます。本来の業務で手一杯の場合など、採用に負担を避けない場合には有効な採用手段となるでしょう。

2 優秀な人材と出会いやすい

エージェントは沢山の人材を見てきており、人材採用のプロであるとも言えます。そのような人が選んだ人材であれば、期待外れであったというケースは少ないと言えます。むしろ技術的に優れたエンジニアを提案してくれる可能性の方が高いでしょう。

3 ノウハウがなくても問題ない

エージェントや人材紹介会社は、多様な企業のニーズに応えてきた実績があります。自分たちが初めてエンジニアを採用するような場合でも、適切なアドバイスをもらえたり、人材要件を考える際に相談に乗ってくれたりすることが期待できるでしょう。

エンジニア紹介のデメリット

では逆に、デメリットとしては何が挙げられるのでしょうか。

1 最初から選ぶことができない

エージェントを利用すると、ある程度の絞り込みまではエージェントによって行われます。メリットでもありますが、実はエージェントの絞り込みから漏れた中に自社とマッチする人材がいるかもしれません。特に特定のスキルに尖った人を採用したいなど、独自の基準がある場合には注意が必要です。

2 ノウハウが蓄積されない

人材紹介をどのように、あるいはどういった頻度で利用するかということにもよりますが、基本的には採用活動の外注と同じ仕組みなので、社内にノウハウが残りません。将来的には採用活動も自社で行いたいと考えている場合には、長期的な目線も意識することが必要です。

3 コストが高い

最大の懸念点となるのがコストです。特に規模が小さい企業などは、採用活動にそれほどお金をかけたくないということも多いのではないでしょうか。一般的には、中途採用であれば「理論年収×35%」をエージェントに支払う手数料の相場とされており、決して安い額ではありません。

エンジニア紹介サービスを利用すべき企業は?

ここまでの内容から、エンジニア紹介サービスにはメリットもデメリットもあるということが理解してもらえたのではないでしょうか。

企業の状況に合わせて利用すべきか否かを判断すべきですが、

  • 初めてエンジニアを採用する企業
  • 採用に手間をあまりかけられない企業
  • 費用をかけても優秀なデザイナーを確実に採用したい企業

などはエンジニア紹介のサービスを利用すると良いかもしれません。

紹介サービスに限らないエンジニア採用手法

エンジニアを採用する方法は、エージェントの紹介サービス以外にも様々な物があります。そのうちいくつかをご紹介します。

新卒で採用し育成する

新卒採用の場合には技術職で学生を採用し、時間をかけて育成していくというのも1つの方法です。

最近ではプログラミング学習などが進んでいますが、それでも即戦力で活躍できる学生は非常に稀だと言えるでしょう。

ある程度の技術的な知識を持つ学生を採用し、数年時間をかけてエンジニアとして育成していけば、将来的には会社の大きな強みとなります。

ダイレクトリクルーティングやリファラル採用

中途採用の場合には、基本的に即戦力として採用することになります。ここでは最近広がりを見せている2つの方法をご紹介します。

〈ダイレクトリクルーティング〉

企業が求職者に対して直接アプローチをかける方法です。マッチした人材に直接声をかけられるため、採用工数を削減できるというメリットがあります。一方で見つけるまでの手間が多いということはデメリットとなりそうです。

〈リファラル採用〉

社員の知り合いや人脈を利用して採用活動を行います。採用コストがほとんどかからないことが魅力で、ある程度求職者への信頼度を確保することもできます。ただし、入社後の人間関係が複雑になることはあるようなので、注意すべきでしょう。

どの手法でも明確な人材要件が必要

こうした手法を選択する場合でも、逆にエージェントの紹介サービスを利用する場合でも、
明確な人材要件を定めておくこと
が重要です。

特にエンジニアの場合、

  • 特定のプログラミング言語を使うことができる
  • エンジニアとして働いた経験が◯年以上ある
  • フロントエンドかバックエンドか

など、具体的な要件を複数定めておくと良いでしょう。

エンジニアの採用を成功させるには

エンジニアは需要が高い職種であるため、例えスカウトしても人によっては断られてしまう可能性もあります。エンジニアにとって魅力的な企業であるためには、どのような準備をしておくべきなのでしょうか。

