フリーランスがやりとりを続けたくなるメッセージの仕方

今回はマッチング成立後のメッセージのやりとりについてお伝えします。スカウト後、フリーランスとの面談をとりつけ、成約に至るにはメッセージのしかたが非常に重要です。

では、どのようなメッセージのやりとりが効果的なのでしょうか?

1.なぜメッセージのやりとりが重要なの?

フリーランスは日々たくさんの募集を見ています。
スカウトされた募集や企業に対してどのような印象を受けるかによって、その次のアクションは変わってくるでしょう。メッセージは、企業の印象を左右する重要なコミュニケーションとなります。

また、フリーランスはスカウトが来たからといって、メッセージを返信する必要はありません。
それは企業とフリーランスの双方に言えることです。スカウトされた後、フリーランスは必ずしもやりとりを進める必要はなく、その後のメッセージ次第では別の募集の優先度が高くなる場合もあります。

フリーランスに良い印象を与えるメッセージを心がけましょう。

2.メッセージの形式的要素

メッセージ送信までの時間

プロフィールをじっくり見て、フリーランスの人間像を理解することは非常に重要な過程です。しかし精査にあまりに時間をかけ何日間も放置してしまうと、せっかく興味をもったフリーランスを待たせてしまい、返事が返ってこない原因になってしまいます。

そこで、大事なのは応募が来てからできるだけすぐにメッセージを送ることです。理想は「8時間以内」、遅くとも「24時間以内」には送りましょう。1日を過ぎてしまうと、返信率が大幅に下がる可能性が高いです。

応募が来たらできればその日中までに返信することを心がけると良いでしょう。

メッセージの送信者

あまり意識されていない場合も多いですが、フリーランスへのメッセージを送る際の社員アカウントに気をつけることも非常に重要です。

社員アカウントからフリーランスに対してメッセージを送ります。アイコン画像が設定されているか否かによってフリーランスに与える印象は異なります。アイコンなしは冷たい印象を与え、フリーランスがメッセージのやりとりをする際もどこか不安な気持ちになってしまいます。

一方、アイコンがあれば自分がやりとりをしている相手がどのような人物なのかある程度把握できるため、フリーランスに親しみやすさと安心感が与えられます。

文章の長さ

フリーランスに送るメッセージは情報量が多く、内容が充実していれば良いとは限りません。スクロールしてもなかなか読み終わらない長いメッセージを送っていませんか。

Workshipに登録しているのは、フリーランスやパラレルワーク、副業の方です。多くの場合、隙間時間に案件を探している可能性が高いです。

そのため、メッセージでは面談日時等の情報を、短く簡潔に提示した方がフリーランスも返信しやすいでしょう。

想いや情熱があるがゆえに文面が長くなるかもしれませんが「初めまして」の段階だからこそ、相手をわずらわせないよう、長文は避けた方が良い場合もあります。

「とりあえず返信しよう!」「サクッと返信できるな」と思われる分量にして、返信へのハードルを下げることも大切です。

提示のタイミング

最初のメッセージから、いきなり面談、選考の案内をしていませんか?

フリーランスは最初は面談、選考ではなくとりあえず話を聞いてみたい意向である可能性は十分に考えられます。まずはフリーランスが何を求めているのか理解し、お互いがカジュアルに話せる「面談」に誘いましょう!

面談の前段階の選考のフローとして、まずは書類選考を設けている企業もあるかと思います。その際は、最初のメッセージでいきなり書類選考の内容や提出方法などについて送るのではなく、「面談を希望しているか」「書類選考のご案内を送っても良いか」など、可能な限り丁寧にやりとりを進めると良いでしょう。

今回はフリーランスとのメッセージのやりとり方法についてお伝えしました。フリーランスに実際に会って選考を受けたい!と思ってもらえるようなメッセージを心がけましょう。