同社では副業人材を求めてWorkshipを活用。これまでエンジニアやデザイナーなど、7名の採用に至っています。今回は、代表取締役である篠原さんにWorkshipを活用して良かった点や実現したこと、外部人材を採用する上で重視しているポイントなどを聞きました。
この記事の要点
- 副業人材をターゲットに採用活動
- スキルよりも「やる気」を重視
- 使いやすいUIも継続利用の理由
オタク女子が趣味の合う同志と安心して自由に語り合えるアプリ『君にこの花』
ーー御社の事業内容について教えてください。
オタク女子専用のSNS『君にこの花』を運営しています。同志とつながって深く語り合え、趣味や年代別でマッチングもできるため、熱量が高いコミュニティが形成されています。ユーザーさまからは、荒らす人やアンチがおらず、タイムラインが平和なところが特に支持されています。
現在iOS版のみ提供中で、Android版もローンチ予定。今後はさらにサービスを拡大しつつ、露出を増やしてもっと認知度を上げていけたらと思っています。
副業者には熱意あふれる人材が多い。スキルが足りなくてもやる気があれば戦力となる
ーーなぜWorkshipを活用して外部人材を採用しようと思ったのですか？
以前から副業人材の採用を考えていました。優秀で熱意のある方が副業したいと考えると思ったためです。副業人材を採用できるサービスを探していたところWorkshipと出会い、UIデザインがすっきりしていて使いやすそうだったので導入を決めました。
ーー外部人材を採用する上で重視していることはありますか？
責任を持って取り組んでいただけること、きちんとコミュニケーションが取れることは大前提として、もっとも重視しているのは「やる気」です。「お金を稼ぎたい」「スキルアップしたい」など、モチベーションはそれぞれ違うと思いますが、そこはなんでもよくて。当社ではとにかくやる気のある方を求めています。
スキルは高いけどやる気がない方よりは、スキルが足りなくてもやる気がある方のほうが断然戦力となると思っていますね。また、面談の際には必ず「副業でやりたいことはなんですか？」という質問をしています。「こういうスキルを活かしたい」とか「こういう経験を積みたい」とか、副業をする理由が明確だと当社の依頼する業務でそれを実現できそうなのかなどが判断でき、ミスマッチも起こりにくいですね。
ーーやる気はどのように見極めているのでしょうか？
数分話せば伝わってきます。アプリの中身を見て、「私はこういうことができます」とアピールしてくださる方なんかは大歓迎ですよね。実際にデザイナーの方で、アプリをダウンロードし、ご自身で投稿もして、「ここをこうしたらもっと良くなると思います」と提案してくださった方がいました。そこまでやる気がある方と出会えたのは本当に幸運でしたね。
やる気重視だから業務への関わりが積極的な人材が多い。アプリ運用サイクルの土台を確立できた
ーー外部人材とどのように業務を進めていますか？
やりとりはSlack、タスク管理はTrelloで行っています。当社と副業人材とのコミュニケーションは活発ですが、副業人材同士のコミュニケーションはないので、今後は何か方法を考えようかなと思っています。
ーーコミュニケーションに難しさを感じることはありますか？
フルリモートですが、難さを感じることなく円滑に進められています。朴訥で表現がシンプルな方もいらっしゃいますが、ちゃんと情報共有や報連相ができればまったく問題ありません。逆にそれができない方だと、状況がわからず業務も滞ってしまうので困りますね。
ーーWorkshipで人材採用して実現したことはありますか？
当社はアプリを運営するスタートアップなので、サイクルをうまく回すことが大切です。Workshipで採用した方々にご協力いただいたおかげで、構想、テスト、ローンチ、分析というサイクルに少しずつリズムができてきました。今後はサイクルのスピードを上げ、幅を広げることを目指しています。
やる気重視の採用を行った結果、積極的に関わってくださる方が多くて助かっています。「もっとタスクの量を増やしてほしい」と言っていただいたり、業務外のところで感じたことを言っていただくこともあって。とてもありがたいです。
数ある採用媒体のなかで一番人材の集まりが良い。自ら募集から採用まで行える点もメリット
ーーWorkshipをご利用いただいて感じた良かった点を教えてください。
Workshipには本当に満足していますね。スタートアップなので、募集をかけたところで人材が集まらないのではないかと不安でしたが、いくつか利用した採用媒体のなかで、Workshipは一番人材の集まりが良かったです。しかも、副業人材というスキルがあってモチベーションも高い方が自ら仕事を取りにきているので、労働市場でもかなり需給マッチングの質が高いのではないかと思います。
間に人が入らず、自分で募集をかけ、自分で面接して採用を決められる点もいいですね。また、直感的に操作できるUIデザインも気に入っています。私はフリーランス側でも登録してみたのですが、すごくわかりやすくて使いやすかったです。それも人材が集まりやすい理由の一つなのかなと思いますね。
ーー今後Workshipをどのように活用していく予定ですか？
とりいそぎ必要だったエンジニアとデザイナーは無事に採用できたので、今後は状況に応じてほかの職種も採用できればと思っています。特にプロモーションに力を入れ、サービスの認知度を上げていきたいと考えているところなので、マーケターやプロダクトマネージャーはぜひ採用したいですね。
ーーそれらの職種もやはりやる気重視の採用でしょうか？
そうですね。正直見極めが難しいのですが、これまでの経験から考えてもそれが一番いいのではないかと思っています。