開発環境を整える

開発環境といっても、場合によって様々なことを示します。

  • パソコンやディスプレイ
  • ソフトウェア
  • プログラミング言語

などを主には示していると考えて良いでしょう。

事前に使用言語を明記しておくことはもちろん、マイナーすぎるソフトウェアや言語を避けることなども重要かもしれません。

同時に、ディスプレイや関連製品の購入補助制度などがあると、エンジニアにとってはより魅力的な環境と言えます。

給与待遇を改善する

エンジニアに限った話ではありませんが、給与はそこで働くかを決める上で重要な要素となります。

Workship_エンジニア_平均年収

▲出典:2021年最新版 エンジニアの平均年収はいくら?全体平均と比べて○○円も高い!

単純な金額の高低だけではなく、

  • 「成果物に対して払われる」か「労働時間に対して払われる」か
  • 残業代が出るのか
  • ボーナスの仕組み

なども評価されるポイントになると言えます。企業として正確に説明を行っていくことが必要でしょう。

柔軟な働き方を許容する

コロナウイルスの拡大によってリモートワークや在宅勤務はかなり進んだと言えますが、会社としてこういった柔軟な業務を認めるかということも評価軸の1つになります。

自宅で仕事が可能で本人も希望しているにも関わらず、不合理に出社を求めるようではエンジニアからの印象はよくありません。

「なんとなく出社しなければならない」というような慣習を意味もなく持ち続けていると、外部からの人材に悪いイメージを持たれてしまいます。選考時点で、求職するエンジニアがリモートを希望しているかなど、話し合ってすり合わせをしておくと良いでしょう。

フリーランスのエンジニアを活用する

最後に、エンジニアの活用法としてフリーランスという選択肢をご説明します。

フリーランスの活用は広がっている

エージェントを利用してエンジニアを正社員として採用することも良いですが、フリーランスを採用する場合にはより低コストで済ませることが可能です。

Workship_フリーランス_参考

▲出典:労働市場の構造変化の現状と課題について

上の表から、およそ半分以上の企業がフリーランスを活用、あるいは活用を検討しているということがわかります。

日本ではフリーランスやギグワーカーとして働く人が増えており、特にエンジニアのような専門職ではこのフリーランス活用の動きはますます進展すると考えられるでしょう。

フリーランスのエンジニアを採用するメリット

フリーランスのエンジニアを採用することには、以下のようなメリットがあります。

コスト一般的な正社員と比べ、最大のメリットと言えるのがコストの違いです。フリーランスであれば、採用に大きな金額がかからないだけでなく、採用後も福利厚生などを支払う必要がありません。給与が高い方がエンジニアには魅力的ですが、それができない企業の場合には、こうしたフリーランスの採用が魅力的な選択肢であると言えます。
柔軟性柔軟性が高いことも特徴です。求職者と企業が互いに求める形態に合わせ、「週3日から」「フルリモートで」など、柔軟に働き方を求めることができます。エンジニアの場合には自分で1通りの設備を持っていることも多く、設備費を支払わなくて良い場合もあります。
高スキル社会的には信頼度が低いと考えられがちなフリーランスですが、実際は高い専門スキルを持つ人々であり、むしろ技術的な信頼性は高いと言えます。企業に属さず、自分のスキルの高さで仕事をしているため、一般的な社員よりも高い成果を求めることができるでしょう。特に専門分野が幅広いエンジニアでは、ピンポイントで求める人材と出会うことも可能です。

Workshipの紹介

こうしたフリーランスを採用するのにおすすめしたいサービスが、Workshipです。

Workship ENTERPRISE

Workshipはフリーランスと企業を結びつけるマッチングサービスを提供しています。
フリーランスは30,000人以上が登録しており、エンジニアだけでも10,000人近いフリーランスが登録しています。

さらにWorkshipでは、企業の募集情報を掲載するだけではなく、気になる人材がいたら企業側からスカウトを送っていただくことも可能です。また、Workshipからおすすめの人材を企業様にご提案させて頂くこともできます。

こうした点から、Workshipは「人材紹介エージェント」と「スカウト型サイト」のハイブリッド型サービスであるということができるでしょう。

Workshipの詳しい機能や料金は、以下の無料資料でご確認いただけます。フリーランス採用や業務委託をご検討されている方はぜひご覧ください。

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