フリーランスの目に留まるカバー画像の作り方

フリーランスの目に止まるカバー画像の作成について説明いたします。

まずはこちらをご覧ください。フリーランスアカウントで閲覧した際のWorkshipの画面になります(PC画面)。

ひとつの募集の面積のうち、画像が全体の50%ほどを占めています。

人間が多くの情報を視覚からインプットしているとよく言われていますが、実際に募集の印象を伝えたり、企業を認知してもらうのに有効なので、注意を払うようにしましょう。

以下、フリーランスを惹きつけるカバー画像を作成する方法についてお伝えします。

1.画像作成時のポイント
ポイントa:企業のイメージや方針から考えて画像を作成する
ポイントb:表示時に見切れないよう、構図を考える

2.  Workshipが推奨する画像サイズに調整する

1.画像作成時のポイント

ポイントa:企業のイメージや方針から考えて画像を作成する

■ 企業を印象づける

募集の掲載回数は企業によって様々かと思いますが、複数の募集を掲載される場合には、カバー画像に統一感をだすことが有効かもしれません。
その際にはデザインに統一性を、持たせるようにしましょう。

最近は『Unsplash』のように美しく、無料かつ商用利用可能な写真素材もあります。こちらを使用しても問題はありませんが、実際のところ企業や募集内容のイメージはあまり伝わらないでしょう。誰でも使用可能ですし、被ってしまう可能性もあります。

外部の素材を活用したからといって「エントリー」がこないというわけではありませんが、可能な限り自社の素材を使用しましょう。

ポイントb:表示時に見切れないよう、構図を考える

表示される画像の大きさを理解した上で、写真撮影、デザインを行いましょう。

情報として必要な被写体やアイコンなどの見切れ方によっては、意図通りに募集のイメージを伝えられない可能性があります。なお、写真の場合についてですが、一般的に人間は下記の条件を満たす写真を好むと言われています。

・明るめ
・コントラスト強め
・色は鮮やかめ

人によって惹かれる写真のあり方は違いますし、企業のイメージや方針に沿ったものであるべきですが、このいった情報を参考にしつつ、改善を続けていきましょう。

2. Workshipが推奨する画像サイズに調整する

なお、推奨サイズについてですが、横1520px、縦630px、ファイルサイズは上限2MBになります。2MBをこえると、アップロードができませんので、ご注意ください。

1.画像ファイルをプレビューで開く
2.プレビュー画面で画像サイズの設定を開く
3.任意のサイズに変更する

以下、画像サイズを小さくする方法を紹介します。

STEP1.画像ファイルをプレビューで開く

もっとも簡単な方法としては、Macのプレビュー機能がございます。プレビューとはMacに初めから搭載されている機能で、画像ファイルを右クリック(Macでは副クリックして開く)。あるいはダブルクリックすると開きます。

画像を小さくするには、まずは画像をプレビューで開きましょう。

STEP2.プレビュー画面で画像サイズの設定を開く

画像が開いたら、下記の手順で、進めてください。

STEP3.任意のサイズに変更する

②を行うと、画面上部からサイズの調整画面が表示されます。

写真を撮影する場合

■ フォトグラファーに依頼する場合
プロに任せることができれば、費用はかかるものの、リソースを確保してクオリティの高い写真を撮影してもらうことができます。

依頼する際には要件を伝えるようにしましょう。その際には、サンプルの画像があればもっとも伝わりやすいです。撮影当日は、一人ディレクション役をつけるとおおよそ要望通りの写真素材を得ることができるでしょう。

■ 自社で撮影する場合
写真を得意とする、あるいはカメラを扱える人材が社内にいる場合には、撮影を依頼すると良いでしょう。そのような人材がいない場合にも、次に紹介する撮影方法を知って撮影すると、一般的に見て、きれいな写真を撮影することができます。

三分割法を活用して、写真の質を上げる

ファインダーから覗く時、あるいはスマホの画面で見る時、画面を三分割にして交点に被写体を配置する構図の決め方です。有名なので、気になる方は「三分割法」あるいは「三分割構図」で検索してみましょう。

この方法を使うことで、下記のような効果が得られると考えられます。

・安定した(見ていて落ち着きがある)写真になる
・写真に動きをつけやすくなる
・奥行きが出る

おおよそでも構わないので、一度、画面を三分割と考えて撮影してみてください。スマホの場合は画面に三分割のグリッド線を表示させられる場合があるので、設定を確認しましょう。

あるいは、下記のように撮影します。

中央に被写体を配置する、いわゆる日の丸構図も決して悪いわけではないですが、少しずらした方が安定感がありつつ、比較的変化のある写真になります。

写真未経験の方にとっては、すぐに写真が上達する方法ですので、ぜひ一度試してみてください。撮影が終わったら、可能であれば、レタッチするようにしましょう。レタッチ次第で、写真のクオリティは大きく向上します。

以上です。